意固地になるって人は周囲にいませんか?

人はそれぞれいろいろなこだわりや生き方の軸がある人がたくさんいます。

意固地はいい面もあれば、悪い面もあります。

 

でもどちらかというと悪いことの方が多いような印象を受けます。

今回は意固地な人の特徴や心理、また治し方や対処方法について伝えていきます。

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意固地の読み方は?

 

意固地はなんと読むのでしょうか。

「かたいじ」、「えこじ」、「いきじ」なんて読むかと思われたでしょうか。

正解は、「いこじ」です。そんなに難しくなかったでしょうかね。

 

意固地とはどういう意味?

 

では、意固地とはどういう意味でしょうか。

かたくなに意地を張ること。また、そのさま。片意地。えこじ。(引用:goo辞書)

となっています。

 

意固地と頑固との違いはコレ

 

意固地と頑固は意味が似てそうですね。どんな違いがあるのでしょうか。

 

頑固とは、自分の意思を決して曲げない人がいたとすると、誰が見ても明らかに間違っていたとしてそれを貫こうとする場合、それは頑固だと言えます。

自分の過ちを絶対に認めない、そういった姿勢です。

 

意固地とは、人の意見を受け入れずに周りを困らせる、気を使わせるような人のことを言います。

人から助言をもらっているのにそれを黙殺したり、反発したりします。

こうやって人の好意を台無しにするのですが、自分の成長の機会を失うだけでなく、周囲の信頼も失い、そしてどんどんと孤立してしまいます。

 

両者に共通することは意思を通す力が強すぎるということです。

逆に頭が固くて、変なこだわりがあるので譲歩することができません。

理にかなった方法があって明らかにそちらの方が正しいときは相手の意見を受け入れる柔軟性が大事でしょう。

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意固地になる人の8つの心理

 

意固地になる人の心理をいくつか紹介していきます。

 

人の意見を取り入れたら、自分らしさがなくなってしまう

恐怖概念があります。

これは他人の意見を拒否する行動の源になっていますが、それは同時に自分自身の成長する機会も奪います。

他人の意見に耳を傾けられる人は軸がないかというとそんなわけではなくて、自分の知らないことや不得意なことは他人を尊敬し、謙虚に学ぶ姿勢があります。

 

このマインドがあるために変なプライドは持っていません。

意固地な人は自分に対して変なプライドがあると言えます。

それもどうでもいい小さいプライドです。

 

他人の不幸がとにかく楽しい

かなり性格が悪いですが、自分では手を下すのは仕返しが怖いので行いません。

そのかわり他人が不幸になったときは見て喜びます。

どうすれば人が困ったり、嫌がったりすることを常日頃探しています。

表面上は心配している様子ですが、内心全く逆のことを考えています。

 

正しくないと分かっていてもやってしまう

頭ではこれは他人が傷つくのを知っています。

ですがついついそれをしたくなってしまいます。

意地悪することで相手が慌てたり、困ったりすることを楽しめます。

 

何もないと自分でターゲットを探したり、自分でネタを仕込んだりと探し回ります。

こういう行動は周囲にいる人は薄々気づいているので人がだんだんと離れるようになります。

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自己中心的に考える

自分さえよければいいという考えで、他人のためにどうこうしようという考えはありません。

一見優しいふるまいを見せて誠実さを装っていますが、実は心の中ではどうやって意地悪をしようかを企んでいます。

何かいい出来事があっても、自分のために使おうとして他人を蹴落とすようなことをします。

 

心を開けない

心を開くことが苦手です。

他人に対して心を閉ざしているので、素直になれずに本当の心からの付き合いもできません。

 

あまり自分のことが好きでなくて、自信がないので自尊心も低いです。

よって自分を出すことが恥ずかしいことだと思っています。

ネガティブ思考とも言えます。

 

 

負けず嫌い

他人には負けたくないという気持ちが強くあります。

ですが、素直さが足りずに周囲の人と協力したり、意見交換したり、アドバイスを受けたりすることができません。

 

とにかくプライドが邪魔をして意見をされると否定された、上から言われたと思ってしまって相手の意見を聞けません。

むしろ気分が悪くなります。

手伝ってもらうことは自分の力量不足だと思ってしまい、そこに負けず嫌いが発動してなんでも一人でやろうとします。

 

他力を使うことは全く恥ずかしいことではなく、むしろそうやって人は支え合って刺激しあってお互い成長できます。

そういった考えが少し足りないのです。

 

謝ることができない

自分の非を認めることができません。

自分が間違っていたとしてもなかなか謝罪することができません。

こういう人は周囲から「なんで謝らないのだろう?」とマイナスイメージが積もっていきます。

 

間違いを認めることができない、そして謝らなくても時間が解決してくれると思っている人もいます。

解決にはいつまでも至らないでしょう。

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自分は間違っていないと思っている

自分になぜか絶対的な自信を持っています。

周囲が「違うよ」とか、「間違っていない?」と注意しても自分が常に正しいと思いこんでいます。

客観的な判断ができずに独自の判断でのみ物事を捉えます。

 

承認欲求が強すぎて相手が折れないと状況に進展が全くないまま、相手が根負けして関係がぎくしゃくすることが多くなります。

 

わがまま

自分の思った通りにいかないと気が済みません。

単純に「こうしたい」や、「こうでなくてはダメだ」という思いが強すぎます。

 

小さいころから周囲が自分の言うことを聞いてくれたのかもしれませんが、時には自分が折れることも大事です。

それを力づくや強制的に自分の欲求を満たそうとしては衝突も多いでしょう。

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あなたの周りにいる意固地な人にはこう対処しよう

 

意固地な人に対する対処方法をいくつか紹介します。

 

プライドを傷つけない

意固地な人は自分の中に変なプライドを持っています。

そんな小さなプライドは捨ててしまえばいい!って思うかもしれませんが、それができないので意固地なのです。

そこを認めてあげると相手の承認欲求が満たされます。

こちらの意見にも耳を傾けてくれる可能性が高まるでしょう。

 

感情をニュートラルにする

全てを真に受けない方がいいです。

意固地な人に真正面から向き合っても感情エネルギーをたくさん使うだけでとても生産的ではありません。

何を言われてもフラットで捉えていき、ある程度の距離感を保ちます。

 

相手が何か面白いことを言った場合には、笑ってあげるような感覚です。

分かりやすく言うとそこまで気にしないというスタンスがいいでしょう。

 

知恵比べ

接し方は知恵比べに似ています。

相手の自尊心を傷つけないように、それを理路整然と説明する。

ぶれない考え方と論理的に説明することで相手は納得せざるを得ない。

これは結構効果的です。

 

大事なのはそれでも相手に配慮して、決して否定しないことです。

否定せず、ポテンシャルを肯定するような、「その考え方は素晴らしい」とう気持ちを示すことで相手の変な拘った考え方には有効でしょう。

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意固地な性格の治し方5選

 

自分の行動や発言を定期的にチェックする

自分が今している行動や発言を10分おきにチェックしたり、物事がひと段落したら振り返ってみるといいでしょう。

そのときの場の空気や相手の反応を常に観察しておきます。

 

自分の弱みを相談する

自分だけでは気づかないことも多いのでひとりでもいいので相談してみましょう。

「実はこういう悩みがあって、自分の性格がみんなにどう映っているのかが気になっている。忌憚ない意見が欲しい、自分を変えたい。」のようなことを言って他力を使ってみましょう。

自分の弱い部分に向き合っているところが相談相手にはとても魅力的に感じられます。

 

それは勇気ある行動だと評価されます。

人は見たくないものには蓋をしたがります。

そういった自分の弱い部分と向き合う姿は意固地な人からの脱却に大きく作用するでしょう。

 

心理学を学ぶ

人間心理に聡くなることは非常に有効です。

相手の気持ちを察することができれば非常に人間関係はうまくいきやすくなります。

 

なぜ相手が怒るのか、どうしたら喜んでもらえるのか、そういったことが少しでも分かれば自分の気持ちの変化にも冷静に対処できるようになりますし、相手の行動や発言の意図が読み取りやすくなり納得がいくことが増えていきます。

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他人の意見をフラットに聞く

自我が強すぎると他人の意見を聞けません。

それはとてももったいないことです。

 

他人の意見というのはその人が生きてきた経験、知恵、それらを組み合わせた重要な情報になっています。

それを取り入れるのは非常に効果的で効率がいいことが多くあります。

今までうまくいっていない自分だけの意見に凝り固まっているのは視野が狭く、なにかを成し遂げる時には非常に苦労することが多いでしょう。

 

そもそも人というのはひとりで生きていけないものです。

他人がいるから自分が存在する(最低でも親がいるから自分が存在する)という絶対的なことがあります。

他人のことに興味を持ち、ダイバーシティであることを認識して他人の意見に耳を傾けましょう。

 

 

ビジネスをしてみる

自営業者であれば必然的に、会社員でも副業をしてみるといいでしょう。

理由は、お客様のことを考えるようになるからです。

商売をするということはお客様の属性の理解が不可欠になります。

 

つまり相手のことを考えて商品を販売したり、企画・立案したりと思考錯誤します。

そしてビジネスをするということは人が必要と分かります。

集客しないといけません。

ビジネスが成り立つということは誰かが自分にお金を払ってくれるということです。

 

必ず人に感謝されるようなことを提供することになります。

そうやって人のことを考えることで意固地なことがいかに無意味であると学べます

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