よく一緒に出かけるし、男女の関係もある、それなのに気がついたら「あれ、自分は彼氏じゃなかったの!?」と自分が都合良く使われていただけという経験はありませんか。

それは文字通り「都合のいい男」として扱われているのかもしれません。

 

この記事では都合のいい男から脱却する方法について解説します。

どうして女性は都合のいい男をつくるのか、その心理を知っておくと自分がどのように対応すればいいのか見えてきます。ぜひ参考にして下さい。

Sponsored Link

都合のいい男とは?

 

そもそも都合のいい男とはどんな男性を指すのでしょうか。

その定義についてみていきましょう。

都合のいい男とは、次の条件を満たしている人を指します。

 

・いつでも呼ぶと必ず来る男

・頼めばどこでも車で迎えや見送りをしてくれる男

・食事はいつもおごりにしてくれる男

・欲しいものを買うときもおごってくれる男

 

・重い荷物を持ったり力仕事は何でも引き受けてくれる男

・いつでも愚痴を聞いてくれる男

・気が向いたときにだけsexの相手をしてくれる男

 

つまりいつでもどこでも、女性のわがままやお願い事を最優先で叶えてくれる男性のことを「都合のいい男」といいます

 

そして都合のいい男に男性としての魅力を感じていないことがほとんどです。

そのためどんなにわがままを叶えてもらっても、相手に異性に対しての魅力を感じたりすることはありません。

「こんなに尽くしているんだから、自分の事を好きになってくれるだろう」と考えて尽くし続けても、本命彼氏になる望みは薄いと言えます。

Sponsored Link

都合のいい男と男友達では3つの扱いが違った

 

「都合のいい男ではない、彼女にとっては自分は男友達だ」と思っている人もいるかもしれません。

都合のいい男と、対等な立場にある男友達では明確に扱いが違います。

次のような違いがありますので、チェックしてみましょう。

 

気楽につきあえる

本命の男性や男友達を相手にする場合、女性は少しでも自分をよく見せようとします。

しかし都合のいい男に対しては自分を取り繕うことはありません。

非常に気楽です。

 

男女関係になることもありますが、相手のことが好きというよりは「飽きたら関係をもたなくなればいいいや」という非常に軽い理由や遊び関係で男女の仲になることが多いので、他に本命の男性ができると中が一方的に解消されることも珍しくありません

 

相手を簡単に自分から切れると考えているわけです。

あまり公平な立場に立っているとは言い難いのが「都合のいい男」です。

 

優先順位が違う

男友達や想いを寄せる相手に対して、女性は相手の都合や仕事の状況などに考慮します。

しかし都合のいい男に自分の予定を合わせることはありません。

遊びたいときや食事の内容などは自分の好みや趣味が最優先になります。

 

そのためたとえ都合のいい男と約束があったとしても、男友達や本命との約束ができると平気でドタキャンします

あるいは男友達や本命と出かける用事がいつ入ってもいいように、都合のいい男との約束はいつも「当日行けたら行く」「その日になって行くかどうか考える」など非常にあいまいです。

 

give&takeな関係

精神的に辛いとき、寂しいときなど自分が弱くなっているときでも、本当に好きな相手や男友達には自分の弱った姿を見せないようにする女性もいます。

愚痴があっても、相手が仕事で忙しかったり自分がネガティブな感情を持っていることを相手に悟られたくない、相手を疲れさせたくないという遠慮があるからです。

 

そのため都合の良い相手だとストレス発散相手としても都合が良いため、際限なく愚痴を撒き散らすことができます。

 

都合のいい男は好きな人ではないので、女性にとっては「会ってあげるだけで向こうは得をしているんだから、私だって何か得がないと会う意味がない」とgive&takeな関係を求めることになります。

本命や男友達が相手であれば、好意があるので見返りがなくてもなにかしてあげようという気持ちになりますが、都合のいい男相手だとそこまで献身的にはなりません。

Sponsored Link

都合のいい男が欲しい一番の理由は手軽な恋愛気分

 

そもそもなぜ女性は都合のいい男を欲しがるのでしょうか。

その理由や心理について解説します。

 

寂しい気持ちを満たしたい

女性が都合のいい男が欲しい一番の理由は「寂しさを埋めるため」です。

 

常に誰かと一緒にいたり、恋愛をしている最中のようなやりとりや肌のふれあいを求めている女性はいます。

しかし意中の人がいてもなかなか相手に振り向いてもらえなかったり、彼氏がいてもわがままをあまり言えない状況下にいると、寂しさを感じてしまいます。

 

また恋愛体質な女性でも、時には彼氏が途切れてしまうことだってあります。

その寂しさを埋める相手として「なんちゃって彼氏」である都合のいい男と疑似恋愛を行うわけです。

 

またいつでも寂しい気持ちを満たせるように「関係をキープしておこう」となります。

あくまでキープなので、本命の彼氏ができるとあっさりフラれます。

 

 

ちやほやされたい

女性の心の中には「お姫さまのように扱って欲しい」という願望があります。

都合のいい男はそんなお姫さま願望を気軽に叶えてくれる存在でもあります。

付き合って悪い気はしないので、とりあえず関係を続けているといってもいいでしょう。

 

「彼氏に褒められた方が気分は良いのではないか」と考える人もいるかもしれません。

しかし本命の彼氏が相手だと、遠慮したり相手に嫌われたくない一心で女性はなかなかワガママをぶつけることができなかったりします

その点、都合のいい男はいつ関係を切っても自分にさほどダメージはないので思う存分ワガママを言うことができるのです。

 

予定を埋めるのに便利

急なアクシデントで友人や彼氏との予定がドタキャンになったとき、都合のいい男がいれば空白になった予定を埋めることができます

予定が空いたりヒマをもてあましたときの対応策として、いつもで呼び出せる男性がいると非常に便利だという理由から都合のいい男を欲しがる場合もあります。

 

トラブルが発生したとき頼りになる

自分一人の力ではなかなか解決できない問題が起きたとき、すぐに駆けつけて問題を解決してくれる存在はとても便利です。

女性の場合、車や機械のトラブルや高いところの作業や重いものを動かしたりする力仕事など自分一人では解決できない問題があります。

 

しかし毎回彼氏の力を借りるとなると、遠慮や心苦しさがあります。

その点都合のいい男は自分の都合で相手を呼び出しても心苦しさがないので便利なのです。

 

体の相性が良い

別に相手に異性としての好意はなくても男女の関係を続ける場合があります。

その理由はズバリ「体の相性が良いから」です。

本命の彼氏では満たせない肉体的な欲求を満たすのに非常に都合の良い相手の場合「キープしよう」と考えるのです。

Sponsored Link

なぜか復縁しちゃう都合のいい男の5つの特徴

 

「いいように相手に利用されているだけ」と女性との縁を切ったにもかかわらず、なぜか復縁してしまう都合のいい男がいます。

それはなぜでしょうか。

特徴について見ていきましょう。

 

自分に自信がない

自分に自信がないと、相手の要望を叶えることでしか自分の価値を認識できなくなってしまいます。

そのため相手のお願い事の中身をよく考えずに叶えてしまい、「相手にとって都合のいい男」になってしまいます。

 

さらに「相手の要求に応えられる自分」に満足してしまい、自分がただの都合のいい男になってしまっていることに気がつかないのも厄介なポイントの1つです。

 

女性に慣れていない

人生であまり女性と交際したり交流する機会が少ない男性の場合、女性の行動や心理がよく分からずにきがついたら「都合のいい男」になってしまうというケースがあります。

 

女性心理がよく分からずに、相手に好きになってもらうための手段として、相手の要求を何でも飲んでしまい、いつのまにか「都合のいい男」として相手に認識されてしまうパターンです。

姉妹がいなかったり男子校に通っていた、女性と恋愛経験がないまま成長してしまったという人に多く見られる状態です。

 

女性と話すだけで緊張する、という恋愛経験が少ない男性は女性の心の機微が分からず言いなりになってしまうことが多くなってしまうからです。

たとえ女性の言いなりになっても好意を得られることはないということを理解していないと陥りがちな罠です。

 

自分を卑下している

謙遜は美徳のひとつですが、やりすぎると卑下となり他人につけいる隙をつくってしまいます。

自分を過小評価しすぎてしまうと普段の行動に卑屈さがにじみでてしまうのです。

人を好きになるとき、卑屈すぎる人間に魅力を感じるという人はあまりいませんよね。

 

卑屈すぎる男性は魅力に欠け、相手からも舐められやすいため都合のいい人間として扱われることが多くなるのです。

 

嫌われるのが怖い

女性に限らず、自分以外の誰かに嫌われるのが怖いという気持ちが強いと、相手の要求を断ることができなくなります。

男女関係でも人に嫌われる恐怖を克服できないでいるといつのまにか都合のいい男になってしまいます。

 

また誰にでも嫌われないようにふるまうということは、自分の気持ちを押し殺して他人にあわせるということです。

自己主張がなく自分の意見を口にしない生き方は自分が苦しいだけではなく、周囲の人間の目から見ても魅力に欠けているといえます。

 

感情に流される

「困っているの助けて」と言われると、理性では助けるべきではないと分かっているのに感情面で「助けないとかわいそうだ」と流されてしまい、結局相手にとって都合のいい男になってしまうことがあります。

 

また女性は感情を、男性は理性を重んじる傾向があると一般的にはいわれています。

そのため女性は男性に対して理知的にふるまうこと、つまり自分とは異なる価値観や行動をとる点に惹かれるのです。

 

しかし男性が感情的に振る舞うと、自分と同じ行動に感じ男性としての魅力を感じなくなってしまうのです。

Sponsored Link

都合のいい男でいるのが疲れたら5つの方法で脱却

 

相手の都合に合わせているのに好意を寄せられないどころか、便利な道具扱いされるのは疲れますよね。

都合のいい男はなろうと思ってなるのではなく、気がついたらなってしまっているという状態がほとんどです。

「脱却する方法がよく分からない」という人は、次の方法を参考にして下さい。

 

自分に自信をもつ

主張や意思などが周囲の影響を受けて揺らぐ人のことを「軸がぶれている」「芯が通っていない」といいますが、軸がぶれている人は都合のいい男になりがちです。

まずは自分の自信をもち、「これだけは譲れない」という信念をもちましょう

 

行動するときにその信念をベースに物事を判断するようになると、相手の都合だけに振り回されることはなくなります。

相手の判断に頼るのではなく、自分の中の価値観にあわせて行動すると自分の心も納得させることができるので何を選んでも満足度が高くなります。

 

女性心理を研究する

女性慣れしていない人、恋愛経験が少ないという人は女性の心理について研究しておくことがおすすめです。

 

心理学の本を読むのもいいですが、いつも自分を振り回す女性以外の女友達に、「この行動はどんな意味があるのかな?」と聞いてみるのも効果的です。

同じ女性だからこそよく分かることもありますし、他人の目から見て自分の行動はどのように映っているのか客観的に判断してもらうこともできます。

 

とりあえず落ち着く

「困っているの」「あなただけが頼りなの」と女性に泣きつかれて感情的に流されてしまうというひとは、一呼吸おいてから相手の対応をすると落ち着くので相手の都合に振り回されずにすみます。

落ち着くためには深く深呼吸して、体から力を抜きリラックス状態にもっていくのが一番です。

 

本当に相手が困っているのであれば手助けしても構わないかも知れませんが、実は相手も自分で解決出来る事だったり、そもそも自分でなくてはならない理由が特にない場合は断ってもいいでしょう。

もしかしたら相手もあなたを頼るのがクセになっているだけかも知れません。

 

「頼られるのが嬉しい」という人もいるかもしれませんが、いつでも相手の願いを叶えてあげると「やってもらうのが当たり前」となってしまい感謝の気持ちが薄れてしまいます。

お互いのためにも簡単に願い事を叶えるのはやめたほうがいいでしょう。

 

 

いい人をやめる

無理をしていい人を演じるのはやめて、自分の気持ちに素直になることも大切です。

「誰にでも好かれたい」という願いを叶えるのは難しいことです。

 

本当に好きになって欲しい人だけに好かれる努力をしましょう。

 

誰にでも好かれたくて自分の本音を抑え込むと、生きづらいだけではなく自分自身の人間としての価値も下げてしまいます。

いい人でいることはやめて、自分の軸をしっかりもった方が自分のためになり人間的な魅力も増します。

 

小物事の本質を見極める

都合のいい男から脱却するためには、相手の要求に振り回されないようにすることが一番です。

どうすれば相手の要求に振り回されないで済むようになるかというと、重要なのは物事の本質を見極める力を手に入れることです。

相手の都合にただ振り回されるだけの人間は、裏を返せば「面白みのない人間」です。

 

都合いい男にならない!本命彼氏を目指そう

 

都合のいい男ではなく、「あなたが好き」と相手に思わせるためにはどんなポイントがあるのでしょうか。

本命彼氏を目指すのであれば知っておきたいポイントについて解説します。

参考にどうぞ。

 

信念に基づいた行動をとる

女性は優しい男性が好きですが、たとえば第一印象が「優しそうな人」で実際にいつでも優しい人は、「いい人だけど彼氏にはちょっと」と評価されることが多いです。

 

必要な場面ではしっかり拒否する

相手の要求を何でも叶えてしまうと、自然と対等な関係ではなく上下関係が生まれてしまいます。

 

何でも気軽に奢らない

「デートにかかる費用は男性が支払って当然」と考える人もいるかも知れませんが、お互いが対等でいたいのであれば、一方がお金を支払ってばかりいくとうまくいかなくなる恐れが大きいです。

女性も男性がいつもおねだりするままに高価な物を買い与えてしまうと勘違いします。

ある程度は購入金額に上限を設け、それ以上はお金を出さないようにすることが必要です。

 

結婚を前提としたお付き合いであるならば、なおのこと金銭的な感覚があうかあわないかは重要な問題になります。

「ATMとして優秀だから付き合っている」といわれないようにするためにも自分と相手の年齢にかかわらずお金関係にはシビアになった方がいいでしょう。

 

 

ときには相手を頼る

金銭的な問題で対等でいるだけではなく、困ったときも「お互い様」の精神があると関係が長続きします。

「男が女を頼るなんて」と思うかも知れませんが、女性も男性と同じように、困ったときに相手に頼られると嬉しく思い相手のためになにかしてあげたいと思うものです。

 

さらに相手を頼ってもいいよう、普段からお互いの人間関係を構築しておくことも重要です。

 

都合のいい男度診断でセルフチェック

 

人を好きになると、ついついその人だけを見つめてしまい周囲の状況や自分の行動を客観的に見ることができなくなります。

もしかしたら自分では気がつかない、あるいは気付こうとしないだけでいつの間にか都合のいい男になってしまっているかもしれません。

 

都合のいい男のセルフチェック表をご紹介しますので、自己診断に役立てて下さい。

 

質問 はい いいえ
1 彼女からのLINEに返信はスタンプだけのことが多い
2 会う約束をしようとするといつも返事があやふやではっきりしない
3 当日になってから「今から会えないかな」と誘われることが多い
4 告白もなく男女の関係になった
5 彼女の方から食事や遊びに誘いを受けたことがない
6

 

「あなたのことは好きだけど」「いい人だけど」と女性の態度がハッキリしない  

 

 

 

7 相手が金欠の時に食事の誘いがある
8 無質問で自分についてあれこれ聞かれたことはない
9 告白したものの、返事が不明瞭で好きか嫌いか断定されない
10 服飾品などを奢ることが多い
11 相手の都合に合わせて会うことが多い
12 よく車で送り迎えをする

 

当てはまる項目が2個以上あった人は都合のいい男になってしまっている可能性が高いです。

 

実はもう疲れてしまっていませんか?

自分と相手の関係を見つめなおし、もっと自分に素直になった方が自分の人生を楽しむことができますよ。