最近の若者はテレビを観ないさらにはテレビを持っていないと言いますが、実際にテレビを観ない若者と観る人との特徴・弊害・メリット、デメリットなどを少し掘り下げてお伝えしたいと思います。
果たしてテレビを観ないことで観る人と何が違うのか理解していただければ価値観の違いで話が広がりますよ。
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目次
即スイッチオン!生活のすべてをテレビに頼る人の3つの特徴
人の話を聞かない
朝起きてすぐにテレビのリモコンを付け、会社・学校から帰ったら即テレビを付けテレビを観る。
ながら食事やながら電話、防水のテレビをお風呂に持っていき入浴しながらテレビを観る人までいます。
集中して観ている時はなおさら、何かしながら見ている時に話しかけても上の空か五月蠅がられます。
家庭内や友人とどこかへ行った時などテレビのせいで会話が成り立たず減ったりします。
音がないと落ち着かない
慣れから来るものだと思いますが、静けさが落ち着かないという人がたまにいます。
BGMや人の声を聴いていないと落ち着かない、「寂しさ」もあると思うのですが何らかの音を聞いていないとダメという一人暮らしの人に多いのではないでしょうか。
確かに一人暮らしをしていると人恋しくなりますよね。
依存症
長時間テレビを観て(早朝から深夜番組まで)寝るまで自分の意志でテレビを切ることが出来なくなる。
他の事が手につかなくなる、直ぐにやらなければいけない事も出来ず一日が終わる。
など知らない間に依存症になってしまうのです。
自分自身でテレビを観すぎだと気付き強く感じても、テレビを消せないどころか観る時間を減らすことも出来ない。
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テレビの見すぎで起きる4つの弊害
注意欠陥障害
アメリカのワシントン大学の研究でテレビを観る時間が1時間増えると「注意欠陥障害」になる確率が10パーセント増えるという結果が出ています。
この障害はADHDとも呼ばれ、集中力がなく忘れ物や失くし物が多かったり時間管理が苦手だったり、物事を順序立てて行うことが苦手などの障害です。
これは一部の研究結果であります。
認知力の低下
1日に6時間以上テレビを観ていると、ボケてしまう確率が1.5倍になるという。
これはテレビを観ている間、脳は受身になります。
視覚・聴覚は刺激を受けていますが、思考力・認識力・記憶力・会話などの高度で能動的な脳内ネットワークが休みっぱなしとなり、偏った脳の使い方ばかりしているとそれだけ認知症のリスクが高まってしまうという事です。
肥満・死亡リスク
テレビを観ているということは、ほとんどの場合座っています。
何らかの運動をしながらテレビを観ることは稀だと思います。
そのことで運動不足、肥満の原因となる。
また1時間のテレビの視聴で心疾患のリスクが11パーセント増えると言う報告や、1日に6時間テレビを観る人は寿命を5年縮めていると言う報告もあります。
これらは座りっぱなしで身体を動かさない事が起因しています。
画面を見続ける事で視力への影響
テレビはその娯楽性から見ないというのは難しいでしょうが、画面から発せられるブルーライトや発光量などから長時間の視聴は視力の低下、眼精疲労の原因になります。
また就寝前一時間はブルーライトを発する画面「テレビ」「スマホ」「タブレット」等を観ない方が睡眠リズムを乱されないです。
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テレビを見ない若者が急増中!最大の理由はインターネットの普及
ニュース・情報はPC・スマホで
PCやスマホでリアルタイムに知りたいニュースを見られます。
テレビのニュースは見たくない情報が多く、知りたい情報は1時間の内数分それ以外は無駄な時間になります。
その点インターネットでは知りたい情報を直接調べられます。
無駄に時間をかけなくて済みます。
同じ量の情報収集にかかる時間の雲泥の差があります。
帰宅してテレビを付けて番組を途中から観ても内容が分らなかったり、観たい番組の時間は空けないといけないしとテレビ本位の生活になります。
インターネットの普及とテレビ離れは密接な関係があります。
面白い番組がない
確かに最近のテレビは昔のテレビのような無茶が無くなりました。
今のような規制が無かった時代の番組は面白かったです。
今の番組はインターネットのどこかから持ってきた映像を平気で使い番組を構成していたり、それならYouTubeで直接見た方が早いしCMもないのでストレスなく観られます。
何か番組の制作意欲が感じられる番組がみられないです。
同じような「健康」に関係した番組、「路線バスの旅」が当たれば似たような番組を作り。独創的な番組が少ないです。
真似は観ていても面白くないですよ。
地デジ切り替え
2012年3月31日にアナログ放送が停波され、それを機にテレビを買い替えない人もいたようです。
高価なテレビをそんなには買い替えられないです。
地デジ切り替えがテレビを持っていない人を増加させた原因でもあります。
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テレビを見ない人の3つの特徴と性格
忙しい・時間がない
そもそも仕事が多忙でテレビなんか観ている時間がない。
早朝出社し深夜まで残業、下手をすれば自宅にまで仕事を持ち帰りテレビの入り込む余地がない。
帰宅してからスキルアップのための勉強をしていて観られないなど時間的余裕がない。
退社後にジムに通ったりランニングしているとか能動的に何かしている。
情報収集はネット
観たい番組や好きな有名人、タレントが出演している番組があってもネット配信で好きな時、時間に余裕のある時に観られる。
ニュース、情報も見たい時にピンポイントで知りたい事を調べられるので困らない。
わざわざこの時間はこの番組と決められ、その時間に合わせて生活リズムを変えなくてもいいので時間を自分で管理できるのは大事な事です。
趣味・娯楽がある
何かのめり込んでいる趣味があり、例えばゴルフや釣りに行っていてテレビなんか観ませんよね。
演劇やコンサートなどに出かけていてもしかり。
自宅で何かを集中して制作している時、読書している時にテレビは騒音でしかないです。
趣味を多く持っている方はあまりテレビを観ているとは聞きません。
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過度のテレビ見ないアピールは幸せ自慢と取られるので要注意
上から目線
会話している中で空気も読まずに、このフレーズ「自分はテレビなんか観ないよ」何か高飛車に感じるらしいです。
自分は君たちみたいに俗世に溺れたりしないしもっと高尚な的な…イラつきますよね。
「そりゃあ貴方はリア充でしょう。」と言い返したくなるらしいです。
でもなぜかドラマの出演者に詳しかったり、ちょっと嘘臭くも感じます。
あんまり言っていると嫌われる原因にもなりそうですね。
テレビを見ない生活に切り替えて意外な効果4選
家族や友人との会話が増える。
自宅で家族と食事中に会話をしながら食べる機会が増えたり、リビングで談笑したり家族との繋がりが強くなったと感じる方が多いです。
例えば親子で今まではテレビの話題で話をしていたのを観なくなったことで自然と自分に関係のある話題が増えお互いの事が良く理解でき親子関係がスムーズになった。
友人との間でもテレビを観ないと自然と会話は増え関係が向上します。
使える時間が増えた。
夕食後の時間を又は休日の時間を趣味の絵画や手芸、何かのスポーツやスキルアップに英会話のレッスンなどに使える様になります。
毎日何をするでもなく、退屈しのぎにだらだらと観ていたテレビの時間が無駄な時間だと実感できます。
反対に趣味やスキルアップに割く時間が足りないと感じることもあり、毎日に充実感を感じる事でしょう。
部屋の模様替えの幅が増えた。
今までテレビが鎮座していた場所は、配線の取り回しのしやすい場所にあったか観やすい場所に有ったと思います。
一般家庭ならそこそこ大きなサイズのテレビが有り、一人暮らしでも大きなサイズのテレビを所有している方はいます。
テレビが不必要になり押し入れに片づけるなり捨てるなりすれば、かなり広めのスペースが出来るので模様替えのレパートリーも増えます。
動くことで痩せられる。
テレビを観ていると座ったままあまり動かない束縛性があります。
その束縛を断ち切り観ないことで、身体を使う頻度も上がり身体を動かせば自然とテレビを観ているだけの人より動くので痩せるでしょう。
何か運動を始めるかも、時間はあるのですから。
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テレビを見ないことで感じる3つのデメリット
緊急速報が見られない。
台風や地震などの緊急時はテレビを観ていればリアルタイムに災害情報が受け取れますが、観ていないとスマホの緊急地震速報位しか受けられません。
なので各自で台風や豪雨の際は情報を収集するしかないです。
テレビだと状況もリアルタイムな映像が観られます。
ニュースの情報量自体はテレビもインターネットも変わらないが即時性という場面ではまだテレビの方が優れているのでしょう。
話のきっかけが少なくなる。
会社や学校で会話の流れで昨晩のテレビドラマやバラエティー番組の話題が出た時には、会話が弾まなくなったりします。
まだ会社や学校の友人ならそれ以外にも共通の話題があるでしょうが、初対面の他人と会話をするときに多少きっかけ作りに困ります。
話題のネタ元がニュースやスポーツならば「Yahoo」や「Google」で読んで会話のきっかけに出来るのですが、芸能人についても知らない人が増えて困りますね。
世間に疎くなる。
どうしてもインターネット頼りになってくるので流行、トレンドには遅れが出てきます。
すべての人がトレンドに敏感であるとは思いませんし、追いかけているとは思いませんが。能動的に情報収集を心がけていれば別ですが、そうでない受動的だと入ってくる情報量は減少してしまいます。
自分自身を持っていて自分好みのファッションやメイク方法があれば本人はそんなに気にはならないでしょう。
個性を出すのか多数に紛れるのか考え方一つですね。
余談ですが、テレビのあった時と比較して家族内の会話、コミュニケーションは良好になりました。
テレビを観る、観ないはあなたの考え方次第です。
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