「女の武器を使用する」「色仕掛けで成功する」という表現を耳にしたり、ドラマや映画で目にしたことはありませんか。
あまり良くないイメージで使用される「色仕掛け」という言葉ですが具体的にはどのような内容を指すのでしょうか。
この記事では色仕掛けのやり方からテクニックまで解説します。
色仕掛けの方法について知っておくと、気になる男性のハートを掴むのに役立ちます。
またワンランク上のテクニックである和装での色仕掛けについても解説しますので、ぜひ参考にどうぞ。
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目次
色仕掛けとはどういう意味?
色仕掛けの意味を辞書で調べてみると「美しい外見や容色、色情を利用して目的を達成すること」とあります。
色情とは男女間に生まれる性的欲望を指す言葉です。
つまり何らかの目的を遂行するにあたり、自分の外見や容姿を性的に相手に売り込む行為を指します。
たとえば「ハニートラップ」と呼ばれる行為がありますが、これは主に女性スパイが外交官など欲しい秘密を握る相手に近付き情報を得るための諜報活動に色仕掛けを用いることを指します。
実際に日本国内ではもちろん、国外でも親しくなった女性に軍事機密を軍人や文官が渡したとしてニュースになることがありますよね。
他にも「枕営業」という言葉がありますが、これは業務上の金銭などの利益を得るために男女の性欲を利用する売名行為を指します。
また金銭や売名行為を目的とせず、純粋に自分の欲望を満たすことを目的として異性に迫ることも「色仕掛け」と呼びます。
このように肉体の魅力を利用して相手を罠にかけ、何らかの利益を得る行為を「色仕掛け」というのです。
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色仕掛けの類語はコレ
色仕掛けと同じような意味を持つ類語についてご紹介します。
術中にはまる
「術中」(じゅつちゅう)とは、相手が仕掛けた罠の中という意味があります。
つまり「術中にはまる」とは相手の色仕掛けにはまってしまったことを表現する言葉としても使用されるということになります。
猫なで声を出す
猫をなでるとなんとも気持ちよさそうな声で鳴くことがあります。
猫なで声とはそんな「気持ちよいことを知らせる声」や「媚びを含んだ声」を指します。
媚びは相手の気を引くために売る物なので、「猫なで声を出す」というと「相手の気を引こうと優しげな声を出すこと」という意味でも使用されます。
フェロモンをふりまく
本来フェロモンとは動物が一種の反応を引き出すために分泌する成分を指します。
人間に対して「彼女はフェロモンを振りまいている」と表現する場合、色気によって異性を誘っているという意味で使用されることが多いです。
甘い罠
魅力的なエサを用意することで、罠と分かっていてもはまらざるをえない状況を作り出すことを指します。
男女の恋愛感情を用いた罠にも使用されることが多い表現です。
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仕掛けられた陥穽にはまる
陥穽(かんせい)とは本来、動物などを捕らえる落とし穴などの罠を指します。
そのため人を陥れるためのたくらみなどについて「陥穽にはめる」という表現をしたりします。
人を陥れるための策略が色香を利用したものであれば、陥穽も色仕掛けと同じ意味の言葉といえます。
毒饅頭
毒饅頭(どくまんじゅう)とは毒の入っている饅頭を指すのが本来の意味です。
ただし甘くて美味しいはずの饅頭に毒が含まれているということから「とても魅力的な案件だけれども身を害する毒のようなリスクを伴うこと」の比喩表現として使用されることもあります。
主に政治の世界での駆け引きで「毒饅頭を食わされる」と表現されることが多いです。
性欲による罠だと分かっていても色仕掛けにはまってしまった場合に使用できる表現です。
骨抜き
骨抜きとは文字通り魚などの骨を取り除いてしまうことを指します。
また骨は体を支える重要なパーツという意味から、「肝心な部分を取り除かれ無力化された様子」を指します。
さらに恋愛面でも、愛欲に溺れて本来もっていたその人の鋭さや強さが失われることを「骨抜きにされた」と表現することがあります。
色仕掛けによって無力化されてしまった人のことを「骨抜きにされた」と言い換えることができます。
美人局
美人局(つつもたせ)とは犯罪行為の一種です。
あらかじめ夫婦間で取り決めを行った上で、妻が不倫を行ったり男性と2人で会って性的関係に及びそうな所で夫が登場し、「他人の妻に手を出した慰謝料」を脅し取るという詐欺になります。
夫婦以外で行う場合もありますが、女性が未成年の場合は手を出そうとした男性の方が刑事罰を受けるおそれもあり、被害者でありながら泣き寝入りすることが多いです。
女性の色気によって男性を騙すハニートラップの一種であるといえます。
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色仕掛けの基本的な8つのやり方
色仕掛けの基本的なやり方をご紹介します。
相手の目を見てにっこり笑う
色仕掛けの基本はなんといっても「笑顔」です。
ときには「普段は済ました顔だけどそこがいい」という価値観の人もいますが、やはり第一印象をよくし男性に「この女性は私に好意がある」と思ってもらうためには笑顔が一番です。
相手の顔を目をしっかり見つめて笑顔を見せると、それだけで男性は相手の女性に好意的になります。
さらに目が合ったらなにか可愛いセリフやにこやかな表情で「何みてたの?」と思わせぶりなセリフを口にすると一気に相手の心をつかむことができます。
相手の気を引くチラ見せ
男性は全裸を目にするよりは、性的な魅力を引き出すチラ見せの方が想像力がはたらき相手に対して性的な欲求が高まる傾向があります。
たとえば二の腕や首筋、手首、足首など女性らしさが際立つパーツを見せつけるようにするのがポイントです。
また清楚なイメージのある白ブラウスの胸元から胸の谷間がちらりと見えるのも男性の気を惹きつけるのに有効です。
スタイルによく合う服装をする
胸元を見せたりミニスカートでやボディコンでふとももを露わにするのに抵抗感があるという人は、体のラインが浮かび上がって見える体にフィットするデザインの服が色仕掛けに最適です。
たとえ肌が見えていなくても、タイトな服を着ることによって女性らしさを強調することができます。
「ボディコンはちょっと心理的に抵抗感がある」という人は、ニットのワンピースやミニスカートにニーハイソックスなどで体のラインを魅せるという方法もあります。
Tシャツを着ていても、ホットパンツなどを合わせると女性の色気を出すことができます。
計算された足組み
女性が足を組み替える仕草に性的魅力を感じるという男性もいます。
足のラインが一番キレイに見えるように相手に向かって座り、足を組みかえるといいでしょう。
さらにミニスカートやタイトなスカートをはいて足を組むと「見えそうで見えない」チラリズムで相手の視線を奪うことができます。
ただしあまり頻繁にやると下品な印象を与えてしまうこともありますので、「ここぞ」という時や相手を選んで行うのがポイントです。
ボディタッチ
肉体に直接触れられると異性として相手を意識しやすくなります。
手や足を絡めるほどでなくても、たとえば肩や腕に触れるだけでも効果があります。
「恥ずかしくて普段から男性に自分から触れられない」という人ほど、普段とのギャップを利用して相手をドキドキさせることができます。
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胸を強調する
胸の下で腕を組んだり、上着を脱ぐときに身をくねらせることで胸を強調できます。
上着を脱ぐという仕草は、男性にとっては「心を許してくれた」と感じるものなので手軽に効果を発揮することができます。
ただし腕を組む仕草は相手に「偉そう」という印象を与える可能性がありますのでやりすぎは禁物です。
唇に潤いをもたせる
唇は異性に性的なアピールをするのにもってこいのパーツです。
潤いのあるぷっくりとした唇は女性の性的魅力が詰まっているからです。
キスを誘うような唇はグロスを塗ることでつくりだせますが、そもそも唇が乾燥しているとグロスを塗っても潤いがでません。
リップクリームをこまめに塗るなど、普段から唇の保湿ケアに注意しておく必要があります。
また唇に自分の指で触れることも、相手にキスを連想させるのでおすすめです。
密室を利用する
密室に男女で2人きりという状況は、特別な何かをしなくてもドキドキを作り出すことができます。
カラオケや飲食店の個室などの密室でも十分な効果を得ることができます。
肉体的な距離はもちろん、心の距離も詰めることができます。
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男を落とす色仕掛けテクニック7選
色仕掛けの基本について解説しましたが、さらに確実に男性を落とすための色仕掛けテクニックについてくわしくご紹介します。
大胆なボディタッチ
ボディタッチは色仕掛けの基本ですが、さらに一歩進んだボディタッチでより相手にセックスアピールが可能になります。
たとえば「わざと足をあてる」「相手の太ももに触れる」などです。
男性によっては胸よりもお尻よりも足に性的魅力を感じるという人も少なからずいますので、特に足に魅力を感じる人に効果的です。
足を当てる場合、例えば相手との距離を詰めた状態で歩くことで偶然を装って足を触れさせることができます。
テーブルに向かって座っている場合、わざと足を触れさて「当たっちゃった、ごめんね」と声をかければ相手は困惑することはあっても悪い気はしません。
逆に異性としてあなたを意識してドキドキすることでしょう。
また太ももに手を置くのも有効です。
あまりにもしつこく撫で回すと下品ですが、会話をしながら何気ない様子でさらりとふとももに触れるのがおすすめです。
間接キス
同じ飲み物や食べ物を口にすることで「間接キス」することも、男性をドキドキさせるのに有効です。
「これ美味しいから食べてみて」と自分で使った箸やフォークで相手に食べさせてみたり、逆に自分から相手に「一口ちょうだい」と飲み物や食べ物を分けてもらうと間接キスになります。
酔ったふりをしてひっつく
女性の胸に男性の腕や手を触れさせる行為は効果的ではあるものの、唐突にやると相手に不信感を抱かれるリスクがあります。
しかしお酒によっている場合は、「酔っぱらっていたから」という言い訳になります。
男性にはない女性の柔らかいパーツは男性をドキドキさせる効果があります。
胸に手を触れさせたり、上目遣いに身を寄せてみましょう。
普段なかなか男性に甘えることができないというという人は、酔った勢いであまえてみることも有効です。
胸元の開いた服を着る
チラ見せも男性の性的興味をひくのに有効ですが、さらに大胆に迫るのであれば胸元の開いた服装が効果的です。
首筋から鎖骨にかけてのラインと胸の谷間は男性が性的欲求を抱きやすいパーツですので、このラインがキレイに見える服装がおすすめです。
腕を組む
足を絡むのはなかなか難しいですが、腕を組むのであれば難易度は低めです。
一緒に歩いているときに、「ねえ、あっちも見てみましょう」と腕を絡めるようにして引っ張ると自然と腕を組むことができます。
腕を組んで歩くという行為は親密な関係を意味しますので、相手の気をひくことができます。
弱みに付け込む
誰しも弱気になったり精神的・肉体的に弱っているときに優しくされると相手に好意をもつものです。
意中の相手が仕事上の失敗や人間関係や家族の問題で落ち込んでいるときに相手の相談にのったり慰めることで色仕掛けの成功率を上げることができます。
また親身になって相談に付き合うことは、ときに2人だけの秘密を共有することになります。
二人だけの秘密を共有することで、お互いの心の距離をつめることができます。
相手からのボディタッチを避ける
色仕掛けで何らかの利益を得たり、色仕掛けを足がかりに相手と恋愛関係になりたいと考えるのであれば、押すだけではなく「引く」という行為も重要になります。
男性からのボディタッチを簡単に許してしまうと「誰とでも簡単に遊べる人」と自分の女性としての価値を下げてしまいます。
男性にはハンターの気質が備わっているため、相手が逃げようとすると追いかけたい、手に入れたいという欲求が高まるからです。
自分からはボディタッチを仕掛けても、相手からの誘惑には簡単にはなびかないようにすることが自分の価値を高め、目的遂行のために相手の気をひくコツです。
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髪型は色仕掛けに重要なアイテム
色仕掛けをする上で、髪はとても重要なポイントになります。
露骨になりすぎず、なおかつ男性に性的魅力をアピールするのに髪はもってこいのパーツだからです。
たとえば髪をサイドに寄せたりアップのまとめ髪に束ねることでうなじをみせると異性に性的魅力をアピールできます。
またロングヘアの人は髪をかきあげる仕草で男性の視線を惹きつけることができます。
その他にも、普段はしない髪型にアレンジするだけでも、いつもと印象を変えて相手に魅力をアピールできます。
大人のポニーテールもあらわになったうなじや揺れる髪の毛先が女性らしさをアピールできます。
一番魅力的に自分が見える髪型を探すことも大切です。
和装の色仕掛けはワンランク上のテクニックが必要
豪華な色打ち掛けから清楚な無地まで和装には様々な装いがあります。
洋装よりも露出が少なく動きが制限されているため「着物で色仕掛けは無理」と考えていませんか。
実は着物姿に色気を感じる男性は多く、色仕掛けは可能です。
しかし洋服を着たときよりもワンランク上のテクニックが必要となってきます。
いったいどんな色仕掛けのテクニックがあるのか解説します。
和装の女性に男性が色気を感じる理由
色仕掛けというとミニスカートから覗く足や開いた胸元などで視覚的に相手に魅力をアピールする方法が思いつきますよね。
しかし着物は基本的に肌の露出が少ない装いです。
成人式などで人気の「花魁風」や若い女性がやりがちな着物の着付けのアレンジ方法としてミニスカートや肩だしスタイルもありますが、男性は色気よりも「下品だな」と感じることの方が多いです。
正しく着付けをした方が、男性は色気を感じる傾向にあります。
なぜでしょうか。
それはドラマや漫画などを通して、「着物=ほどきやすい」というイメージがあるからです。
実際にはヒモや和装向けの下着などに阻まれるわけですが、洋装よりも「布一枚を隔てた下に裸体がある」という想像が色気を感じる要因につながっているのです。
和装のポイントは隠すことにあり
着物を着たときの色気と下品の境目はどこにあるのでしょうか。
正しく着付けを行うと、和装姿でも体のシルエットや姿勢が強調されます。
またバランスよく着物を着付けすることで肌の大半は隠されることとなります。
しかし首を動かしたりするとうなじが露わになったりして、隠されていることで不意に見えたときの色っぽさが際立つこととなります。
和装での色仕掛けを目指すなら、まずは正しい着付けで気品を出すことが重要になります。
花魁風の着付けだと前向きに帯を締めるせいでバランスが悪く、まるで太っているようにみえてしまい和装の色気が出ませんので要注意です。
和装の色仕掛けは立ち振る舞いにポイントがある
和装の醸し出す色気はその立ち姿だけではなく、所作にもあります。
洋服にはない行動の制限が付きまとうのが和装です。
たとえばものを手に取る場合は袖をまくったり、歩く時も大股を開くことはできません。
普段は布で隠されていても、ちょっとした体の動きでうなじや足袋の間から見える素足など、チラリズムを極めた格好であることも男性の好奇心を掻き立てます。
和装だといつもよりゆったりとした所作になるため、艶っぽさが出ることになります。
和装で色仕掛けを試みる際はこれらの点を考慮して、積極的なボディタッチよりもチラリズムに徹した方が効果的です。
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色仕掛けが効かない原因を解説
色仕掛けのテクニックについて解説しましたが、ときには色仕掛けが相手に効かないという事態もあります。
なぜでしょうか。
その原因について解説します。
過度な露出
チラ見せすることは男性の性的欲望に火を付けやすいですが、かといってあからさまな露出をしてしまうと普通の感性の持ち主であればドン引きしてしまいます。
胸やお尻などのセックスアピールをする場合はあくまでチラリズムに徹した方が成功率は高いでしょう。
また公共の場などで露出度が高めの格好をしていると魅力的な女性として認識されるどころか「非常識な人」と避けられてしまいます。
TPOを弁えた格好を基本に、ここぞという時のために露出を控えておくのもポイントです。
わざとらしい
非常識なほど距離感が近かったり、過度なボディタッチはわざとらしすぎて「何か下心があるのではないか」と相手に警戒心を抱かれてしまいます。
色仕掛けは何か目的があることが気付かれてしまうと成功率が下がったり、「合意の上だから」と相手の都合の良い遊ばれかたをしてしまう可能性が高まります。
恋愛経験が豊富
恋愛経験が豊富な女性慣れした男性だと、色仕掛けを仕掛けてもすぐにその意図に気付かれたり簡単には引っかかったりしません。
またイケメンは女性からのアプローチに慣れているため、色仕掛けのスルースキルにも長けています。
小手先のテクニックでは恋愛経験豊富な男性を攻略することはかなり難しいでしょう。
女性に対して苦い経験がある
姉妹がいたりストーカー被害に遭ったことがあるなど、女性の持つ腹黒さに身に覚えがある男性だと、女性の色仕掛けに対して「なにか企んでいるのではないか」と警戒心を抱きがちです。
女性に対して苦い経験のある男性と恋愛関係になりたのであれば、色仕掛けは逆効果になります。
女性の「性」をウリにしたアピールをするよりも、実直に向き合った方がいいでしょう。
性癖にマッチしていない
性癖は人それぞれです。
胸が魅力的だと感じる人には足を組む仕草は今イチ効果が低いですし、足が好きという人に胸を押しつけてもあまり効果はありません。
最悪の場合、「勝手に触られた」と嫌悪感を抱かれることもあります。
またそもそも現実世界の女性には興味がなく、二次元の漫画やアニメの中にいる女性にだけ興味を示す人もいます。
このような人には色仕掛けをしかけてもなかなか成功しません。
相手を見てアプローチ方法を変える必要があります。
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