SNSやインスタグラムなど、自分についての情報を発信しやすい世の中になってきました。

しかし自分についての情報をほとんど外に出さない人もいますよね。

謎が多いそのひとを「秘密主義」と呼びますが、いったいどうして秘密主義になってしまうのでしょうか。

気になりますよね。

 

この記事では秘密主義な人の心理や性格について解説します。

男女別に特徴も解説しますので、お付き合いする場合の参考にどうぞ。

またセルフチェック方法についてもご紹介しますので、自分は秘密主義かどうか確認するのにご利用下さい。

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秘密主義の言葉の意味

 

秘密主義とは、物事を秘密にして他人に知らせないでおこうと考える事を指します。

すべての情報や自分の内面に関することを明かさないようにする人の考え方であり、行動も謎に包まれることがあります。

他人と感情や経験を共有したり関りをもとうとしません。

 

そのため他人と腹を割る話はできず、自分の感情などについても明かすことはないので周囲の人間からは「何を考えているのか分からない」という扱いを受けることが多いです。

 

秘密主義な人の4つの心理

そもそもなぜ秘密主義になってしまうのか、その心理について解説します。

 

自意識過剰なあまり秘密主義になる

自分に関わる全ての情報を秘密にする、隠してしまうということは、裏を返せば「他人から自分がどのように思われているのか過剰なほどに気にしている」ともいえます。

 

通常、人と仲良くなるときはときには失敗談や情けない話など、人間として弱い部分や間抜けな部分も多少はさらけだすものです。

しかし秘密主義な人はプライドの高さや自意識過剰なせいで、「自分の弱い部分」を見せて他人からどんな評価が下るのかが気になって明かすことができません。

 

他人と適度な距離を保って自分を守りたい

秘密主義な人は自分に関する情報を隠すことによって、他人との距離を設けて自分を守ろうとしています。

つまり相手が自分の間合いに踏み込まないようにしているのです。

 

その根底には他人に対する不信感があります。

深い人間関係を築くのが怖いので、自分の事を話さないし他人の話も聞きたくないと考えます。

 

コンプレックスやトラウマがある

過去に自分について相手に知られたとき、馬鹿にされたり傷つけられたりした経験があると、自分に関しての情報を隠して自分を守ろうとする傾向があります。

 

もしくは自分自身の外見もしくは内面にコンプレックスがあり、その劣等感が人に知られないようにするために自分について語るのを避けているのかもしれません。

 

目立ちたくない

恥ずかしがり屋な性格の場合、人の注目を浴びたくなくて目立たないように自分の情報を隠すことがあります。

また目立つと何か不都合がある場合にも、秘密主義になります。

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秘密主義な人の行動の特徴6選

 

秘密主義な人は、独特な行動の特徴があります。

どんな特徴があるのか見ていきましょう。

 

集団で群れるような行動を嫌う

集団で群れるということは、お互いがある程度情報や感情などを共有しておく必要があります。

しかし秘密主義な人は自分に対しての情報を明かすのを避ける傾向がありますので、集団で群れるような行動は嫌います。

 

他人への干渉はしない

集団で群れたり自分に干渉されることを嫌う秘密主義な人は、同様に他人にも干渉しようとはしません。

他人にも関心はありません。

もし恋人が秘密主義だと、「私のことはどうでもいいのかな」と不安になってしまいます。

 

冷静沈着に行動できる

秘密主義な人は自分に関する情報はもちろん、感情についても他人に知られたくないと考えます。

そのためどんな場面でも喜怒哀楽の感情を極力表面に出そうとせずにふるまいます。

ポーカーフェイスな人に秘密主義が多いのはこのためです。

 

 

警戒心が強い

秘密主義な人は他人に対する不信感や信用がないために、個人情報を隠そうとする傾向があります。

そのため他人に対して警戒心が強くなり、家族構成や職業をなかなか自分から話すことはありません。

 

話の聞き役になることが多い

人間は基本的に語ることを好みます。

 

しかし秘密主義名人は聞き役に徹することが多いです。

話を聞いているうちは自分について語らなくていいからです。

 

人の話をよく聞く、もしくは常に相手が話すように会話を誘導しています。

 

相手を見下している

秘密主義な人の中には、自分に関する問題というよりも、プライドの高さから秘密主義になってしまう事があります。

それは「自分の考える事を相手が理解できるはずもないから話す必要もない」と解釈しているのです。

 

自分のと同じレベルであると認めた相手にしか対等に話をしようとはしません。

見下す相手とは会話の必要性も感じないのです。

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秘密主義が男に多いワケ

 

秘密主義は男性に多いと言われています。

なかなか自分の事について話そうとしない人が多いですが、それはなぜでしょうか。

その理由についてみていきましょう。

 

隠し事がある

男性は隠し事をする癖がある人が多いと言われています。

自分の仕事や趣味はもちろん、その時何を考えているのかさえ隠す人もいます。

そのため秘密主義に見られやすいのです。

 

隠し事がある理由についてですが、大きく分けて2種類あります。

 

一つ目は「恋愛を遊びと考えて隠し事をするタイプ」です。

たとえば既婚者であることを隠して独身者のように振る舞って女性と付き合う、いわゆる不倫体質なひとなどです。

自分が楽しむことを目的に自分の情報を隠すので、タチが悪い秘密主義といえます。

 

2つめは「隠さなければいけない事情があるタイプ」です。

たとえば海上自衛隊の潜水艦勤務が仕事だと、仕事についての話は機密に該当するので親しい人にも話すことはできませんよね。

 

また民事訴訟中の人はおいそれともめ事の内容を他人には漏らすことはできません。

このように仕事柄仕方ない事情などによって隠し事をしてしまい、秘密主義になってしまうのです。

 

仕事とプライベートは分けて考えている

男性は公私を分けて考える人が多い傾向があります。

そのため仕事とプライベートを分けており、仕事中は自分の普段の生活に関する話をしようとしません。

私生活でも仕事の話はしたがりません。

 

仕事とプライベートを切り離してオン・オフの切り替えを行うことで、それぞれに打ち込める環境をつくるという人も少なくありません。

結果として、「あの人は質問したことになかなか答えてくれないから秘密主義だ」と見なされることになるのです。

 

束縛されたくない

「一人きりでいるのが好き」という男性は多いものです。

自由が好き、束縛は嫌、というタイプです。

 

気ままに振る舞いたいので自分の今後の予定などは干渉されることを嫌って他人に話しません。

「どうして自分の予定を他人に話さす必要があるんだ」と考えるのです。

 

全くの他人にとっては仕方ないとも言えますが、恋人や家族にとっては困った秘密主義となります。

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秘密主義の女性は魔性の女!?モテる5つのポイント

 

魔性の女とは、本人が意図していなくても男性を惹きつけ夢中にしてしまう女性を指します。

天性の魅力ともいえますが、秘密主義であることも魔性の女を演出するひとつのポイントです。

魔性の女に学ぶ、モテるポイントについてご紹介します。

 

秘密主義で謎が多い

女性は自分について語るのが大好き、といわれています。

しかし魔性の女は自分自身についてあまり多くを語りません。

 

そのためその人物像については謎が多いことになり、男性にとっては「あの人についてもっと知りたい」「ミステリアスな人」という気になる存在となるのです。

 

心を惹きつける二面性がある

いつも明るく元気なのに、ふとした瞬間寂しげな表情を見せる。

いつもはクールで冷静なのに、二人でいるとき無邪気に笑うことがる。

男性は計算ではなく天然でギャップをもつ女性に心惹かれる傾向があります。

 

甘え上手

モテる女性に共通して言えるのは、「甘えるのが上手」ということです。

いつも甘えてくるわけではないけれども、ここぞという場面で甘えてこられると「自分は頼りにされている」「自分にだけ心を許している」と心を惹きつけられますよね。

 

媚びない

魔性の女は意図せず男性を惹きつける女性です。

男性の気を引くために計算された言動をとる小悪魔的な女性とは「モテよう」「媚びる」という点では「媚びない」という点で対照的です。

他人の評価を気にしないので、相手に媚びる必要がないのです。

 

そして自由気ままにふるまうその姿こそが男性を惹きつけます。

男性には狩猟本能がありますので、媚びずに逃げる女性は追いかけたくなるのです。

 

執着しない

モテる女性は物はもちろん人にもあまり執着しない傾向があります。

執着心がないために恋人を束縛することもありません。

 

男性は不思議なもので「絶対に浮気しないで」「他の女と遊ぶのは絶対に止めて」と言ってくる恋人には束縛を感じ浮気をしてしまいがちですが、浮気しても「じゃ、別れましょう」とすぐに別れてしまう女性が相手だとなかなか浮気もしなければ、あとを追いかけたくなるのです。

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秘密主義の人との上手な付き合い方

 

秘密主義な人とどのように付き合えば良いのでしょうか。

上手な付き合い方について解説します。

 

まずは相手の表情をよく観察する

秘密主義な人は自分に対しての情報はもちろん、感情も隠そうとします。

しかし完璧に感情を隠すのは難しいものです。

ですのでよく表情を観察していると、「この話題はイヤなんだな」ということが分かるようになります。

 

相手が嫌がる反応を見せたら、それ以上は追求するのを止めましょう。

無理に追求しても、話す気分になるどころかますます意地でも話さなくなるのが秘密主義な人です。

 

割り切る

人間誰しも苦手だったり避けたいと考える話題があるものです。

秘密主義の人は自分自身についてや過去については話さない傾向があるので、「そういうひとなんだ」と割り切ることも大切です。

自分が自分について語ったからといって、相手もそうとは限らないと考えていると楽です。

 

相手の話を否定しない

秘密主義の人はプライドの高さや「失敗したくない」という思いから自分から話さないことが多いです。

ですのでできるだけ相手の話は否定しないようにしましょう。

 

秘密主義の人は一度自分が否定されたと思うと、次からはもう話さなくなる可能性が高いです。

何か反論があるときでも、まずは一度は相手の話を肯定しておきましょう。

 

相手の秘密を守る

警戒心の強い秘密主義な人は、本当に親しくなった人や「この人は私の話を吹聴して廻らない」と確信した人が相手でなければ話をしない傾向があります。

 

つまりある程度の信頼を得る必要があるわけです。

自分の知らないところで自分の話が出回ることを嫌うので、他人の噂話や愚痴を漏らさないようにしましょう。

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秘密主義と反対のオープン派の7つの性格

 

自分についてのあらゆる情報や感情を隠してしまうのが秘密主義なら、その反対に位置する性格はオープン派です。

オープン派とはどのような性格なのか、その特徴をご紹介します。

 

 

人懐っこい

オープンな人は誰とでも仲良くなりたいという願望を抱いています。

仲良しになるために自分を相手に知ってもらいたいという欲求が高まり、自分についての情報や感情を伝えようとします。

そして相手にも同じ反応を求めがちですので、秘密主義の人とはあわない面があります。

 

また誰に対してもオープンであるため感受性も豊かで、涙もろい面もあります。

 

ポジティブで明るい

オープン派は自分についての情報を開示しているので、自分自身の情報について人にとやかく言われても気にしません。

誰から何を言われても平気と言うことは、物事に対してポジティブにとらえる事ができるということです。

 

常にポジティブということは暗い考えにとらわれることがないということなので常に明るく振る舞うことができます。

 

大雑把な性格

大雑把な人というと、「いい加減」「細かいことに気がつかない」といった評価が下されがちです。

また大雑把なので時間を厳守したり手順を守ることが苦手だったりします。

 

しかし細かいことに気がつかない分、全体を見通すことができるということでもあります。

そのため他人にある細かな欠点をオープンな人は気に留めません。

 

また気に入らないことがあってもそれを隠すことなく口にしたりして、性格に裏表がありません。

そのため同じような大雑把な人とは気が合いやすいですが、細かなことに気がついたり繊細な人が相手だと知らないうちに相手を傷つけてしまうことがあります。

 

また自分について他人にオープンにするほど自分の事が分かっているので、背伸びをしたりすることはなく、謙虚であるともいえます。

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自由奔放

何事に対してもオープンな人はあるがままを受け容れることができるので、大胆不敵な行動もとれます。

自由奔放に振る舞い失敗したとしても、持ち前のオープンさで前向きに障害を乗り越えていくことができます。

 

秘密を守れない

オープンな性格の人は、人と仲良くなるために色々な情報を開示します。

情報を開示することに疑いを抱かないので、他の人が秘密にしたいと思っていることもうっかり他人に漏らすことが多いです。

 

裏表がない、正直な人が多く秘密を守ることが苦手です。

そのせいで他の人に「あの人は軽口を叩いてばかりいる」「秘密をすぐ漏らす」と見なされ、信用を失うこともあります。

 

 

マイペース

オープンな人は他人の言動によって自分が左右されることがありません。

そのためマイペースで我が道を行くところがあります。

自分の世界観が確立しているので、自分の行動が他人笑われたり批判されても平気です。

 

集団行動をする上で時に「あの人は空気が読めない」と評価されることもありますが、我が道を行くことで他の人に良い影響を与えることもあります。

 

ひょうきんな人もいる

オープンな人が必ずしもひょうきん者とはいえませんが、明るい性格の人が多いのでひょうきんに振る舞うことができる人が多いのも本当です。

 

ひょうきんな人はお調子者に見える面もありますが、重苦しい問題に直面した場合でも、場を和ませるなど人間関係を円滑にするためには欠かせない存在でもあります。

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あなたはどっち?秘密主義診断してみよう

 

秘密主義なのか、それともオープンな人なのかセルフチェックしてみましょう。

 

質問 はい いいえ
1 大人数と交流するのは苦手だ
2 話をするときは聞き役に徹することが多い
3 孤独が気にならない
4 友達や両親にも内緒にしていることがある
5 趣味や仕事について他人に聞かれても答えないことが多い
6 自分の時間を邪魔されるとストレスを感じる
7 可能な限り目立ちたくない
8 友達や恋人であっても一定の距離を保ちたい
9 自宅に仕事を持ち込みたくない
10 仕事中にプライベートなことを質問されてもはぐらかすことが多い
11 簡単には他人を信用しない
12 口が軽い人は苦手
13 自分よりも他人のレベルが下だと感じることがある
14 相談してくれなくて寂しいと他人に言われたことがある
15 異性にモテる

 

「はい」の数が「いいえ」よりも多い人は秘密主義だと言えます。

逆に「いいえ」の方が「はい」より多い場合はオープンな性格である可能性が高いです。

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