人にはいろいろな癖があります。

中でも「目を細める」という仕草は慣用句にも使用されるほどよく見かけられる動作ですが、実は男性と女性ではその仕草に秘められた意味が異なるとご存じでしたか。

この記事では目を細めるくせに隠された心理について解説します。

 

目を細める仕草が相手にどんな印象を与えるのか、また目を細める仕草が癖になっている人への改善方法までご紹介します。

 

気になる目を細める仕草と視力の関係についても解説しますので、自分のためにも家族のためにもご一読下さい。

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目次

目を細める行動に隠された心理とは?

 

あなたと話している人が急に目を細めたら、「どうかしたのかな?」「何か気に障ることを言ってしまったのでは?」と考える人もいることでしょう。

 

目を細める行動には、どんな心理が隠されているのでしょうか

 

目を細める行動の本来の意味

あなた自身の行動を振り返って、思い出してみてください。

 

どんな時に目を細めたことがあるでしょうか?

また、あなたではなく知っている人はどんな時に目を細めていましたか?

 

以下に例を挙げてみましょう。

 

―知人の話が壮絶で、「うわ~、それは辛いねぇ」と思わず目を細めた

 

―経営している会社の決算が、大幅な赤字に転落するかもしれない。

報告を受けた瞬間耳を疑い、目を細めた

 

もしあなたの顔面に向かってもの凄い勢いでボールが飛んできたら、あなたは頭を抱え、目をつぶるかもしれませんね。

 

目を細める行動は、ボールが飛んできて目をつぶる行動と同じところから派生したものです。

 

目を細める行動は、危険から身を守ったりすることや、自分が苦痛を感じていることを意思表示する行動なのです。

 

目を細める行動は不快さを感じていることの現れ?

上記のように、目を細める行動は危険から身を守ったり、身構えたりする行動です。

急に眩しい光を感じた時にも、思わず目をつぶってしまうことがあるでしょう。

 

それだけでなく自分が苦痛や不快な気持ちを感じている時にも、目を細めることがあります。

相手を警戒したり、分析しようとしている時です。

中には動揺している時や、拒絶反応として目を細めるパターンもあるかもしれません。

 

また相手を警戒して威嚇する時など、自分の不快感を相手に知らしめる際にも、人は目を細めることがあります。

 

目を細める行動の背景には、不快感や防衛本能があると言えるでしょう。

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目を細める仕草以外に相手の不快な気持ちを見抜く方法

 

他者との人間関係を円滑に保ちたい人ならば、できるだけ他者に不快な気持ちを与えたくないと思うものです

 

目を細めるしぐさ以外に、どこに注意したら相手の不快な気持ちをくみ取れるでしょうか。

 

眉間の動きに注目する

人は何か緊張することがあると、目のあたりの筋肉にこわばりが生じます。

眉間にしわがよったり、眉が小さくピクリと動くのです。

 

けれども眉間の筋肉のこわばりは、必ずしも感情が原因ではないこともあるので注意が必要です。

 

単に相手の人の目が悪くて、しっかりと物をみたいと思った時につい目の周囲が動いてしまった、ということもあり得ます。

 

唇の両端に注意する

人の緊張は、口角にも出やすいです。

緊張することがあると口角が瞬間的に動いたり、引きつったりします。

 

時折口元は笑っているけれども、左右が非対称になっている人を見かけることは無いでしょうか?

このような場合、相手はあなたに「軽蔑」の感情を抱いている可能性があります。

 

思い当たる行動が無いか、振り返ってみましょう。

 

 

相手の左半身に注目する

左半身は、感情を司る右脳とリンクしているとされます。

そのため理性とリンクしている右半身に比べて、感情の動きが行動に表れやすいと言われています。

 

予想外のことに遭遇し、肩がビクリと震えた経験を持つ人もいるでしょう。

あなた自身がその衝撃を心の中だけで受け止めきれず、衝撃の強さを体を使って緩和しているのです。

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話している最中に相手が急に目を細めた時の対処法

 

自分が話をしている時に急に相手が目を細めたら、「相手に何か悪い事を言ったのかも・・」と、動揺してしまう人もいるかもしれません。

 

そのような時の対処法について、ご紹介します。

 

周囲の環境と照らし合わせて判断してみる

目を細めるのは相手が不快な感情を感じているからなのかもしれませんし、単に目を凝らして見ようとしているからなのかもしれません。

 

ですが相手の行動の原因を探ろうと思ったら、直前のやりとりを振り返ってみることが大切です。

それをしているうちに、思い当たる面も出てくるかもしれません。

 

けれども中には、全くあなたには原因が思いつかないこともあるでしょう。

 

相手の不快な感情はあなたが原因で引き起こされることもあれば、相手の要因で引き起こされたり、二人の関係性から引き起こされることもあります。

相手の要因で引き起こされたのであれば、あなたにとってどうにかしていくことは厳しいでしょう。

 

しかしながら相手が不快な状況にいると自分もいたたまれないし、理由がわからなくとも何とかしてあげたいと思う人も多いものです。

 

そのような場合、今の環境に問題があるか尋ねてみるのも1つの方法です。

「暑くないですか?」「狭くないですか?」など声をかけてみるわけです。

 

また、必要に応じては「あちらの方が静かだから・・」などと、環境を変えるように持ちかけることが、有効な方法となる場合があります。

 

その他の目線に関する深層心理について

 

目は口ほどに物を言うと言われ、今あなたがどんな気持ちであるのかということや、どんなことを考えているのかということを、よく周囲の人に伝えてくれます。

 

目線に関する深層心理では、どのような知見があるのでしょうか?

 

良い意味を表わす仕草

良い意味の仕草には、目を大きく見開く、眉毛がアーチ状に動く、瞳孔が大きく開く、といったことが挙げられます。

 

特に瞳孔が大きく開くのは、あなたの話しに興味関心を持っていることの表れとされます。

 

 

不快や悪い意味を表わす仕草

もう一方の不快や悪い意味を表わす仕草には、目を下に向ける、横目で目を細める、目を閉じる、瞬きが増える、といったことがあります。

 

特に瞬きが増えるのは、緊張の表れであるとされます。

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相手を見る時に目を細めると失礼になるのか?

 

相手を見る時に、つい何かの拍子に目が細くなってしまうことはあるでしょう。

でも、相手にとって失礼に当たらなかったか、気になる人も多いのではないでしょうか。

 

以下に対処法などをお伝えします。

 

目を細めると悪い印象を与えやすいとその場での対処法

あなたにそのつもりが無くても、相手に対して目を細めたりする行為は、目の前にいる相手を威嚇していると捉えられることがあるかもしれません。

 

また、あなた自身が傲慢な人間であるといった誤った印象を与えてしまう可能性があります。

 

目が乾燥したり相手の背後にある細かい字を読もうとした時など、目を細めるしぐさをしたくなったら、瞬きをすることで目を細めることを回避することができます。

 

心の中に留めておかれると、良いでしょう。

 

その他に失礼になりそうな仕草・動き

髪の毛に触ったり爪の先をいじること、腕組み等も拒絶の合図に見えてしまうことがあります。

 

自分では気が付かぬうちに失礼になってしまうことがあるので、気を付けるようにしましょう。

 

目を細めて笑う仕草

 

一般的に、笑う時には誰だって目が細くなるものです。

 

ですが同じように目が細くなる状況にあっても、笑う時に目が細くなることと不快感から目が細くなるのとは、相手に与える印象が全く違います。

 

笑う仕草について、もう少し詳しく見てみましょう。

 

笑う際に目を細めるのは何故?

笑う際に目が細くなるのは、顔の筋肉が関係しています。

顔には約60種類もの筋肉があると言われています。

 

目の周囲にあるのが、眼輪筋と呼ばれる筋肉です。

笑うと眼輪筋が伸ばされ、眼輪筋に密接しているまぶたが下りてきます。

 

そうすることで目として見える幅が狭くなり、目が細くなったように見えるのです。

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勘違いさせない笑い顔の作り方

 

人によっては笑顔が引きつり気味になってしまい、相手にいい印象を与えないとか、本当は怒っているのではないかと言われてしまう人もいるかもしれません。

 

相手に誤解されない笑顔の作り方について、一緒に見てみましょう。

 

良い笑顔はくしゃくしゃな笑顔

もう歯が無くて、笑うとしわくちゃになるお婆さんの笑顔は、誰が見ても良い笑顔だと感じるでしょう。

そのような笑顔は表裏を感じさせず、心の底からの笑顔であると思えるからです。

 

笑顔がひきつってしまう人や自分の笑顔にコンプレックスを感じている人の中には、心の底から笑えていなかったり、どう他人から見えるのか気にしすぎている人もいます。

 

顔をしわくちゃにして笑うお婆さんをイメージして、表情を作るようにしましょう。

 

 

くしゃくしゃな笑顔の作り方

笑顔を作る際には、ポイントが2つあります。

 

1つ目は、口角がしっかりと上がった口元です。

口角の片側だけが上がってしまうことが無いよう、しっかりと両側あげるようにしましょう。

 

2つめは、細くなる目です。

元々目が細くて、笑うと目が無くなってしまうことをコンプレックスに持つ人もいますが、目が大きく見開かれた笑顔は自然のものというよりも、作り込まれた印象を受ける人も大勢います。

 

嬉しい気持ちがあふれてできる自然な笑顔は、目が細く半円形を描きます。

 

また、良い笑顔を作る際には、顔の筋肉が柔らかくほぐれていることが大切です。

 

毎日数分で良いので顔を大きく作りながら「あ・い・う・え・お」を言うなど、表情筋をほぐすトレーニングを取り入れていくようにしましょう。

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男性が目を細めるときの心理について

 

女性よりも論理的に考える男性が目を細める際には、男性が警戒していたり様子見したりている可能性が高いです。

嫌な気持ちになっているのかもしれません。

 

一方で、男性であっても小さく可愛らしいものを見た時には、信愛の情から目を細めて愛でることがあります。

 

表情だけでなく声の調子なども合わせて考えることで、心理状態が判断しやすくなるでしょう。

 

女性が目を細めるときの心理について

 

女性が目を細める時には、相手に対して好意的な感情を抱いていることが多いでしょう。

好みのものを目の前にしている状態であることが、多いかもしれません。

 

一方で仕事先などでは、疲れている場合に目が細くなりやすいと言われています。

 

目を細める癖は健康を害する?

 

人によっては、つい無意識的な癖で目を細めてしまう人もいます。

目を細める癖は、何か健康に影響を与えてしまうこともあるのでしょうか?

 

肩こりや頭痛の原因になりやすい

小さい文字を見る時やパソコン作業等で集中する必要がある時に、目を細めてしまう人もいることでしょう。

確かに小さい文字を見る時には、目を細めた方が見やすくなります。

 

けれども長い間ずっと目を細めておくことは、目の周りの眼輪筋を緊張させ続けることになります。

筋肉の疲労が蓄積されることで、目の奥に痛みが発生しやすくなります。

 

また筋肉が疲労を感じると、代理的に他の筋肉を使って補おうとします。

目の筋肉が疲れることで姿勢も崩れがちになるので、肩こりが生じてくるようになります。

 

 

角膜乱視を引き起こす

目を細めると目の周りにある眼輪筋が緊張し、目に圧がかかります。

目に圧がかかり続けると、それにより眼球が変形してしまう可能性があります。

 

眼球が変形してしまうと、眼球上に映る像に歪みが生じ、角膜乱視が引き起こされてしまう場合があります。

 

角膜乱視が起こると視界がぼやけたり、物がダブって見えるようになります。

目を細め続けることが無いよう、時折休憩を入れるようにしましょう。

 

目つきの悪さやシワなどになる

目を細めてしまう癖があると、目つきが悪くなって他人に与える印象も変わってしまうでしょう。

 

また眉間の筋肉も緊張させ続けることになるので、シワができる原因となります。

 

美容に関心がある人は、できるだけ目を細める癖を無くすようにした方が良いでしょう。

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目を細める癖を治す改善策について

 

目を細める癖がある人でも、その癖を治したいと思う人は当然いることでしょう。

 

目を細めるのは習慣によるものなので、1回やったからといってすぐに改善するわけではありませんが、地道に続けることで必ず結果が伴ってきます。

 

目を細める癖を治すには、どのようなことが有効なのでしょうか?

一緒に見てみましょう。

 

目を大きく見開く

目を細める癖がある人は、時折意識して目を大きく見開くようにすると良いかもしれません。

 

目を大きく見開くためには、見たい被写体の少し先を意識すると良いと言われています。

少し先を見ることで、被写体を含む少し広い範囲までを一緒に見ることができるからです。

 

また、目を大きく開ける運動は、目の周りの筋肉をほぐすことに繫がります。

目を細める癖によって滞った血流も、改善していくことが予想されます。

 

それによって頭痛や肩こりも、軽減されていく可能性があります。

 

遠くのものを眺める

目を細める癖がある人の中には、パソコンなど集中して目を使う作業をしている人もいることでしょう。

 

パソコンの作業をすることが多い人は近距離で物を見ることが多く、比較的定まった位置ばかりを集中して見ることになります。

 

すると眼輪筋にも同じ緊張が続いてしまいがちです。

30分に1分程度は遠くを眺めるように心がけ、筋肉の緊張が過度に続きすぎないようにしましょう。

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目に関する注意するべき子供の仕草

 

成長著しい子供たちの目については、大きな注意関心を払ってあげたいものです。

 

なぜならば、大人であれば多少の期間放置したとして、さほど急激に目の状態が大きく変わるということはありませんが、子供たちにとっては少しの期間のことでも、大きく影響を及ぼすことがあるからです。

 

目に関する注意すべき子供の仕草について、見てみましょう。

 

遠くをみるときに目を細める

遠くを見る時に目を細めるのは、近視で遠くのものをはっきりと見るためにそのようにしている可能性があります。

 

目で物を見るということは、物に当たって反射した光を見るということです。

物に当たって反射した光は、目の中に届くと内側に屈折します。

 

その屈折した光が網膜と呼ばれる目の奥でぶつかりあうと、網膜上に倒立像が出来上がって私達が物を見る時の元となるのです。

 

近視は、網膜よりも前の地点でピントがあってしまうものです。

目を細めることで焦点が結ばれる位置を奥にずらそうとして、近視の人は目を細めてしまうわけです。

 

また近視は、視力を矯正していない時間が多くなる程、悪くなっていきます。

気が付いたら早めに医療機関を受診することをお勧め致します。

 

テレビや本など見たいものに近づく

テレビや本など見たいものに近づいていくのも、遠くを見る時に目を細めるのと同様、近視の可能性を示す1つのサインです。

 

遠くからではぼんやりとしか見えないものが、近くにくるとはっきりとわかるために、子供たちは近づいていくのです。

 

 

よく目をこする

子供が目をこする原因は、様々あります。

小さな子供であれば眠い時など、特に病的な理由でも無く目をこすることがあります。

 

子供が目をこする大きな原因の1つが、アレルギーです。

アレルギー性の結膜炎でかゆみを感じて、目をこすってしまうわけです。

 

また、目がかすんでよく見えない時にも目をこすることがあります。

 

気になることがあれば、迷わずに専門医を受診するようにしましょう。

 

その他の注意しておくべき仕草について

あなたのお子様は片目だけで物を見る、必要以上に眩しがる、テレビを見る時に姿勢が傾いている、上目遣いをする、顎を上げて前を見る・・・といったことは無いでしょうか?

 

これらは目の異常を表すサインの1つです。

片目だけで物を見るというのはお子様の目に斜視があって、複視の症状が出ているからかもしれません。

 

斜視というのは、通常両眼でしっかりと見ているはずの目がどちらか一方疎かになって、左右でずれた方向に眼球が向いている状態です。

 

斜視の状態では物がダブって見えることがあり、それを複視と言います。

 

必要以上に眩しがる場合、先天性の緑内障や先天性の白内障が疑われることがあります。

先天性の緑内障は、眼球内部の圧力が高いために視神経が圧迫されて、視力低下や視野狭窄が起こるものです。

 

約3万人に1人というまれな頻度で発生しますが、必要以上に眩しがる症状の他、黒目が白くにごったり、まぶたにけいれんが見られることがあります。

 

上目遣いや顎を上げて前を見る場合、左右の視力に大きな隔たりが生じている可能性があります。

視力に左右差が大きいために、自分にとって見やすい目ばかりを使って周囲のものを見ているというわけです。

 

上記のような「おかしいな」と思われることが少しでも見られたら、できるだけ早急に専門医に相談するようにしましょう。

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子供の視力低下を予防する方法

 

親であれば、子供の視力をできるだけ良い状態で守ってあげたいと思う人も多いことでしょう。

特に親自身が視力が悪く、苦労したケースでは尚更です。

 

子供の視力低下を予防する方法をお伝えしますので、参考にしてみてください。

 

照明の明るさに気をつける

照明が明るすぎても暗すぎても、目に負担がかかります。目に負担がかかるということは目を酷使するということにつながるので、視力低下を引き起こしやすくなります。

 

本などを見る時には室内を明るくし、机の上などで見るようにしましょう。

 

物を見つめるときの距離に気をつける

テレビやパソコンを見る時に、あまり近いところで見過ぎていると、目が疲れやすくなります。

何故なら、常に強い光を浴び続けることになるからです。

 

テレビを見る時には1メートル以上離れて見るようにし、お子様が集中している時には定期的に声掛けして、休息を意識づけることが大切です。

 

 

ストレスや疲労を溜めすぎない

ストレスや疲労が溜まっている時には、物がぼんやりと見えやすかったり、姿勢が崩れた状態で色々なものを見るようなこともあるかもしれません。

 

姿勢が崩れた状態で見続けると眼球も疲労しやすく、目の使い過ぎで視力低下をまねくこともあります。

 

ストレスや疲労を溜め過ぎない様、日頃から気に掛けてあげるようにしましょう。

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犬や猫が目を細める仕草にも意味がある?

 

目を細めるのは、人間だけではありません。

実は犬や猫も目を細めることがあるんです。

 

犬や猫が目を細めることには、どのような意味があるのでしょうか?

 

犬や猫の目を細める仕草の意味

猫が目を細める時には、気分が良い時や、愛情表現の1つとして飼い主に好意的な感情を伝えている時とされます。

 

一方で、犬が目を細めるのは安心している時や、飼い主を信頼している時であるようです。

 

どちらも総じて好意的な感情であるとまとめられますが、病気の時にも目を細めることがあるとも言われます。

どちらの場合に当てはまりそうかは、注意が必要です。

 

目だけでなく尻尾や動きも合わせて判断する

犬も猫も、病気であったとしても話をすることはできません。

犬や猫の目を細める行動が病気なのか愛情表現なのかは、目以外のところも見ると判断しやすくなります。

 

例えば犬が目を細めつつ尻尾を振って飼い主に近寄っていたら、それはまさしく愛情表現でしょう。

 

犬や猫の気持ちを知る為には、目だけでなく尻尾や鳴き声や行動などにも着目すると良いでしょう。

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目を細める事に関するQ&A

 

目を細める事について疑問を感じている人も、多いのでは無いでしょうか?

ここでは目を細める事に関するあなたの疑問に、お答えします。

 

目を細めると一瞬よく見えるのは何故?

ぼんやりと見えているものが、一瞬目を細めた瞬間によく見えた経験を持つ人は多いでしょう。

これには目が物を見る機能、いわゆる視覚機能が関連しています。

 

私たちが物を見る時には、物に当たって反射した光が目に入ることが、そのスタートラインになります。

 

目の瞳孔から入った光はピントを合わせる水晶体で角度を絞られ、目の奥の網膜で倒立像を作り上げます。

倒立像が信号として視神経を通じて脳に伝達されることで、物が見える仕組みになっているわけです。

 

目に入る光は、様々な方向から入って来ます。

様々な方向から光と色彩信号の元となる刺激を取り込めるようにしているわけです。

 

目を細めると、像をぼやけやすくする余計な光が入ってこなくなります。

光が少ない分暗くなりますが、像がはっきりとするのです。

 

乱視になった場合の治療法

乱視とは角膜や水晶体に歪みがあるために、ダブって像が網膜上に作られたり、ぼやけてしまう現象を言います。

 

乱視になってしまった場合のトレーニングは、自宅でも簡単にできるものもあります。

以下を短い時間で良いので、取り入れてみましょう。

 

準備運動:目だけで8の字を書く様に、大きく動かしてみましょう。

 

左右の外眼筋の柔軟運動:目から15cmくらいのところに人差し指をたて、左右にゆっくり動かしていきます。それを頭は動かさず、目だけで追いかけて行きます。

 

縦方向の角膜の歪みを治す:目を大きく開けることを繰り返した後、目だけ上や下を見ることを数十秒ずつ繰り返します。

 

横方向の角膜の歪みを治す:目を大きく開ける事を繰り返した後に、目だけ左右を見て、数十秒その方向に固定させることを繰り返します。

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