依存、人は何かしら依存をしています。

ただその依存が度を超すと色々と悪影響を及ぼしたりします。

「アルコール依存症」「ギャンブル依存症」などは有名ですが自分でコントロールが効かなくなり、家族や社会にまで影響しています。

 

ではどのように依存は重篤化するのでしょう。

Sponsored Link

依存体質とは

 

物質依存

酒やタバコが皆さんご存知の物質依存の代名詞になります。酒やタバコや身体に取り入れることで安堵感、快楽を得ます。

 

自分自身で摂取量をコントロール出来ている間は良いのですが、量が過ぎ酒、タバコがないと禁断症状が出るようになってしまえば世間で言う「アルコール依存症」タバコは「ヘビースモーカー」と呼ばれます。

その快楽に慣れてしまいエスカレートしていくと薬物に手を出す人もいます。

 

プロセス依存

ゲームやギャンブル、インターネットなど最初は気分転換程度で始めたつもりが、のめり込んでゲームだと仕事をサボってまでゲームをし続ける、

ギャンブルは小遣いの範囲内で遊んでいる間は良いのですが、知らない間に多額の借金が出来て家族で問題になってそれでもなお止められない、と言った精神過程を指します。

 

対人依存

人に対して過渡な執着を見せ、相手が恋人ならば束縛し自分以外の異性に対して恋人が話していたり電話していると異常な嫉妬を見せる。

反対に恋人に従順で必要以上に世話を焼いていたりと愛情を尽くす。

 

相手が恋人の場合はまだ救いようがあるかもしれませんが、恋人でもなくちょっとした知人の異性と話しているうちに勘違いし異常に執着しストーカーと化してしまうなどです。

Sponsored Link

依存体質になる3つの原因

 

幼少期の家庭環境

幼い頃からの成長過程で自尊心の確立がありますが、親に愛情を注がれ行動や考え方を肯定され褒めることで少しずつ確立していきます。

 

ですが中には歪んだ愛情で褒めることをせず、貶して育て子供の自尊心が確立するのを阻害する親もいます。親自身が自尊心を保つためにです。

 

自信がなくネガティブ

過去に何らかのトラブルに見舞われ自信喪失に陥り、物事を前向きに考える事が出来なくなりネガティブ思考になる。

自信がないので行動も消極的になり不安を抱えているので、誰かに認められ安心したいために人の意見で行動しがちに精神的に人に支配されたくなる。

 

一人っ子、共稼ぎ家庭

成長期に家庭が共働きで学校から帰っても家に誰もいず夕食から寝付くまで家に一人で、寂しさ愛情不足など精神的に誰かと繋がっていたいなど人に過剰な愛情を求めたりしがちです。

Sponsored Link

依存体質の人に多い性格の特徴3選

 

寂しがり屋で誰か居ないと不安

とにかく傍に誰かいないと寂しいという人は依存に陥りやすいと言います。

それは友人であったり恋人であったり時には人ではなく物や動物だったりもします。

 

寂しさから人や物に依存し安堵感を得て、自身の精神的な落ち着きを求めていると考えられます。

 

誰かに構ってもらいたい

周囲の誰かに見てもらいたい自身を知ってもらいたい欲求が強く、人々の注目を集めようと何かしらの問題を起こしたり行動をする事があるでしょう。

 

例えば多くの人前で意味深な発言をしたり、心配させるような発言をしたりして注意を引こうとします。

周りからは「かまってちゃん」と思われていて精神年齢が低いなどと思われていても気づかない事が多いでしょう。

 

言い訳が多い

何か事を起こしても常に言い訳から入る、責任転嫁をするなど自分に責任感のない人がいます。

往々にして打たれ弱くすぐに言い訳で逃げてしまいます。

 

また言い訳を言い訳と気づいていない場合が多いです。

自分が悪くても謝ることが出来ず、あわよくば他人に擦り付けようなど自分に甘い人が多いです。

Sponsored Link

依存するのは人だけじゃない!4つのタイプ

 

ゲーム、ギャンブル依存

寝食を忘れるぐらいゲームにのめり込み、部屋にこもり仕事や学校に行かずひたすらゲームの世界に没頭する子供。

親や家族の言うことに耳を貸さずに。

 

ギャンブルはたぶん最初は小遣い程度で始めたのでしょうが依存してしまうと家のお金それでも足りなければ借金までして家庭問題だけではなく社会問題にまでなっています。

 

 

買い物、過食依存

買い物依存は自分では欲しくないものまで買ってしまい、家の中が物で溢れかえってしまいます。

なぜ買ってしまったのかストレスなどの精神的要因が挙げられています。

 

過食依存・摂食障害も食べる事の欲求が持続して食べ続ける、スタイルが気になり痩せているにも関わらず自分は太っていると思い込み食べれなくなるなど、こちらも先と同じにストレスなどが原因と考えられています。

 

仕事依存

仕事が生きがいで趣味を持っていなく毎日遅くまで残業して、休日も仕事の事ばかり考えている。

周囲からは仕事人間と思われ依存とは思われにくく気づかれにくい。

 

独身ならば恋人を作る時間も趣味など余暇に充てる時間もないなど。

自分はそれでも依存だとは気づかず充実している。

家庭を持っていれば家庭不和の原因になりやすい。

 

アルコール依存

世間で広く知られているのが「アルコール依存症」です。

症状が酷くなるとアルコールが切れると手が震えたりし、一種の禁断症状が確認されます。

 

アルコールが体に入っていると手の震えは止まります。

アルコールがないと暴れたり周囲に害を及ぼすケースが多いです。

 

薬物依存は安易に手を出すと本当に取り返しが付かなくなります。

Sponsored Link

彼女がいないと何も出来ない恋愛依存症の男の3つの特徴

 

独占欲

彼女に対し他の異性と遊んでたり話をしているのが許せない、「今何をしているのか?」「誰といるのか?」など頻繁に連絡をさせ彼女の行動を把握していないと気が済まないなど彼女を束縛してしまう。

 

彼女が遊びに行っても本当に行っているのか同性の友人に確認したりします。

自分だけの母親と重ね合わせるためにマザコンの男性に多いといいます。

 

脳内変換

まだ彼女でもないただの知人の女性に自分の頭の中で彼女は自分に気があると勝手に思い込みその女性の帰宅途中で待ち伏せしたり、もっと気を引こうとプレゼントを持って現れたりと自分の頭の中では自分に都合のいいように変換されてしまう。

 

その女性がいくら嫌っていても自分の頭の中では「恥ずかしがっているからつれないんだよね」と変換されてしまうので女性だけではなくその家族にも嫌われてしまいます。

 

「ストーカー」がこの分類に入ります。

 

回避依存

他人と深く付き合えない、自分の弱点・欠点を人に指摘されるのが怖く自尊心を傷つけられない人間関係を好みます

 

好意をもつ女性が現れて恋愛に発展しても、もっと深くお互いに理解しあわなければならず心の中に入られる事を考えると怖くなり付き合っている最中にいきなり冷たくなって別れる、距離を置かれるなど。

自分の踏み込まれたくない領域がありそこに入りそうになったら恐怖が先に立ち拒絶します。

Sponsored Link

仕事に依存するワーカホリックとは

 

滅私奉公

かつて日本は己の身を顧みず仕事に万進し有給休暇すら取れない、深夜残業は当たり前という風潮がありました。

私生活に割ける時間はほとんど無く自分を犠牲にし会社に捧げる、それこそが美徳と考えられていた時代です。

 

寝食を忘れ仕事に没頭した挙句が過労死、一時期社会問題にまで発展しました。

定年を迎えられても今まで家族を顧みない生活だったので定年を機に熟年離婚も良く聞かれました。

この頃は国を挙げて仕事をしていましたね、仕事熱心とか仕事人間などと言われて。

 

一方、諸外国からみた日本は勤勉さ利潤追求などから「エコノミックアニマル」と呼ばれていた事もあります。

 

依存症を治したい!克服するための3つの改善方法

 

自分自身をもっと見つめる

彼女の事を想いすぎるあまり自分自身の事が御座なりになりがちです。

相手の事を想うのは大切な事ですが、自分を見つめ精神的に自立しましょう。

 

例えばいつも優しい家族と過ごしてみたり友人と遊びに行ったりしながら自身を見てみると思わぬ事に気づくかもしれませんよ。

一人暮らしの方だと「カウンセリング」なんかもおすすめです。

 

今まで気付かなかった自分自身の事を気付かせてくれるでしょう。

 

彼女に求めすぎない

彼女にこれだけ尽くしたのだからこれくらいしてほしい、なんて恋愛に見返りを求めてはいませんか?

お互いの生活習慣も違い価値観も違うそんな二人が付き合っているのですから、何かしてもらったら「ありがとう」感謝することを忘れがちになりますが思い出してください。

 

不満よりも感謝、褒めてあげる事も大切ですよ。

 

 

没頭できる趣味を持つ

彼女だけ、と言うのは彼女も大変かもしれないです、彼女にもしたい事はあるわけでお互いに会う時間以外も充実させるためになにか趣味や習い事を見つけてみては。

 

話の幅も広がりますし自身の自信にもつながりますよ。

彼女も窮屈に感じる事が無くなるのではないでしょうか。

Sponsored Link

依存度を診断チェック

 

次に依存度を調べるチェック項目があります。

あなたはいくつ当てはまるでしょう。

 

✓ 友人、知人に見捨てられる恐怖がある。

✓ 生活しているうえで何かしらの劣等感がある。

✓ 自分ではコントロールが効かない、抑制できない何かがある。

 

✓ 人に対して何か見返りを求める。

✓ 一人でいる時間が長いと不安だ。

✓ それに没頭する事で気分が大きく変わる、緊張が解ける。

 

✓ 相手に嫌われないように自分で抱え込むことがある。

✓ 自分の意見を通すのが苦手だ。

✓ 不運なことがあると人に話したくなる。

 

いくつ以上ならと言う事はないですが当てはまる数が多いほど依存度が高いことになります。

あなたはいくつ位ありましたか。

Sponsored Link