年々、日本を観光や仕事で訪れる外国人の人数が増える傾向にあります。
知り合いに海外の人がいるという日本人も大分増えてきたのではないでしょうか。
日本人が海外の人々にどのように見られているのかは気になるところですよね。
実は日本人は「性格が悪い」と評価を受けている側面もあります。
その理由について知ると、海外の人々と日本人の文化や価値観の違いを理解することができます。
この記事では海外の人々が抱く日本人のイメージや特徴についてご紹介します。
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目次
- 1 日本人の性格の特徴や傾向について
- 2 外国人からみた日本人の性格や特徴に対するイメージ
- 3 日本人は性格が悪いのか?
- 4 日本人的性格の歴史的背景について
- 5 外国人男性がもつ日本人女性に対する良いイメージ
- 6 外国人男性がもつ日本人女性に対する悪いイメージ
- 7 外国人が持つ日本人男性に対しての良いイメージ
- 8 外国人が持つ日本人男性に対しての悪いイメージ
- 9 日本人男性の恋愛行動に対して海外の反応
- 10 日本人の英会話が苦手なことに対する海外の反応
- 11 日本での生活が合わない日本人について
- 12 英語圏と日本語圏での軋轢の原因とは?
- 13 海外からみた日本人の礼儀について
- 14 海外からみた東アジアの人種の見分け方や特徴の違い
- 15 日本人の性格に関するQ&A
日本人の性格の特徴や傾向について
まずあなた自身を含め、おさらいする意味で見本人の性格の特徴や傾向について、見てみましょう。
礼儀作法を大事にしている
日本人の中には、礼儀作法を気にする人も大勢います。
小さい頃に「はしたないから」等の言葉で、親に行儀の悪さを咎められた経験を持つ人も多いのではないでしょうか。
かつて明治から昭和の長きにわたって活躍した教育者の新渡戸稲造は、その著書「武士道」の中で、日本人が重んじている精神論について海外に紹介しています。
忠義や礼節を大事にする武士の世界では、体面を重んじる他に謙虚さや他人に対する遠慮を持つのが、良いこととされていました。
そのような武士の時代の精神論の中には今も引き継がれるものがあり、食事の前に手を合わせたり、他人宅にご挨拶に伺う場合に菓子折りを持って行く、待ち合わせ時間や約束に厳しいなど、現代の日常生活の中でも息づいているものがたくさんあります。
その他場をきれいに保つことや仕事に熱心であること、無駄遣いを良しとせず貯蓄好きなどの一面も、古来から引き継がれるものの影響を受けていると言えるでしょう。
独特な秩序観や集団意識を持っている
同様に武士の世界では序列が決まっており、その序列をはみ出す行為には、重い罰が課せられていました。
その名残もあるか現代でも縦の序列を大切にし、序列が下位の者が上位の者に完全に従うような関係が、色々なところで見られるでしょう。
また日本の場合は特出した秀才やリーダーが1人で結果を残すよりも、全員で協力して1つの結果を出すことが良いこととする風潮もあります。
そのため集団においては調和を第一とし、それを乱すことがないよう気働きや他人へ配慮する事を、暗黙の了解として集団の構成員に求めています。
そのような独特な秩序感は日本人特有で、曖昧な空気を読んだりすることは、海外の人には理解できにくい一面ではあります。
自己主張よりも意見のすり合わせを得意とする
多くの日本人は自分の主張をするよりも、相手の意見を尊重しつつ、お互いの意見をすり合わせることを良いこととします。
それは会社の会議などの場面でも、事前の根回しとしてよく見られます。
日本人は遠慮と調和の文化を大切にしており、無理に物事を押し切って決めることなどにあまりいい顔をしないことも多いでしょう。
物事をはっきりと黒白分けてしまうのではなく、曖昧な部分を残して、その中でつじつまを合わせることを得意とする文化であると言えます。
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外国人からみた日本人の性格や特徴に対するイメージ
外国人から見ると、日本人はどのように映るのでしょうか?
順番に見てみましょう。
謙遜する
日本人は、自分をひけらかさないことを良いこととしがちです。
たとえ自分が褒められたとしても、自分以外の人のことを話に持ち出し、「その人のおかげです」と他人の顔を立てようとすることもあるでしょう。
自分を前に出し過ぎないことが日本の社会では好まれ、そのような姿が外国人から見ても、出しゃばり過ぎないと好感を得る事があります。
協調性
日本人は周囲との調和を好み、諍いを好まない傾向にあります。
そのような姿勢と共通して海外旅行などでは常に団体行動で動き、誰かが素敵なものを持っていると知ると、同調して皆で同じものを揃えて持ったりします。
中高生が制服を着るのもそうですが、集団に入っては均一であることを求められ、個性を強く主張しすぎることは日本の社会の中では、寛容に見て貰いにくいと言えます。
ユーモアを欠く
日本人は物事をきっちりとくみ取ろうとし、ジョークを真に受けたりするなどのイメージを持たれていることが多いようです。
まじめで任された仕事は熱心にやるけど、ユーモアに欠けると思われている一面があるのは難点ですね。
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日本人は性格が悪いのか?
ユーモアに欠けると言われがちな日本人は、性格が悪いのでしょうか?
海外から見た日本人の悪いところについて一緒に見てみましょう。
海外からみた日本人の悪いところ
日本人のきっちりとしているところというのは反面、融通が利かないということです。
確かに役所の仕事など、日本人から見てももう少し柔軟に対応してくれても良かったのではないか?と思うことが度々あるでしょう。
また日本人が周囲の人と少しでも違うと不安に感じ、同じであろうとしすぎることにも違和感を持っている外国人は大勢います。
日本人は周囲から浮かないことを第一にしているので、少しでも異質なところを持つ人に対しては、差別するわけではないけれども距離を置いたりするところがあるでしょう。
また優秀な人に対しても、出る釘は杭を打たれるで足を引っ張ったり、陰で悪口を言って貶めようとすることがあります。
その他、英語等で話しかけられると決して話を返さず、聞こえなかった振りをしたり、頑固に英語で話す事を固辞する人も時折街で見かけます。
さらに授業中や仕事中は死んだような表情をしているのに、学校や仕事が終わると途端に元気になる人がいるのも、外国人から見ると不思議に見えるようです。
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日本人的性格の歴史的背景について
日本人の協調性を第一とした性格や融通が利かないところは、どのような歴史的背景を元にしているのでしょうか?
一緒に見てみましょう。
協調性の強さは災害大国だったから?
日本には火山が多数あり、火山の爆発や大地震、台風など自然による災害が度々発生してきました。
また天候の不順が続いたりすると飢饉による食糧難なども起こります。
自然災害が起きた時には必然的に、皆で協力することでしか生き延びるすべが無かったでしょう。
またかつ近年の大地震や台風での川の氾濫に見られるように、被災地を助ける側に合った地域の人も、いつ自分たちの地域が被災地となり、助けて貰う側になるかはわかりません。
そういった経験が積み重なることで、日本人は他人と助け合い協力し合う文化を自然と作り上げるようになったと言われています。
災害を体験が他の国よりも多かったことが、肯定的に作用してそのような文化が形成されていったのです。
江戸時代の身分制度の影響
江戸時代には幕府により士農工商という身分制度が組まれていたことは、これを読まれているあなたもご存じでいらっしゃることでしょう。
この制度の中では身分が下の人が身分の高い人を蔑んだりすることを、厳罰で対処することによって、強く戒められていました。
特に武家の世界では武士として体面を重んじ、礼儀作法が徹底され、勤勉に奉公することを求められるようになりました。
この戒めに関連した有名な話として、赤穂浪士が討ち入りした忠臣蔵を知らない人はいないでしょう。
吉良上野介に切りつけた浅野内匠頭は即日切腹となり、将軍徳川綱吉の命により浅野家は断絶となりました。
そして討ち入り後、四十七士も切腹となり、君主の仇を打ったこの赤穂浪士の話は、多くの人の心に深く刻まれています。
赤穂浪士のような方法が取られたことは、史実的にもごくまれなことです。
多くの場合、身分が下の人は身分が上の人を公然とは批判できず、表向きは何があっても我慢をするしか方法がありませんでした。
そのため、当人がいない陰で愚痴を言うようになっていったとされます。
またかつ、日本では争いを避けることは美徳の1つと考えられていますが、災害の多さや島国で逃げ場がないことから、敵を増やすことが自分の不利益を生じるためにそのような考え方が定着していったという説があります。
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外国人男性がもつ日本人女性に対する良いイメージ
外国人男性は日本人男性に対して、良いイメージを持っていることが多いと言います。
外国人男性は日本人女性に対して、どのような良いイメージを持っているのでしょうか?
優しく我慢強い
日本人女性として、昔のNHK連続ドラマの主人公「おしん」のような、我慢強い女性をイメージする外国人男性は多いはずです。
また良妻賢母という言葉に言い表されるように、控えめで大人しく、優しいといった言葉を挙げることもあります。
例え男性が家庭以外で火遊びをしても、多少のことであれば目をつぶってくれるのではないかという、昔ながらの古風な女性像を思い描いていることが多いと言えるでしょう。
男性に対して従順
家庭において男性が強い場合を亭主関白と言いますが、日本人の女性は男性を立ててくれて、男性に寄り添いついてきてくれる存在であるとイメージしている場合があります。
男性よりも半歩下がって歩むような女性像を、日本人女性として外国人はイメージしているのです。
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外国人男性がもつ日本人女性に対する悪いイメージ
日本人女性に対する良いイメージの一方で、悪いイメージとしてはどのようなものがあるのでしょうか?
表と裏のギャップが激しい
外国人男性から見ると、日本人女性は自分の感情を内側に秘め、不満に思っていることを表に出さないように見えます。
日本人女性が感情を表に出さないので、外国人男性からすると何を思っているのか読み取りにくいと感じているのです。
感情を表に出さない姿勢が外国人男性からすると、日本人女性が外国人男性とはどこか一線距離を置いた付き合いをしているように見えたり、本音でコミュニケーションを取ろうとしていないように見えて、寂しさを感じます。
また嫌なことがあっても、日本人女性が表向きは笑顔でいることも多いでしょう。
表向きのニコニコとした表情を日本人女性の本音だと思っていた外国人男性が、日本人女性が内面に別の感情を含んでいたことを知ると、表と裏のギャップが大きいように思います。
そのことから日本人女性の本当の姿がわからなくなり、疑心暗鬼に陥ってしまうこともあります。
外見や世間体に拘りすぎる
外国人男性から見ると、日本人女性は皆細すぎるように見えます。
細いのにダイエットに高い関心があり、オシャレやダイエットに拘り過ぎているように感じています。
また外国人は、周囲の目をさほど日本人程気にしないところもあるでしょう。
時折電車の中で外国人観光客が電話で話しているのを見かけることがありますが、日本人は電話が着てもマナーとしてすぐに切ってしまいます。
外国人男性から見ると日本人女性は体形だけでなく、周囲から自分がどう見えるのかといった世間体を非常に気にしているように映るようです。
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外国人が持つ日本人男性に対しての良いイメージ
今までは、外国人が持つ日本人女性に対するイメージについて、述べてきました。
では同様に、日本人男性に対してはどのような良いイメージを持っているのでしょうか?
仕事熱心で真面目
外国人から見ると、日本人男性の仕事に対する姿勢はとても熱心で、真面目に見えます。
日本人男性は仕事が終わらないと遅くまで残業してでも果たそうとしますが、国によっては仕事が終わったかに関わらず、定時ですぐに仕事を切り上げてしまう国の人もいるでしょう。
また会社に対する忠儀心が厚く、会社のためにと高い貢献を示そうとします。
仕事をしている中では不条理なことも多くありますが、我慢強く使命感を持って取り組みます。
日本人男性の仕事に対する姿勢ぶりは、外国人から高い評価を得ていると言えるでしょう。
外国人が持つ日本人男性に対しての悪いイメージ
外国人は日本人男性に対し、悪いイメージとしてはどのようなものを持っているのでしょうか?
性別への考えが古い
日本人は女性が男性を立てる社会であると言って良いですが、外国の中にはレディーファーストで、男性が紳士的に振舞うのを良いこととする国もあるでしょう。
また体の性とは別に心の性や性役割などのことを「ジェンダー」と言いますが、外国人からすると日本人男性がジェンダーに対する理解や配慮が少ないと感じている人も、少なからずいます。
例えば職場がほぼ男性で占められている職場であれば、その場にいても下ネタで話が盛りあがってしまうようなことも、あるかもしれません。
仕事上の能力に関係なく、「女性はお茶汲みだけをしていれば良い」と考える男性管理職も、まだ少なからずいることでしょう。
外国人から見ると、日本人男性は性別への考えが古いように見えるのです。
女性に積極的でない
外国人男性は女性に対して積極的で、気になる女性を見かけるとすぐに声をかけにいきます。
けれども日本人男性は、中々積極的に行動に移そうとはしないでしょう。
また日本人男性は一度付き合いを断られると、あっさりと諦めてしまうように思う外国人も大勢います。
女性を口説くことや女性と会話を長く持たせることも下手なので、外国人からすると日本人男性は恋愛に奥手で、恋愛下手であるように見えます。
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日本人男性の恋愛行動に対して海外の反応
日本人の恋愛行動に対して、海外の人からの反応はどのようなものがあるのでしょうか?
外国人女性が日本人男性の恋愛についてイメージしていること
日本人男性の中にはプライドが高い人もいますし、女性から良い反応が得られそうだと思うまで行動に移さない人もいるでしょう。
お酒が入らないと積極的に女性と話せない、という男性もいるはずです。
そういった姿勢があるからこそ外国人女性からすると、日本人男性は恋愛下手でアプローチに時間が掛かり過ぎているように映るのです。
また関係が進展するまでは直接会ってやりとりするのではなく、メールなどを通してのコミュニケーションになることが多く、メールの頻度があがったりして直接会うようになることに違和感を持つ人もいます。
実際のデートにおいても積極的に口説かれるようなことはなく、外にいる時にはイチャつかないことが多いのも、外国人女性からすると物足りなく感じるようです。
さらにデート中でも仕事の電話が入ってくれば仕事に対応してしまうので、女性側からすると自分よりも仕事の方が重要視されているようで、寂しさを感じることも多いようです。
心当たりのある日本人男性の人は、これを読んで自分自身を戒めておく必要がありますね。
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日本人の英会話が苦手なことに対する海外の反応
中学生から取り入れられている英語の授業も、中高だけで6年間は学習しています。
けれどもそれだけの期間学習しているのにかかわらず、英会話に苦手意識を持つ日本人は多いでしょう。
日本人の英会話の苦手さに対して、海外の人からはどのように映っているのでしょうか?
教育が適切でない
日本の英語の授業では、瞬発的なやりとりとなる英会話を学習する時間はほとんど無いでしょう。
それに比べると語彙や文法を正しく使えるようにすることに、多くの時間が割かれています。
テストにおいてもリスニングやリーディングのテストはあっても、スピーキングが行われることはほぼまれです。
会話というのは一方通行ではなく、相手からの投げかけに応じてこちらの言うことも変化させていかないと、成り立ちません。
相手からの投げかけに応じるにはこちらも相当な瞬発力を持っている必要があり、日本の英語の授業においてはそのような英語の瞬発力を育てる教育がなされていません。
そのため多くの日本人が英語を話せないのではないかと、海外の人は考えています。
性格的な問題
日本人はミスに不寛容であり、完璧さを求めようとするところがあります。
そのためちょっとでも言い間違ってしまうと話さなくなったり、言いたいことはあってもさらに突っ込まれた際に答える自信が無いと、口をつぐんで全く発言しないということもあるでしょう。
間違えることをなんとも思わない人なら良いのですが、本人の性格として間違えることを恥だと考えている場合もあります。
本人の性格や日本人全体の空気が間違いを許さないところがあるため、間違ってでも自由に話そうという土壌が少ない為、中々英語を話せるようにならないのです。
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日本での生活が合わない日本人について
日本人の中にも、中々日本の社会に馴染めない人もいるでしょう。
けれどもそのような人でも、日本の外に出ると自分の居場所を発見できることもあります。
どのような人は、日本での生活が合わないと言えるのでしょうか?
均一性が苦手である人
日本人は集団との和を乱さないことを大切にし、少しでも異質なところがあると、意識的・無意識的に排除しようとします。
中学生・高校生になると制服を取り入れた学校が多くなりますが、皆が同じ服を着て個々の個性を見ようとされない画一的な教育が、人によっては馴染めないものと感じることもあるでしょう。
そもそも本人の努力だけでは枠に留まることが難しいケースもあり、枠に押し込められることを苦手とする人は、日本での生活に苦労を感じることも多いかもしれません。
はっきりと主張する人は海外生活の方が適しているかもしれない
日本人は、物事を曖昧に伝えることも多いでしょう。
中には自分が思ったことを他人に遠慮せず率直に述べる人や、自分の意見をはっきりと主張する人もいますが、集団の中で少し浮いた存在になってしまうこともあるかもしれません。
そもそも海外では、日本に比べて意見がぶつかり合うことを、当たり前なこととしているところも多いでしょう。
もしあなたがはっきりと自己主張できる人なのであれば、海外の人とも対等に渡り合っていくことも可能でしょうし、日本で肩身が狭いと感じたら海外に目を向けてみるのも、一つの手段かもしれません。
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英語圏と日本語圏での軋轢の原因とは?
英語圏と日本語圏では言葉のやりとりなどに違いがあるため、齟齬が生じやすいと言われています。
英語圏と日本語圏では、軋轢の原因としてどのようなことが挙げられるのでしょうか?
HC文化とLC文化について
HCとはハイ・コンテクストと言って、聴き手が話し手の意思や伝えたい内容をくみ取って理解する文化です。
日本は、このHCの代表的な文化と言えるでしょう。
一方で、LCはロー・コンテクストといって、話し手が聴き手にわかりやすく伝えることで、お互いの意思疎通を図ろうとする文化のことを言います。
英語圏は、このLCの中に含まれる文化であると言えます。
HCとLCではやりとりのスタイルが異なるので様々なところで意思疎通がズレてしまい、軋轢が生じやすくなってしまうのです。
違う文化に合わせるのは困難である
HCの文化圏の人は、聴き手に想像を膨らませながら話を聞くことを意識的・無意識的に要求します。
聴く側に空気を読んだり、悟って欲しいと考えてしまいがちなのです。
一方で、LCの文化圏の人は言葉にされてないことはくみ取れないし、伝える側が全てきちんと言葉にして伝える必要があると考えています。
前提条件としての姿勢が違うところでまずズレが生じてしまう他、日本人と海外の人では「こういう時には~というものだ」ということが違います。
そのため共通認識が取れたと思っていたことにもズレがあったことに後で気が付いたりして、ズレを埋めるためにより細かく話をする必要が出てきます。
そういったズレは初期の段階では随所に表れてくるので、次第にお互い疲れてきてしまうのです。
文化の違いが大きな溝とならないよう、お互いに相手のやり方に気が付き、適応していく必要がでてくるでしょう。
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海外からみた日本人の礼儀について
一般的に礼儀正しいとされる日本人ですが、海外の人からすると以下のように映ることもあるようです。
日本人の礼儀は一方通行
お客様や上司に対しては丁寧に対応しますが、部下や目下の人に対しては同じだけの配慮をしているかと言えば、その実そうでもない人もいるのではないでしょうか?
そのように日本人の礼儀正しさが一方通行にばかり働くことを、不思議に思う外国人はたくさんいます。
またルールがはっきりしている時はきちんと従うのですが、ルールが曖昧になるといい加減で自分都合の解釈で動いてしまいやすかったり、一対一の時に比べて集団に紛れ込んでしまうと、他人に対する思いやりの気持ちが働かなくなってしまうこともありましょう。
礼儀正しくすることの目的が思いやりの気持ちではなく、自分の体面を保つ為であったり、ルールを守ることに拘っているがため、というように映ることもあります。
一見日本人の礼儀正しさは良いものとして映るのですが、よく見ると海外の人からするといびつなものとして感じられているところもあるようです。
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海外からみた東アジアの人種の見分け方や特徴の違い
アジア圏の人は皆肌が小麦色に近く、似たように見えるところもあるでしょう。
しかし空港の税関などを通ると日本人であると見分けられて、日本語で話しかけられることもあります。
海外の人はどのような違いや特徴を元に、東アジア人種の人の見分けているのでしょうか?
日本、中国、韓国の特徴と違い
日本人は中国人や韓国人に比べて、女性の化粧が濃いと思われているようです。
顔の輪郭に関しても卵型の人が多く、顎も細めです。
矯正してまで歯並びを治している人は、ごく一部に限られます。
韓国人は目が小さく、一重瞼の人や頬骨が高い人が多いとされます。
美容整形が盛んで、著名人でなくとも気軽に整形手術を受けています。
そのため、どこの国の人なのかわかりにくい人も多いようです。
中国人は目が大きくて丸く、日本人や韓国人に比べて眉が薄く、唇が厚いのが特徴です。
また中国は国土が広いので、北部と南部でも顔の特徴が違います。
中国でも南部の人は小顔で丸い輪郭となりがちです。
一方で、北部の人は韓国人のような特徴が入ってくるとされます。
日本、韓国、中国は顔に似通っているところがありますが、顔の特徴だけでも上記のような違いがあり、そこに言葉などの違いもあるので、見分けることが可能となるのです。
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日本人の性格に関するQ&A
日本人の性格について、疑問に思っている人もいることがある人もいるのではないでしょうか?
ここではそんなあなたの疑問について、お答えします。
観光客が持っている日本と日本人への不満点
日本に来た観光客が日本人に対して多く持つ疑問は、なぜ若者が皆電車などの中でスマートフォンばかり見ているのか?ということです。
道がわからなくなって道を聞こうと思っても皆下を向いているので、関わられることを拒否されているかのように感じるようです。
また海外であれば目があえば微笑み合うことも普通にありますが、日本人は目が合うとすぐさま逸らしたりします。
そういったところが、海外の人には冷たく感じてしまうようです。
2020年の東京オリンピックを控え、今後ますます日本に来る観光客は増えていくことも考えられます。
外国語での道路標識の整備など、ハード面を整えていくことだけでなく、日本人としてのおもてなしの精神を、これからもっと大切にしていきたいものですね。
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