「自分にとって利益になるかどうか」を行動の原則にする人がいます。
自分にとってプラスかどうかを判断基準におく人を「損得勘定で動く人」といいますが、いったいどんな特徴があるのでしょうか。
それに損得勘定で動く人は他人にあまり良い印象を与えないイメージが付きまといますが、実際にはどうなのかも気になりますよね。
この記事では損得勘定で動く場合のメリットやデメリットについて解説します。
上手く取り入れると、損得勘定も悪くはないかもしれませんよ。
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目次
- 1 損得勘定とは自分にとって損であるか得であるか
- 2 相手に恩や感謝がある場合は損得勘定とは言わない
- 3 損得勘定で動く人の特徴について
- 4 損得勘定で動くことのメリットについて
- 5 損得勘定のデメリットについて
- 6 損得勘定は得する喜びよりも損する悲しみを捉えてしまう
- 7 損得で考えている時は、トータルで損をしてしまうのか?
- 8 損得勘定で本当に損なこととは?
- 9 損得勘定で本当に損しない考え方について
- 10 損得勘定で動く人との付き合い方
- 11 仕事をする上で損得を考えるのは良いことなのか?
- 12 損得勘定を止めたい時に考えておくこと
- 13 人間は元々損得勘定で相手を判断しているのか?
- 14 人間関係は損得勘定のみで判断したほうが良いのか?
- 15 損得勘定をすることで心を広くする方法
- 16 損得勘定についてのQ&A
損得勘定とは自分にとって損であるか得であるか
人から何かやってもらうことが当たり前だと思っている傾向があります。
一方自分が人にやってあげたりすると、それに対する見返りを求めてしまいます。
仮に自分が人に仕えた場合、いずれその労力やお金などは自分に帰ってくるといわれています。
今すぐ目に見える形で戻ってくるわけではありません。
相手に対し「助けてあげたい」とは「してあげたい」という善意の気持ちがあれば、見返りがなくてもやってあげるでしょう。
しかし、損得勘定で人にかかわっていると、心が貧しくなり、何とか目に見える形で即座に見返りを求めるのです。
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相手に恩や感謝がある場合は損得勘定とは言わない
食事を奢るや物をプレゼントするなど、同じ行動でも相手に対しての敬意や感謝からの行動である場合は損得勘定とは言いません。
人のために何かしてあげたいと思う積極的な気持ちです。
一方、人からしてもらいたいという気持ちは、消極的な気持ちです。
なぜなら、自分に自信がなく「どうせだめだ」と投げやりな気持ちに占領されてしまうためです。
人に何かをしてもらおうと考えると、言い訳がましくなり自分自身も自信がなくなってしまうのです。
損得勘定で動く人の特徴について
我慢強い
損得勘定で動く人の特徴として、自分にとって得になると判断できる瞬間まで虎視眈々とチャンスを伺えるだけの我慢強さを持っていることがあります。
自分が得になるとわかれば、粘り強く得するまで頑張ることができます。
得があると判断するまでに、入念に調べるので、今ならいけると確信すればすぐに行動に移すことができます。
逆にそのような機会が来ない限り動かないのも損得勘定で動く人の特徴でしょう。
見栄を張らない
損得勘定で動く人は、自分を着飾ったりはせずありのままの自分を表現することが多く、自分を飾らない素直な性格をしているとも言えます。
周りの目を気にするよりも、自分の現状に目を向けるので、必要なものは何かということに焦点を置き、物事を判断しています。
自分の中で、判断基準があるので見た目にこだわらないのです。
たとえば、ブランド品にこだわらないということがあります。
ブランド品よりも使いやすい気に入った物を選ぶことの方が自分にとって得であると判断しているからです。
服に関していえば、着やすい着心地の良い服を買います。
要するに、自分が気に入るという点が大事であり、正当な代価と思えば、高い代金を平然と支払うこともあるのです。
損得勘定で動く人はクーポンや割引きをできる限り利用します。
たとえばデートの時でも会社の飲み会でも、平気でクーポンや割引券を使い、デートの相手や同僚・友達に「ケチだなァ」と言われても気にすることはありません。
そして、金額にかかわらず、払わなくても済むお金は支払わないのも特徴でしょう。
自分自身のルールを持っている
損得勘定で動く人はその人独自の基準やルールで損得を判断しており、他の人にとって面倒や合理的じゃないと考えられることでもその人に取って得と判断された場合、そのことに投資することを惜しまないといった特徴をもちます。
自分にとって得か損かという基準は千差万別であり、無意識で線引きしているため、理由のない迷いが少なくなります。
遊ぶことが楽しいということが自分の中で得だと感じればどんどん遊ぶし、辛くても仕事をすればお金が入るということを得と考えるならば、積極的に仕事をします。
一方、遊んでいても楽しくないと損であると思えばバッサリ人間関係を切れるのです。
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損得勘定で動くことのメリットについて
冷静な判断が出来る
確かな損得勘定で考えられる場合のメリットとしては、自分にマイナスになることでも周囲の意思に影響されたりして引き受けてしまうことが無くなり、冷静な判断でリスクを減らすことが出来ます。
いつも何が得かを考えているので、損得に関しての知識が非常に豊富です。
たとえわからなくて焦るようなことがあっても、すぐに知識をつけて損得の判断ができるレベルまで到達することができます。
トラブルに巻き込まれにくい
他人の仲裁に深入りしてしまったり、自分の意見を曲げて同意したために責任問題になってしまうなどということもなく、トラブルに巻き込まれにくくなります。
人の考えに一方的に流されるということはなく、相手が行っていることは果たして本当に正しいのか、そして得がないのかということを考えます。
このように常に疑う癖がついているので、結果的に騙されにくくトラブルに巻き込まれにくいのです。
プロ意識が高くなり仕事の面で有効に働く
仕事の面においては感情を挟まず会社にとってのリスクや利益を考えられるので、良い方向に働きやすく、キャリアの形成などにプラスになる可能性が高いです。
働く相手に対しても損得勘定によって、利益が出るだろう相手と付き合おうとします。
こうして、仕事の効率が上がり、結果が伴うということにつながるのです。
得になると確信したら、積極的になれます。
そして何としてでも得を得られるようにあの手この手でつかみ取ろうとします。
得になると思えば、どんな努力も惜しまない「努力家」になれるのです。
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損得勘定のデメリットについて
損得勘定だけで考えると楽しみを感じられなくなる
損得勘定で目先の利益ばかり追い続けていると、自分が例え好きだったり楽しみから始めたことでも、それが本当に意味のあることか、利益をもたらすのかを考えてしまい、結果として純粋に楽しむことができなくなってしまうことがあります。
いつでも自分にとって利益がどのくらいあるのかということを考えるので、楽しめる内容であっても「もっといいことあったんじゃないか」と思ってしまうのです。
欲はさらなる欲を生むということですね。
自分の本当にしたいことがわからなくなる
損得勘定を優先しすぎると、仕事や子育て勉強や部活など、日常のやらなければならないことを重視してしまい、やりたいことをやる時間が失われていき、結局自分が何をしたいのかを見失ってしまう可能性があります。
自分が損をすることを嫌い、得になることを追求してしまうと「自分は何をしたかったのだろう」とか「自分にとって本当にしたいことだったのだろうか」と思うときが来るでしょう。
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損得勘定は得する喜びよりも損する悲しみを捉えてしまう
価値と感情は必ずしも一致しない
損得勘定で考えた時「得する喜び」よりも「損する悲しみ」を感じやすい理由として、2つの物に対して同じ金額だけ減額されているのに、10万円が9万円に安くなるのと2万円が1万円に安くなるのでは人間の感情としては後者のほうがよりお得と感じてしまいます。
損したときの方が心理的影響が大きい
普段90円のジュースを100円で買うのと、普段100円で買っているのを90円で買うなど、例え僅かな金額だとしても高く買うのと安く買う状況の場合、人間は後者の方を良しとする場合が多いです。
もし万が一、損をしてしまった場合、「どうしてこうなってしまったのだろう」と必要以上に落ち込んでしまったり、くやしさをぶつけてしまうこともあります。
損得にこだわりすぎて、「小さな損」が気になっていつも損をしているかのような錯覚に陥ってしまうこともあります。
よく考えてみれば十分得していても、気分は損をしている状態なのです。
このような考えは人間関係にも出てきます。
損得勘定で動く人は相手が嘘を言っているのではないかとか、自分のことをそれほど考えていないのではないかと思ってしまい人を信じることができません。
これは裏切られたら自分が損をしてしまう可能性があるとネガティブに考えてしまうからです。
表向きには笑顔で接していても、内心損をしたらどうしようと距離を取っていることが多いのです。
もし、損をしたと思ってしまうと、バッサリと人間関係を切ったり、一切かかわらないようにしようとします。
周りは急な対応の変化について行けず、戸惑ってしまうでしょう。
このように損得勘定で動く人は損したときの行動が変化しやすいといえます。
利益は確実に確保したくなる心理がある
たとえば、飲食店などで数人で支払いを分割することが予めわかっている場合、人は「他人より多く飲み食いしたい」と思う反面、「支払う金額は少しでも少なくしたい」と感じることが多いです。
このような心理が働くことで、エスカレートして「損することは許されない」といった状況に追い込まれることもあります。
人はやりたいことをしているときは、損得勘定はしないものです。
なぜならやりたいと思っているからです。
逆にやりたくないと思っているときは、損得勘定します。
はじめから乗り気ではないけど、メリットがあるならしてみようという心理ですね。
よって、メリットがないと満足しないのです。
利益が確実に確保できるまで、今していることが無駄だったという気持ちにならないようにいたるところで損得勘定するのです。
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損得で考えている時は、トータルで損をしてしまうのか?
人は損をしない為の選択肢を選んでしまう
人間は損得勘定で考えている時、「得をする」という選択よりも「損をしない」という選択肢を取ることが多いです。
この時に、自分にとって本当に大切なことは何かという大事な考えよりも、目の前にある小さな損ばかりがクローズアップされてしまい、最終的に得をする選択肢を選べなくなってしまう傾向が強いことがあります。
「損をしない」選択肢をとるということは「不利益なことを排除する」ということになり、損得勘定のみで考えている人はそういった人や物には普段と態度を変えて接したり、
おざなりな扱いをしてしまったりすることにもつながり・・・
そうした結果、今まで築き上げてきた関係を壊してしまうきっかけを自ら作ったり、時間やお金を費やしたことを手放してしまったりしてしまう可能性が高いのです。
目の前の損を回避しようとする心理が強く働くのが人の特徴です。
これは誰でも抱く感情で、科学的にも証明されています。
価値観数といわれており、人が目先の損失は目先の利益よりも2倍感じられるといわれています。
「損をしたくない」や「損を回避したい」という心理は強いのです。
損得勘定で動く人は、普通よりもこの心理が強くなるのです。
たとえば「もしかしたら今夜は高級レストランでフルコースをおごってもらえる」という可能性があっても、目の前に出されたコンビニの弁当を食べてしまうのが損得勘定で動く人です。
これは、お腹がいっぱいになってしまうとわかっているのですが、「弁当を食べ損なう」という目先の損に耐えられないために行動に移るのです。
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損得勘定で本当に損なこととは?
損得で勘違いしやすいこと
損得勘定とは○と☓の2択で考えられるような単純なものでなく、人の感情やその場の状況、言葉、時間などとても複雑な要素が絡む問題であることについて理解することが大事です。
利害を基準にして物事を考えるという特徴がありますが、損にも優先順位があります。
心情的な損を経済的な損より優先する場合もあるし、すぐ目の前にある物質的な損を優先して行動することもあります。
このように日常の生活の中では、損か得かの二者択一の他に、どの損を優先するのかも選択して決めているのです。
損得勘定は決して悪いことではありません。
人と付き合うとき、相手の人間性とか気が合うとか、自分にとって新しい視点を教えてくれそうとか、自分の殻を破るきっかけになるかもしれないとか別の視点で損得勘定を活かすことが大切です。
そんな理由で付き合うと、たくさんの学びや共有できることが増えるのですが、利益がないと思って関係を断ってしまうと人間関係でいつも躓いてしまうこともあります。
損得勘定が激しいと嫌われてしまう原因となります。
視野が狭くなるのが本当の損
損得勘定で動く人は、自己中心的になる傾向があります。
「損したくない」「何とか得する方法はないか?」ということにとらわれて、「自分さえ良ければいい」と思うようになります。
そして、相手や周りの人たちの気持ちなどを考えなくなります。
すると、家庭内や職場などで人間関係が悪化して思いもかけない大損をすることにつながります。
また、親しい友人や恋人との関係が壊れてしまうこともあります。
たとえば、安い物を買おうとして質の悪いものを使うことになってしまったり、少額の支払いをケチったために次回から仲間はずれにされてしまうなど、一つの尺度だけで物事を判断すると、その場の感覚だけで損得を考えてしまい、結果として損をしてしまうのです。
何に対しても見返りを求めるようになると、心がいつも満たされず貧しくなります。
もし、困っている同僚や友達に助けが必要ならば、手を差し伸べたり親切にしたりするのは、人間として当たり前の行為です。
しかし、損得勘定で動く人は、自分の親切(ギブ)に対する見返りを必ず求めます。
「残業を手伝ってあげたんだから、こっちの仕事を少し引き受けてくれてもいいじゃないか」とか「引っ越し祝をあげたのに、うちの子の誕生祝には何もくれなかった」などと、ウジウジ考えてばかりいると、心が貧しくなり性格が悪くなるでしょう。
結果的に、周囲の人たちの人望や、親しい友人との友情を失うという大損をすることもあるのです。
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損得勘定で本当に損しない考え方について
損得は単純に計算できない
損得勘定で本当に損をしないためには、損得は金額や物の価値など単純に計算できることだけではなく、将来に起こることや他人の抱いている感情のような不確定要素なども存在することをしっかりと自覚しておくのが大事です。
人生の損得は一つだけでない
他者からの信頼や人間関係、時間の損得など、金銭以外にも沢山の損得が存在しており、理想としては全てを考慮したトータルの損得を考えるのが良いが、その考え方はとても困難なので、自分にとって何を重視すれば幸せになれるかなどの優先順位を考えておくと、自分にとって得になりやすいです。
損得勘定で動く人との付き合い方
損得勘定の強い人とは距離感が大事である
損得勘定が強い人は初対面の人には自分にとって利益になる人かもしれないので良好な人間関係を築こうとする考えの場合が多いです。
しかし、会う度に得られる物や利益となると感じることがなくなってきて、次第に距離を置くようになったり、シビアな対応を取ってくるようになります。
損得勘定が強い人との関係を維持したい場合は、頻繁に会うのを避けてマイナス面をみられるリスクを減らすのが良いでしょう。
また、会った時に行き成り自分の知識や価値を全てをアピールするのではなく、出来る限り小出しにすると良いです。
そして、付き合いを長く維持していると、そのうち損得勘定抜きで付き合いをしてくれるようなるでしょう。
仕事をする上で損得を考えるのは良いことなのか?
損得以外の視点を持つことも必要
仕事をする際に損得を考えるということは、自分にとって仕事の内容が損になるか?得になるか?を考えてより良い条件の物を選び、先を見据えてより良い方向へ向かうように努力したり、プラスに持っていくかの方針を考える指標になるので必要な能力であるといえます。
しかし、損得勘定のみで判断を続けていると、自分が本当にやりたい事や、注力すべき事を見失ってしまって結果として損をしてしまう可能性があるので、
損得だけに囚われず自分が好きなことや楽しいこと、損得勘定以外の動機も判断の指標に加えておくと良いでしょう。
損得勘定だけではなく、「何をすることが正しいのか?」「何をすれば周りの人たちを喜ばせることができるのか?」を考えて行動することが大切です。
これは善悪判断といわれ、損得勘定とのバランスが大事です。
両方のバランスが良いと、本人だけでなく会社など職場の人たちも働きやすくなるでしょう。
また、家族との仲も円満になることでしょう。
さらに、損得勘定と善悪判断のほかに「思いやり」が加わると、厳しい善悪判断が相手の負担にならないかを気遣い、相手が得をするように配慮できるようになります。
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損得勘定を止めたい時に考えておくこと
見返りを求めると損をすると考える
損得勘定を止めるための方法やその考え方として有効なのは、他人からの見返りを求めると損をするという考え方にシフトしていくのが大事です。
そうすることで損得勘定を持ち込まないと考えるよりも、比較的簡単に実践することが出来ます。
「貸した」と考えるのではなく、「与えた」と考えると良いかもしれません。
そして、人に与えられるほど満たされていることに感謝するのです。
すると、相手に求めることは必然的に少なくなり、「与えることができる自分」に満足するのです。
情を深くする
付き合っている友人や恋人や同僚に対して、距離を取らずに接していくことで情が深くし、見返りを求めずに親切になっていくことが出来るでしょう。
共に喜び、ともに楽しみ、ともに泣ける、そのような友人がいることで、信頼関係は深まります。
どんな相手であっても自分とは価値観が違ったり、性格があるため、影響を受けます。
その影響が、損得にかかわらず当然あるべきことだと認識し、距離を置かずに相手を受け入れていくことでより良い対人関係を築くことができます。
相手を信じるのではなく、愛する対象としてとらえることが大切です。
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人間は元々損得勘定で相手を判断しているのか?
心理的利益になる人、心理的損害になる人
人は意識的にしろ、無意識的にしろ、自分を尊敬してくれたり行為をしめしてくれたり楽しませてくれるなどの心理的利益を与えてくれる人を好み、馬鹿にしたり威張ったり嫌味を言うなど心理的損害を与える人を嫌う性質をもっています。
人付き合いで損得を考えるのはある意味当然で、人間の生まれ持った性質でもあるのです。
人間関係は損得勘定のみで判断したほうが良いのか?
得を与えられる人間になっておく
人間関係は損得勘定のみで判断したほうが良いのかということについて、ある程度は損得も絡めて考えるのが大事です。
だらだらと友人関係を続けていると、そのことで時間をとられてしまい、自分にとって価値のあることに時間を避けなくなってしまう可能性があります。
ただし、あまりにも損得に偏り過ぎると本当に必要な交友関係まで失ってしまうので注意しておきましょう。
損得勘定以前に大事なのは沢山の人に求められるような得を他人にあたえられる人間であるように自分を研鑽しておくことです。
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損得勘定をすることで心を広くする方法
心が広いということについて
心が広いということは他人に対して寛容であるといえます。
損得勘定で判断するということは一見すると、他人に対して不寛容に思えるが、方法によってはむしろ心を広くすることの手助けになります。
自分が幸せになると心に余裕が出来る
笑顔でいるということを「正しい行いだから」といった善悪の判断で行うと、自分が正しい行いをしているということから他人に対しても少なからず善行を強要してしまう可能性があります。
逆に、損得勘定で考えると、他人がそうでなくても自分にとって得であると考えることが出来るので、
誰に強要することもなく自分の中で続けることが出来、他人に対して寛容であることが出来ます。
このように損得勘定は使い方次第で有効利用できるのです。
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損得勘定についてのQ&A
恋愛に損得勘定を持ち込むべきか?
恋愛というプライベートな関係は、2人だけで作り上げていく関係だけに、人の地の部分が出やすいです。
恋愛が続く、続かないといった理由には、独りよがりではないことや、相手への思いやりといった、古くから言われているような原始的な価値観が大事です。
そういうわけで、損得勘定というのはまさに自分にとっていかに得か、自分が損をしないことや、得することばかりを考えているので、恋愛とはあまり相性がいい価値観ではないでしょう。
損得で動いている彼氏・彼女を見抜く方法について
ハズレなしの抽選と聞いたとき、「1等は何か?」ということより、「最下位賞は何か?」の方が気になるという人は損得で動いている可能性があります。
恋愛中ならば、食事で男性が支払い、女性は得したと思っていてもその女性は記憶はあまりなく、逆の立場で損したときの記憶はよく覚えているという風な場合です。
また、お金を借りた方は借りたことを忘れがちですが、貸したことは絶対に忘れないというときに損得勘定で動く人の可能性が高いです。
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