ふと鏡で自分を見ると、唇の噛みすぎで血がにじんでいた、という経験はありませんか。

唇の怪我は違和感を覚えやすい上、他人からの視線が気になる部位でもあります。

 

唇を噛むのが癖になってしまっている場合は、唇の状態だけではなく自分自身の心理状態についても注意が必要です。

 

この記事では唇をいつも噛んでしまう癖にはどんな心理が潜んでいるのか、また唇を噛んでしまうせいでできる口内炎や腫れの対処方法について解説します。

自分だけではなく、家族のケアにも役立つ情報です。どうぞご一読下さい。

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目次

唇を噛む癖がついてしまうのは何故か?

 

癖はいろいろありますが、口元の癖は心理状態を表しているといわれています

 

しかし、なぜ唇を噛んでしまうのでしょうか?

ストレスが原因の場合

口の中を噛む原因としてストレスがあげられます。

人は緊張したり疲れが蓄積すると、口元に現れやすく、唇をかんだりします。

 

無意識のうちに唇を噛むことで感情をコントロールしていたり、表現方法が見つからない場合にも癖が出てしまうことがあります。

 

赤ちゃんも指しゃぶりをして、安心したり、気を紛らわせたりしますが、大人も同じように唇をかんだりして不安の軽減に努めているのです。

 

唇を噛むことによって口の中も噛んでしまうので、傷だらけになってしまいます。

よって、ストレスをためずにうまく発散できる方法を自分なりに見つけておく必要があります。

 

噛むことで快感を感じている場合

唇をかむ理由として、快感を感じていることがあります。

軽く唇をかむ程度なら、適度な刺激になり快感を感じやすいのです。

 

癖というものは気持ちいいと感じた記憶が残ることによって、次に欲求を満たすために気持ちいいと感じたことのある癖を繰り返してしまうのです。

 

唇を噛む癖を治す方法

 

唇を噛んでしまう人は無意識に行動していることが多くあります。

そのため、唇が腫れ、痛みを感じていても、再び噛んでしまい悪循環になります。

 

このような人はまず自分の癖を自覚することが大事です。

自分がどんな時に唇をかむのかを知る必要があります。

 

疲れているときに唇を噛むことが多いので、リラックスする時間を作ると良いでしょう。

普段から疲れをためないようにしてくことが大事になります。

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食事中に何度も唇を噛む原因は何か?

 

ストレスや疲労が溜まっている

現代人は時間を有効に使おうとスケジュールいっぱいにして忙しく過ごします。

そうすると、疲れがどんどんたまっていきます。

 

何もしないで放っておくと、疲れが蓄積して、無意識に唇を噛んでしまうことにつながります。

 

無意識のうちに噛んでしまう場合は身体の疲労やストレスの予兆を疑ってみると良いでしょう。

 

口腔内の筋肉が弛んでいる

歯並びが悪い、顎の力が弱いなども口腔内の筋肉が緩んでしまいやすく、唇を噛んでしまう原因になります。

 

現代人は食事の欧米化が進み、ファストフードや食品添加物で柔らかくした加工食品が増え、あまり噛まなくなりました。

 

よって、硬いもの噛んだりすると余計に疲労がたまりやすかったり、仕事で忙しく食事に時間をかけられないといい、顎の筋肉が弱くなったのです。

 

筋力がないと、ボーッとしているときに唇を噛んでしまい、不意に痛みを伴う不快感を味わいます。

 

 

噛み合わせが変わってしまっている

食生活の変化によって、顎が小さい人や細い人が多くみられるようになりました。

口腔内では、歯並びが悪くなり、かみ合わせに影響してしまうといった悪循環が生まれるようになりました。

 

かみ合わせが悪いと、虫歯や歯周病の原因になりやすかったり、口が開いたままになってしまうこともあります。

口の中が乾燥し、菌が増殖しやすくなり、さらに虫歯を加速させるといった、悪循環が生まれます。

 

胃が弱っている

唇を噛んでしまう原因はいろいろあり、ストレスや癖ではなく胃が弱っているときもあります。

 

ビタミンB1などの栄養素を消化管で消化吸収できないと糖を分解できず、乳酸などの疲労の原因物質が蓄積しやすくなります。

 

たまった疲労によって、唇を噛んでしまうことにつながります。

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唇を噛んでしまった後のケアの方法

 

唇を噛んでしまう癖の結果、唇が腫れてしまったり、切れてしまったりと二次的な問題が生じてしまいます。

大切なのは癖を直すこと。どのようにすればよいのでしょうか?

 

栄養を多く取る

ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンA、ビタミンCを含む食品を食べることによって、疲労の回復をサポートしてくれます。

 

口腔内粘膜を強化してくれるビタミン類を取り、噛んで傷ができたところに菌が入らないように口の中を清潔にしておくと良いでしょう。

 

また、冷たいものや熱すぎる食事を控えましょう。

程よい温度の食事を摂るように心がけ、血流の循環を良くし傷の治りを助けるようにしましょう。

 

うがいの回数を増やす・歯みがきをしっかりとする

口の中を清潔にするために、うがいを頻回に行うことや歯磨きをしっかり行うことで菌の繁殖を防ぐことができます。

すっきりすることで心のケアにもつながり、一石二鳥です。

 

くちの中が切れていたりすると、なるべく刺激を避けようとしますが、傷の回復のためには口の中の清潔が大切です。

虫歯がある場合は早めに受診し、治療を受けましょう。

 

睡眠をとる

体にたまった疲れをとるには、十分な休息が必要です。

 

忙しい現代人は睡眠を大切にしない人が多くいますが、睡眠は体にとってとても重要な役割を持っています。

病気になるのは疲れがたまっているからといわれるほどで、薬よりも効果的な治療法が睡眠です。

 

ぐっすりと眠れるように、寝る前に入浴したり、足だけでも温めると効果が出ます。

また、軽いストレッチやホットミルクを飲むことも効果的といわれています。

 

食後すぐに寝てしまうと、寝ている間に消化が十分にできず体の疲れが取れなくなるので、就寝2時間前には食事を済ませるようにしましょう。

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噛まないようにする対処法について

 

唇をかまないようにしたいけど、どうすればいいのかわからない人は多くいます。

やめたいけどやめられないのが癖なのです。

 

頬や口周りの筋肉を鍛える

唇を噛んでしまう場合、表情を作る筋肉を鍛えると効果的といわれています。

 

笑顔を作る練習をするとよいですが、口角をしっかり上げてみましょう。

鏡の前で行い、自分の笑顔に違和感を感じたら、口周りの筋肉を使っていないことになります。

 

そのほかにも口周りの筋肉を鍛える効果的な方法があります。

それは割り箸を使って、行う方法ですが、割り箸を真横にして前歯で軽く噛むと自然と口角が上がるはずです。

 

この方法は、はじめは疲れたりしわができたりすると思いますが、続けていくと、口周りの筋肉が鍛えられ、顔がシャープに見えてきます。表情は豊かになり、自然な笑顔を作ることができます。

 

筋肉が衰えると、血液循環が悪くなりやすいです。血流が悪いと疲れやすくもなりますので、口周りの筋肉を鍛える必要があります。

 

口腔体操というリハビリや嚥下機能の回復のための体操もあります。

「あいうべ体操」とも呼ばれ、口を大きく開きながらはっきりと「あいうべー」と声を出して行います。

 

最後のベーは下をできるだけ出すのがポイントです。

この体操は食前に行うと、食欲が増したり、唾液の分泌を促したりします。

 

 

噛み合わせを意識しながら口を動かす

現代人は柔らかいものを食べることが多くなったおかげで、かみ合わせが悪くなりました。

 

噛む回数が減り、顎が細くなり、小さい顎では硬いものや大きなものは噛むのに労力がかかってしまうのでもっと柔らかいものを好むようになるといった悪循環がみられています。

 

そんな時に噛む力を養う方法として、ガムを噛むことがあげられます。

 

はじめはただ噛んでいても十分噛む力はついてきますが、余裕が出てきたら、かみ合わせを意識して噛むと良いでしょう。

 

ガムが苦手な人は、スルメや干物などもよく噛むことにつながるのでおすすめです。

 

常に片方だけ噛むのではなく、反対側でも噛むようにして、両側の噛む力を鍛えましょう。

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心理的に唇を噛む仕草について

 

唇をかむしぐさはどんな意味をもたらすのでしょうか。

隠された心理状態を知り、対人関係に活用しましょう。

 

下唇を噛む仕草の心理的な意味

下唇を噛む理由は、何らかの感情を押し殺して我慢している状態が考えられます。

歯を食いしばって我慢している場面を考えてもらうとわかりやすいでしょう。

 

何を我慢しているのかは人それぞれですが、怒りの感情やうそを隠すなどの動揺する気持ちを我慢している心理状態といえます。

 

会話中の相手がこの仕草をした時は注意する

このようなしぐさをしている相手であれば、会話中に不満があるか、怒りを感じていると考えて対応すると良いでしょう。

 

怒りを表していると判断すれば、必要に応じて謝罪する、また、うそを隠して動揺していることが考えられるので会話を中断するなどの対策をとり、感情を推測しながら対話をすると良いでしょう。

 

唇を噛む行為は子供に多い

 

子供は未発達な部分が多く、うまく表現できないことがあります。

そんな時、癖を観察することで子供の状態を把握することができます。

 

小さい子の場合は指しゃぶりと同じ

唇をかむ行為は、指しゃぶりをするのと心理状態は似ており、不安な気持ちを紛らわそうとしていることが多いです。

 

心の重荷となる原因があり、小さい子供であればうまく表現できないので口元に現れます。

 

原因が解決されれば自然と治るのでそれほど心配はいりませんが、親としてはすぐにやめてほしいと執拗に子供をしつけてしまうことがあります。

 

しかし、時期が来るまで様子を見ながら、子供の思いに耳を傾けるようにしてくのが良い方法です。

 

体質が原因の場合もある

歯並びや顎の形状などの体質で下唇を噛んでしまう子もいます。

歯並びが悪いと、唇が巻き込まれやすくなり、その部分を噛んでしまいます。

 

また、顎の関節のずれや噛む筋肉のアンバランスによって、噛みやすくなることもあります。

 

 

鼻にアレルギーがある場合

鼻にアレルギーがある子供は口呼吸をする癖から下唇を噛んでしまう場合があります。

 

口呼吸は口腔内を乾燥させ、菌を繁殖させたり、免疫低下します。

そして、口内炎ができやすくなると、気になって唇を噛んでしまうことがあります。

 

子供の噛む癖の対処法

ストレスをためないようにうまく発散できるような工夫が必要です。

 

唇をかんでいることを、注意するだけで終わってしまうと子供は緊張感が強くなりますので、子供の思いに耳を傾けることを忘れないようにしましょう。

 

また、必要に応じて口の周りの筋肉をほぐすような口腔体操を一緒にしたり、楽しい食事に心がけましょう。

 

大切なのは子供と一緒にすることです。

自信につながるようなかかわりをしていきましょう。

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噛んだところが口内炎になるのは何故か?

 

口内炎は一度できてしまうと、噛み癖があればなかなか治りません。

状況によってはより悪化してしまうこともあります。

 

口内炎になるメカニズム

口内炎の原因は、口の中にできる傷です。

ボーっとしていて口腔内を噛んでしまうことや、頬の内側を噛んでしまったり、唇を噛んでしまうことがあります。

このようにしてできた傷は口腔粘膜を痛めて口内炎の原因の一つになってしまいます。

 

また、唾液の分泌が少ない時にも口内炎ができやすくなります。

唾液は口の中の細菌を殺す役割があり、病気から守る重要な任務を持っています。

 

体質的に唾液の量が少ない人は口腔内が乾燥しやすく、細菌が増えやすくなり、口臭や虫歯、歯周病になりやすいです。

 

唇だけでなく舌や頬の内側にも出来る

口内炎は様々な場所にできやすく、一度できると口腔内は一枚のつながった粘膜なので、抵抗力が低下します。

唇だけではなく、舌や頬の内側にもできやすくなります。

 

口内炎の種類について

 

一言に口内炎といっても様々な種類があります。

ここでは3種類の口内炎について説明します。

 

三種類の口内炎

アフタ性口内炎は皮膚粘膜表面が灰色から黄白色に変色した膜に覆われた5㎜~6㎜以下の大きさの潰瘍のことを言います。

アフタ性口内炎は日常的に出やすい口内炎の代表ともいえます。

 

口腔内を噛んだり、傷めたりしてできた傷に細菌が入り込んで発症します。

口腔内粘膜が弱っていたり、栄養不足やストレスによって免疫力が低下した場合に起こります。

 

カタル性口内炎は、口腔内粘膜が赤く炎症し、ひび割れたり白くただれるのが特徴です。

 

アフタ性口内炎と似ており、口腔内全体が赤く腫れます。

痛みはそれほど強くなく、唾液の分泌量が増えることによって口臭が気になります。

 

また、口腔内に熱を感じ、味覚が鈍ることもあります。酸味や辛味といった刺激の強い食品を食べると、しみることがあります。

 

カタル性口内炎の原因は物理的刺激によるものがほとんどです。

入れ歯や矯正器具などが直接粘膜に触れて刺激を受けた場合や、虫歯や歯周病などのように口腔内の衛生が保たれていない時に発症します。

 

ウイルス性口内炎は代表的なものとしてヘルペスウイルスによるウイルスの感染によって起こります。

原因は、食器やタオルなどによる経口感染があります。

 

赤ちゃんや幼児が保育園や集団の場で、おもちゃを共有したことによるウイルス感染があります。

よって、子供のおもちゃはこまめに消毒し、衛生的に使うようにしましょう。

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口内炎を早く治す方法

 

口の中を清潔に保つのが最も大事

口内炎は痛みが伴うことが多いので、刺激を避けますが、口腔内の清潔は保ちましょう。

カタル性口内炎の場合は、物理的刺激をこれ以上続かせないようにすることが大切です。

 

入れ歯や矯正器具が合わない時には、粘膜の損傷を避けるために医師に相談してください。

 

虫歯や歯周病はできるだけ早く歯科受診して治療を受けるようにしてください。

 

噛んだ後や口内炎になってからも特に口の中を清潔に保つように心がけましょう。

 

乾燥に気をつける

口腔内が乾燥すると唾液や粘膜の分泌量が減るので、免疫力が低下します。

 

効果的な方法は「ぶくぶくうがい」です。

うがい液は食塩水やイソジンが好ましく、ぶくぶくうがいやガラガラうがいをして口の中にうがい液がいきわたるようにしましょう。

 

うがい終わったら、最後は水でうがいをして洗い流すようにします。

これは、粘膜の機能を回復させるためです。

 

口内炎の治療でしてはダメなこと

 

口内炎は私たちにとって身近な症状の一つであり、誰もが経験したことがあると思います。

だからこそ軽んじてしまいやすい落とし穴があります。

 

口内炎は侮ってはいけません。

 

良かれと思ってしたことが、逆効果の場合があるので注意が必要です。

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口内炎を噛んだり潰したりするのは逆効果

口内炎はできるときになってついつい潰してしまいがちですが、決してつぶしてはいけません。

潰してしまうと、傷口が開いて菌が入りやすくなり、悪化する恐れがあります。

 

口内炎の治療薬は口内炎パッチなどの張り薬やアフタゾロン、ケナログなどの直接潰瘍部分に塗布する塗り薬があります。

 

単なるストレスや物理的刺激が原因ではない口内炎もあります。

 

ベーチェット病や慢性口内炎の場合は繰り返し発症するので、市販の薬に頼るのではなく病院受診するようにしましょう。

 

下唇が腫れる原因は?

 

下唇が腫れる原因にはいくつかあります。

 

虫刺されで腫れる

まずは虫刺されです。

唇はよく動く部位なので虫に刺されにくいのですが、刺されてしまうこともあります。

 

腫れてしまった部分は冷やすことを基本としましょう。

 

保冷剤をタオルに巻いて、腫れが目立つ部分に貼付して冷やします。

冷えピタといった冷却シートを唇の腫れが目立つ部分に張っても良いです。

 

 

外傷によって腫れる

唇をぶつけた時、物理的な刺激によって傷ができてしまい、傷口から細菌が入り込んで炎症がもっとひどくなることがあります。

 

結果的に腫れてしまい、外見的には残念な状態になることもあります。

 

アレルギーが原因の場合

アレルギー食品を食べた時や、体質に合わないものを使用したおかげで唇が腫れることがあります。

 

アレルギー性の場合は病院に行き、原因を知り、治療をお勧めします。

アレルギー検査を受けることで、原因となるものについて把握できるので、それに対する治療を選択できます。

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日焼けでも腫れてしまうことがある

唇の日焼けはとても痛くてご飯も食べられないほどです。

日焼けによってヘルペスになることがあります。

ヘルペスウイルスが原因で、皮膚に水ぶくれができ、しばらく続きます。

 

口唇ヘルペスといい、風邪をひいたり、日焼けしたりで体の免疫力が低下して発症します。

菌が体の中に潜伏してしまうので、治らないうちにストレスや疲れが増えると再発します。

 

このほかにクインケ浮腫や粘液嚢胞などの病気が原因の場合もあるので注意が必要です。

 

唇が腫れてしまっている場合は何科を受診すれば良いのか?

 

単に唇が腫れているといっても、状況によって受診する科は違います。

自分の症状をよく観察し、適切な治療を受けられるようにしておきましょう。

 

唇の外側の場合

唇の外側の場合は皮膚科に受診します。

体は一枚の皮膚に覆われていることを考えると、外傷によるものは皮膚科が適当です。

 

唇の内側の場合

皮膚の内側の場合は口腔内になるので、口腔外科が良いでしょう。

 

虫歯や歯周病が原因となったり、矯正器具が原因になっていることもあるので、二次的な症状を起こさないためにも早めに受診し対処できるようにしましょう。

 

水ぶくれや蕁麻疹が出来た場合は?

水膨れやじんましんなどのウイルスが原因の場合は、内科受診しましょう。

体の免疫力が低下していることがあるので、必要に応じて内服治療を受けましょう。

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唇の腫れを改善する方法

 

もしも唇が腫れてしまったら、どうしたらよいでしょうか。

適切な方法で対処できるように、知識として押さえておく必要があります。

 

腫れた時の対処法

腫れている部分が熱を持っている場合は冷やして炎症を抑えましょう。

ただし、冷やしすぎも良くないので、氷などではなく冷やしタオルや濡れタオルを使用して冷やすようにしましょう。

 

腫れが収まったら、冷やすのをやめ、今度は温めましょう。

血行をよくすることで傷の治りを早めます。

 

また、唇を清潔に保つことも大切です。

自己判断で薬は塗らないようにしましょう。

 

原因がはっきりしない場合は回復が遅れることがあります。

3日経っても症状が改善しない時は病院で治療を受けることをお勧めします。

 

食べ物などの食生活の見直し

偏食して摂るべき栄養素が不足していると、粘膜が弱くなりやすいです。

 

ビタミンB2不足を避け、積極的に摂取するように心がけましょう。

例えば、納豆、のり、魚卵、アーモンドなどがあります。

 

 

保湿を保つ

唇の乾燥を防ぐために、リップクリームを塗る方法があります。

 

ほかにはハチミツを唇に塗り、ラップでパックする、さらにはオリーブオイルを唇に塗るという方法も効果的です。

 

唇を噛むことについてQ&A

 

唇を噛む癖があると歯並びも悪くなる?

唇をかむ癖があると、上下の前歯が強い力で押されるので歯並びが悪くなる恐れがあります。

 

上の歯は外向きに押し出されることによって出っ歯になりやすいです。

また、下の歯は口の内側に倒れやすくなり、歯列のスペースが狭くなります。

 

よって歯並びが悪くなってしまいます。

 

口内炎は他の人に移る?

口内炎は種類によって移ったり移らなかったりします。

 

アフタ性口内炎の場合は口の中を誤って噛んだり、疲労が蓄積して体調不良になったり、栄養不足による粘膜の弱化によって荒れやすくなったり、傷つきやすくなるといった口の中の常在菌が繁殖して起こるもので他人に移りません。

 

一方、ウイルス性口内炎はヘルペスウイルスによる感染なので、手足口病や、夏に流行るヘルパンギーナなどの症状の一つとして現れます。

 

この場合は他人にも移りやすくなるので、症状が治まるまでは外出を控えたり他人との接触を避けるようにしましょう。

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