「どんなことがあっても笑顔で立ち向かっていく人」そういう人ってとても魅力的です。
でもその人たちもいろいろなことで傷ついているのです。
なぜ大変なことがあっても笑顔でいることができるのでしょうか。
その人たちの特徴について解説していきたいと思います。
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目次
反骨精神の言葉の意味とは
反骨精神とは世の中の不正や因習に対して勇敢に立ち向かっていく精神のことであり、さらには既成概念や大勢の当たり前とされている考え方に流されることなく勇敢に立ち向かっていく気概であり、逆境に負けない不屈の精神のことを言います。
意外と知っているようで知らないという言葉の1つです。
「反骨精神」という言葉以外にもいくつか馴染み深い類語があります。
中には日々の日常の生活の中でよく使っている言葉もありますので1つずつ紹介していきます。
ハングリー精神以外にも反骨精神の2つの類語を紹介
まず「反骨精神」の類語には2種類の意義素が存在しています。
つまりこの言葉は大きく分けて2つの意味に分類されます。
なにかを素直に受け入れにくいような心
「抵抗」「心理的抵抗」「反抗心」「反骨精神」は前者の意義が強いとされます。
何かにつけて「抵抗」をすることは誰にでも存在している感情の1つです。
例えば苦手なものに対する強い拒絶の感情がこの意義に強く存在しています。
貧困などから生じる負けないという強い心
「ハングリー精神」「雑草根性」「渇望」「勝ちに行く気持ち」「点取りに行く気持ち」「逆境をバネにする気持ち」「七転び八起きの精神」。
とにかく現状から打破するために行動するという言葉や表現となります。
特にこの心は私たちにも馴染みが深く、小さい頃から教わり、心に根強く残っている考え方ではないでしょうか。
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反骨精神の使い方を例文で紹介
「〇〇精神が旺盛」などの使い方をされることが良くありますが、例文でどのように使われるのか見ていきましょう。
「好奇心が強い上に反骨精神も旺盛」
「あの人の歌声を聴き、その反骨精神に感銘をうけたこと」
「その情熱は反骨精神として評価される」
「あの人には過剰なほどの反骨精神がある」
などのように使われますがあまり口語的には使われる言葉ではないようです。
文語的要素の強いようです。
実際にあまり話し言葉で「反骨精神」ということばはあまり聞かれないと思います。
同じ意味で一般的になじみが深いのは「あの人は打たれ強い」という言葉が一般的です。
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意志の強さを感じる反骨精神を持つ人の4つのイメージ
反骨精神が強い人の概念はたくさんの考え方があるようです。
それでは具体的にどのような人が反骨精神を強く持っているのか解説していきます。
世の中の間違いに対して、物怖しせず異を唱え続けることができる人
便利な世の中になってきて、今や情報機器などが発達し様々な手段で情報を得ることができます。
そのような情報を全て鵜呑みにしてしまうのではなく、色々な観点からその情報を分析する能力を持っているのです。
そのために自分の意見をしっかりと理論立てて意見を述べることができる人です。
このような人たちは一見何もしていないように見えていても様々な情報をいろいろな手段を使い集め、自分の考えを持てる人たちなのです。
夢がある人
夢は「目標」ということです。
一般的にはイメージしやすいのではないでしょうか。
夢がある人はそれに向かって何がなんでもその夢を成し遂げようと努力しています。
そのためそれ以外のものは基本的に受け入れません。
夢にむかう自分だけを信じているのです。
まわりにそのことにたいして異論を言われたとしても聞く耳を持ちません。
だからこそ自分にとって何が大切なのかをよくわかっているのです。
つまり夢に関係することを優先できるので強さを保つことができるのです。
どんな状況でもブレない人
どんな状況でもブレない精神力を持っている人です。
その人たちは個人的にメンタルマッスルを鍛えています。
メンタルマッスルとはその人に生じているストレスに立ち向かうための力になります。
多くのストレスや苦しみに耐え抜いてきたことで勝ち得た心の強さを持っているのです。
地位が上の人に対して媚びない人
「人間はみんな平等」という気持ちが強い人です。
その考え方を信じて疑いません。
目上の人や周りの人に対しても、決して媚びることはありません。
そんな彼らは周りから浮いてしまったり、上の人から「生意気」だと思われたり、言われたりしたとしてもものともしません。
毅然とした態度を保ち、立ち向かう強さを持っているのです。
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反骨精神の強い人の6つの特徴
反骨精神の強い人たちのイメージからいくつかの特徴を見出すことができます。
自分を信じている
自分に対して絶対的な自信を持つことはなかなか難しいことです。
特に普段から自己肯定感が低い人は普段から自分を犠牲にすることを考えてしまいます。
自分優先というよりも相手優先になってきてしまいます。
しかし反骨精神を持つ人はとにかく自分のことを大切にしています。
自分の考えや感情は他の人に何を言われようとも自分の直感を絶対に疑わない精神力を持っています。
努力を怠らない
とは言え自分を過剰評価しているのではありません。
自分が決めたことに対して誠意を持っているため自分に対する努力は惜しみません。
向上心を持っている
現状に満足することをしないのも反骨精神がある人の特徴です。
日々努力を重ね、その目標うに到達できたとしても足を止めず、突き進み次の目標を見つけます。
周りはその人に振り回されると感じる場合がありますが、そんなことは物ともせず向上心を高めていきます。
素直
この特徴は意外だと感じる人もいるかもしれませんがこれは重要な彼らの特徴です。
彼らは自分ん自身に対しても素直なことはもちろんのこと、人の対しても素直なのです。
つまり媚びることをしません。
自分のありのままの姿で対等を主張できたりもしますが相手からのアドバイスや考えを受け入れることのできる心の広さを持っているのです。
それによって自分の考えを変えることはありませんが対人関係でもそつなく会話をすることもできます。
自分を高めてくれたり、認めてくれる人に対してとても素直な人です。
反対にどうしても自分が強い反骨精神の持ち主なので彼らを理解してくれる人は少ないので合わないと思えばすぐに距離を置きます。
それで嫌われたとしても問題はありません。
辛い経験を武器にできる
誰しもそれぞれの事情により、辛いことを経験するのが人間です。
それをどのように対処して行くかによってその人の人生は変わってきます。
そのことをずっと思い悩み続けるのか、その苦しみをバネにして生きていくかはその人次第。
反骨精神が強い人は自分に不測の事態や失敗が起こった時に臨機応変に対応する力を持っています。
それは辛いことを上手に乗り越え自分の糧にして毎日を生きることができているからです。
何事にも感謝する
どんなことに対しても感謝の気持ちを忘れていないのが彼らのすごい特徴です。
何事に対しても「ありがとう」という言葉を忘れません。口癖のように使っています。
いいこともわるいことも感謝しています。
反骨精神の強い人と傲慢な人とは違います。
何が違うかと言えばこの特徴があるかないかであるかなのです。
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反骨精神を仕事で活かす4つのポイント
直感力
自分を大切にする中でも自身の直感を研ぎ澄ませています。
「自分はこう思う」という考えを直感的にイメージすることができます。
この直感力があるかないかで全く違うのです。
なければ人の意見に流され続けて仕事が苦しくなります。
直感力を研ぎ澄ませるにはまず自分の感情に素直になることです。
「周りがこうだから。」「あの人たちはこうしているから」…など直感力のない人が口癖で使っているのはこの言葉です。
自分ではなく完全に他人中心になってしまっているのです。
そうなってしまっている場合にはまず自分はどうしたいのか考えることです。
他人中心の生活をしていた人たちにとってものすごく難しいのです。
なかなか自分はこう思うという考えが出てこないのが普通です。
焦らずゆっくりと自分がどうしたいのかを考えていくことが大切なのです。
これができるようになると周りに媚びることもしなくなります。
これができるようになるととても楽に人生を生きることができると思います。
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切り替え
切り替えの早さも反骨精神が強い人たちの最大の特徴です。
仕事で予想していないことが起こってしまったとしてもまずは冷静に物事を考えます。
そこで大騒ぎをしたとしても何も問題解決にはならないからです。
いかにその状況で最善の方を考える能力が必要になってきます。
そのような状況の時は自分の感情をまずは抑え、やるべき優先順位をつけましょう。
何かあってからこれを考えることが難しいので日頃の日常生活の中で常に優先順位を考えながら生活するように心がけてみましょう。
そうすることによって心の切り替えがうまくできるようになります。
そして1番は過去の失敗に執着するのではなく、今後どうしていくかを考えていきましょう。
それだけでもいい方向へ物事が向かっていくはずです。
感謝
全てのことにおいて不平不満をかんじるよりも感謝に重きをおくことは自分自身の心の安定にもつながります。
四六時中嫌なことばかり考えていては自分にとってもただつらいだけのまいにちになってきてしまいます。
小さいことでも感謝する習慣をつけていくことで自分の心は安定します。
さらには仕事での人間関係も円滑になります。
仕事があること、お給料がもらえるということは自分が健康である証拠です。
当たり前だとは思わずに感謝し続けることが大切です。
不満は信頼できる人に
そうは言っても仕事というものはどうしても不平不満がたまります。
そのような時は我慢をせずに信頼できる人に話を聞いてもらいましょう。
自分の中でくすぶっていてもストレスが溜まるだけです。
ただし、仕事での愚痴は信頼できる人だけに聞いてもらうようにしましょう。
所構わず不平不満言うとこの人は仕事を任せても他人のせいにするというように思われてしまうのでせっかくのチャンスが回ってこなかったり、なかなかうまくいかないことも起きてきてしまいます。
反骨精神の強い人は自分の味方になってくれる人を見つけることが得意です。
自分でストレスが溜まらないように愚痴や不満を聞いてもらいましょう。
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反骨精神のない人は2つの方法でメンタルを鍛えよう。
身体を鍛えることと同じように精神も鍛えることができます。
それはメンタルマッスルを鍛えることです。
自分一人の時間を作る
これは意外と難しいのです。
まずは自分がしたいことをしましょう。
最初はこれも難しいかもしれませんね。
特に周りを優先して生きてきた人には苦しいものです。
そう言う時は無理にでも短時間だけでも自分一人に時間を作るように心がけましょう。
1人で自分自身の心の声に耳を傾けます。
「自分が何をしたいのか」「自分はいまどういう気持ちなのか」考えましょう。
そうしていくことで本当の自分が出てきます。
他人のために頑張りすぎない
「誰かのために頑張る」ということは素敵なことです。
ただこの考え方には自分を見失ってしまう場合があります。
他人に奉仕できることで自分が高めることができるのであれば大いに頑張りましょう。
それは自分を大切にすると同時に他人を幸せすることです。
しかし注意していただきたいのは自分を押し殺して相手に尽くしすぎないようにしましょう。
そうしている本人にはいいことをしているつもりで気づかないのですがその人のためにしていることは度が過ぎると自分を認めて欲しいという見返りの気持ちが出てきてしまうのです。
そうなると心は相手に自分を認めてもらおうと必死になります。
そしてこのような感情が芽生えます。
「私はこれだけ頑張ってるのにどうして認めてくれないの?」
この感情が出てきたら少し我に返って自分だけの時間を作りましょう。
心が疲れている証拠です。
そうなったら今まで自分が人のためにやりすぎてきたということです。
思い切ってすこしずつ引き算していきます。
例えばご主人に嫌気がさしたとします。
「私はこれだけやってるのにうちの主人は何にもしてくれない…。」
そう思ったらチャンスです。
ご主人のためにやってきたことを少しずつ引き算していきます。
ご主人のためにご飯を作る→作らない。
ご主人のために靴を磨く→磨かない。
ご主人のためにお茶を煎れる→煎れない。
というように自分が相手にしてきたことを勇気を持ってあえてやらないのです。
相手中心に生きてきた人にはこれは拷問に近いですが自分を保つためには重要なことです。
いきなり全てやめるのではなく、相手にやんわりとお願いしたりしてみましょう。
全て自分がやろうとはせず、相手に頼るということも能力の1つです。
自分が見えなくなってしまうほど相手に尽くすことをし続けると心は弱くなります。
自分はこうしたい!これをしたい!という素直な気持ちを優先していきましょう。
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一人でも戦う!反骨精神度を自己診断してみよう
自己主張できる
まずは相手に対して自分の考えを伝えることができるか否かです。
反骨精神の強い人は相手がどんな人であろうと自分の考えを主張することができます。
自分のいいところを5個以上言える
とにかく自分を持っているのが特徴です。
自分の良いところはよくわかっているのです。
たくさん言えれば言えるほど自分のことを大切にしているのです。
そして自分に何が必要なのかわかっているので迷って苦しくなる心配はありません。
むしろその目標に向かい日々努力を続けています。
最後に反骨精神の強い人というのは自分を大切にいる人たちですが決して他人をけなしたり傷つけたりしない人です。
つまり自分勝手な人とはまた違うのです。
自分を大切にしながら相手も大切にするという心の良いバランス感覚を持っているのです。
私たちもそのような人を目指して反骨精神の強い人になれたらいいですね。
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