SNSやネットニュースで時折「前世の記憶について語る人」が話題にのぼりますよね。
「本当なのか」と疑ってみつつも、やはり気になるのは「前世があるならその記憶はどうやったら取り戻せるのか」という点です。
私たちは失敗や経験から様々な教訓を得て、よりよい人生を生きるわけですから、前世の記憶があれば様々な教訓を得られそうです。
そこでこの記事では、前世の記憶がある人の特徴から思い出すための方法について解説します。
前世の記憶が現在を生きる私たちにどんな影響を及ぼすのか、実例を元にご紹介しますので前世について考えるひとつのきっかけにして下さい。
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目次
前世とは・・・
あなたは「小さな子供に前世について聞いてみると、まだ教えていないはずの知識などを交えた前世の記憶を話された」という経験や、人から聞いたことはありませんか。
最近ではSNSなどのツールで突然蘇った前世の記憶について語る人も見られ、人々の興味や感心をひいています。
前世とはいってしまえば今の人生、つまり現世より以前のことを指します。
死後の世界や生まれ変わりの世界観を持つ概念であれば、必然的にもつことになる概念だと言えます。
肉体は滅びてしまっても、その魂は滅びた肉体を離れ再び現世に蘇るとするのが「転生」や「生まれ変わり」です。
魂には過去の記憶が刻まれており、ふとした拍子で蘇ったり、記憶を思い出さなくても行動が過去に引き摺られることがあると考えられています。
人によってはやけにリアルな、現世では知るはずのない話を語ることがあり、それは前世の記憶が関係しているともいわれています。
いわば生命のサイクルが滅亡とは無縁につながり、永遠に魂は生き続けるという考え方であるといえます。
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そもそも前世は本当にあるの?
前世は本当にあるのか、疑ってみたことがあるひとはけっこういるのではないでしょうか。
形として証明できないものですから、にわかには信じがたいという人も多いでしょう。
科学的には残念ながら前世を証明することはできません。
そもそも「生まれ変わり」や「輪廻転生」は宗教の教義の中で語られることが多い概念です。
輪廻転生は肉体が滅びても魂は再び現実世界に舞い戻り、新しい肉体を得て復活するという思想です。
普段は前世の記憶は魂の奥底で眠っているといいますが、まだはっきりと自我が芽生えていない子供のうちや睡眠術によって無意識に鍵がかかっている前世の記憶へアクセスすることができるといわれています。
私たちが前世について知ることができるのは、こうした実例によって前世の話を聞くことができるからであり、だからこそ前世は存在するのだと主張する人たちもいます。
実際に前世についての研究者もいますし、心理療法というアプローチで無意識に潜む魂の記憶を引き出そうとする試みもあります。
一方で、死後の世界や生まれ変わりの世界を想像することで死が怖くないように信仰心を抱かせるための作り話だとする人たちもいます。
本当に前世があるのか、ないのか、それはなかなか確かめにくい話です。
しかし実際に、現世で知るはずのない知識についてリアルに語る人たちが存在することは事実です。
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日本人の半数近くが前世を信じている理由
実は日本人の半数近くが前世を信じているといわれています。
NHK放送文化研究所によって行われた調査によると、約4割以上の日本人が前世を信じ、特に40代までの世代の女性が信じている比率が高いことが判明しました。
なぜでしょうか。
複数の理由が考えられますが、その1つとして日本人の道徳概念に仏教によるところの「徳を積む」という考え方が強く反映されていることが挙げられます。
「徳」あるいは「功徳」とは、魂に刻まれていくものだと考えられます。
そして魂に刻まれた徳は来世においても当人を救ったり支えたりする効果を発揮するといいます。
さらに先祖が積み重ねた徳は子孫にも引き継がれていくとも考えられてます。
これらの考え方には、他人への感謝の気持ちを忘れない、親への孝行や不道徳的な振る舞いを行う事への戒めといった側面もありますが、やはり「前世」のような、現世以外の世界観を信じる習慣が根底にあるため効力を発揮する考え方だといえます。
また前世の存在を信じることは、現世をより良く生きるためのひとつの救いでもあります。
死んだら全てがゼロになると考えるよりも、死の前後にも生があり、覚えていてもいなくてもその記憶はどこかに存在すると考えることで辛い現実にも立ち向かうことができるとする考え方です。
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生まれ変わりの事例が前世があると肯定していた
生まれ変わりがあるかどうかについては事例の研究が存在します。
精神医学者や心理学者による研究の他に、スピリチュアルについて文化的な側面から研究する場合もあります。
その内容については次の通りです。
生まれ変わりには事例が存在する
催眠療法の一種に、その人の前世の記憶を引き出すという「前世治療」が存在します。
前世が存在すると仮定し、退行催眠の手法によって生まれる以前の記憶を引き出すというものです。
中には退行催眠によって記憶が引き出されるのではなく、都合の良い記憶が作り出されるのだとする批判もありますが、
主眼は「前世が存在するのかどうか」ではなく、「現在の心理的疾患を癒やす鍵を前世の記憶に求める」という点にあります。
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真性異言や先天性刻印により、前世は存在すると主張されることがある
心理療法の面から様々な前世に関する事例の研究が行われています。
中でも有名なのは「真性異言」あるいは「先天性刻印」についてです。
たとえばイアン・スティーヴンソンによる研究によると、被験者が本来知ることのない、語ることが出来ないはずの言語を前世の記憶を引き出すことで体得する「真性異言」が現れたケースがあるといいます。
無知であるはずの子供にも見られ、言語だけではなく生活習慣など本来知るはずのないことを詳細に語るというケースが見られるといいます。
たとえば、前世療法の途中で日本人の主婦が前世の記憶を取り戻しネパール語で話し始めたという事例があります。
もちろんこの主婦は現世でネパールに出かけたこともなければ、ネパール語を習ったこともネパール人の知り合いもいません。
そのため彼女がネパール語を話すことができたのは、前世の記憶が蘇ったことに起因するのだと呼ばれています。
またドリーン・バーチューやキャロル・ボーマンの研究によると、前世における自己や戦争の記憶により、現世でも同じ場所に傷が現れる「先天性刻印」や「母斑」といった現象が見られるといいます。
また今まで傷が見えなかった皮膚に、前世の記憶が蘇ったと共に傷跡のようなものが浮かび上がったり、前世に受けた傷や死因となった負傷が蘇るというケースが見られることもあります。
これらのケースはいずれも前世の記憶をもつ魂の力に体が引き摺られた結果だといわれています。
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前世治療は心理的な疾患の治癒に役立つ
生まれ変わりの事例に関する研究についてその一部をご紹介しましたが、これらの研究はあくまで心理的外傷の治療の手段として用いられるために行われています。
オカルトやスピリチュアルな側面から前世の世界観を明らかにするのではなく、前世があると仮定し、その影響によって現在の心理的な面が受けた傷を癒やすのが主な目的です。
また前世の記憶は、あくまで現世をより良く生きるためのメッセージとして考えます。
重要なのはどんな前世を持つ人間なのかということではなく、現在をどう生きるのかという点です。
そのため患者に蘇った前世の記憶が歴史的に正しいかどうかの考証はまた別の問題であるといえます。
とはいえ本来知るはずのない経験や知識を詳細に被験者が語るという事例から、その原因を前世に起因するものと考察ケースは存在するということです。
夢で見た事が起こるデジャブは前世の記憶の特徴
「前にもこんな事がなかったっけ」と感じるような出来事や錯覚を覚えることがありませんか。
この「以前にも経験したことがあるような感覚」をデジャブ、既視感と呼びます。
デジャブを感じる瞬間は現世での経験だけではなく、過去に起きたこと、前世で起きたことが原因となっている可能性があります。
また現実だけではなく夢の中で体感したことがあとから現実で起きるという経験をしたことがありませんか。
もしも夢の中の内容を現実の世界で頻繁に感じたり経験するようであれば、それは過去の記憶の断片が発する警告かもしれません。
「予知夢」と呼ばれることもありますが、もしかしたら前世の記憶が因縁をたぐりよせ夢という形によってあなたの意識の表層に出現しているのかもしれません。
夢を見ているとき、ひとの意識の表層は眠り無意識と呼ばれる深い部分が活性化します。
そのため普段は意識によって抑え込まれている前世の記憶が浮かび上がりやすくなっていると考えられています。
通常、夢の内容は目覚めると共に消えてしまいます。
しかしやけにはっきりと夢の内容をおぼえていたり、同じ内容をくり返し見る場合、その夢は本人にとって重要な意味を持つメッセージ性の高い夢といえます。
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前世の記憶の影響?初めて通る道の先が分かる
初めて通る道なのに、その風景に見覚えがあったり道の先までなぜか分かるという経験はないでしょうか。
初めての土地、場所、海外なのに見知っているような気がして落ち着き払って行動できる状況にある場合、それはもしかしたら前世の記憶の影響かもしれません。
強い既視感や本来知るはずのない俯瞰的な視点や形状についての知識などを「前世の記憶」と呼ぶ傾向があります。
前世の記憶がある人に多い先天性の傷
前世の記憶を語る上で、前世での経験に応じた体の部位に「先天性刻印」あるいは「母斑」と呼ばれる先天性の傷や跡が見られることがあります。
多くの場合、死因に起因するような負傷の傷跡や身体の欠損などが見られるといいます。
特別どこかぶつけたり事故に遭ったわけでもないのに、皮膚に事故に遭ったような傷跡がある場合、それは生まれ変わりの記憶に肉体が引き摺られた結果かもしれません。
また人によっては前世の記憶が蘇ると共に、連動するように体に傷跡のようなものが浮かび上がる場合もあります。
先天性ではないにせよ、魂の持つ力に肉体も引き摺られる可能性があるのです。
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子供は前世の記憶が大人より鮮明に持っている
前世の事例研究によると、子供は一定の年齢に他するまでは前世の記憶を大人より鮮明に保持しているといわれています。
母親のお腹の中にいた胎児の頃の記憶だけではなく、生まれる以前の前世について自発的に言葉にするという不思議な現象が起きます。
前世の記憶について子供が言及するのはしゃべり始める2歳~5歳の間であり、やがて8歳前後になると一切語らなくなるとみられています。
小学生になる年齢くらいでは忘れてしまうケースが多く、学校で得た知識とは無関係だといえます。
語る内容についても、まだ学習していないはずの知識や言語、歴史に関する詳細な情報などであることが多いです。
過去における自分の名前だけではなく、あるケースでは従事した戦争や使用された武器の詳細まで語られたこともあるといいます。
秘密の内容が前世の記憶の中によみがえる
前世の記憶が蘇ったことがきっかけで、未解決事件が解決したといわれる事例も存在します。
このケースでは、未解決事件の当事者である記憶が蘇ったという少年の証言をもとに捜査を行ったところ、証言通りの場所で白骨死体が見つかりました。
少年は非公開のはずの情報を全くの無関係にかかわらず次々と口にして、最終的に死体を隠した犯人の自供により事件は解決したといいます。
少年は死亡していた被害者の生まれ変わりだったと見られます。
このように、前世の記憶によって秘密にされていたはずの内容が暴かれることがあります。
ふだんは前世の記憶は無意識の中に隠されているとはいえ、ふとした拍子で蘇ったり解決に導くためにその断片が意識の中に浮かび上がってくるケースがあるのです。
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前世の記憶の一番やっかいな問題は恐怖体験
前世の記憶はただ懐かしさを感じるものだけではなく、恐怖を伴うものもあります。
そして恐怖体験をともなう前世の記憶は厄介な問題を引き起こします。
具体的には何が起きるのか、その対策方法とあわせてご紹介します。
前世の恐怖体験は今世にも影響を与える
前世の記憶の中には、突然の死や事故、戦争などショッキングな出来事も含まれています。
多くの人が夢の中で前世の記憶に触れた場合、「何だか嫌な夢を見たな」「未経験の恐怖を夢の中で味わった」という不安や感想を抱きます。
あるいは前世においてあなたが誰かに殺害されたという経験が今世における人間関係へと暗い影を落としてしまう可能性もあります。
忘れてしまうことも多いですが、やけに鮮明な夢であったりくり返し同じ夢を見るとその経験を引き摺ってしまうことになります。
あまりにも頻繁に夢やデジャブで危機感を覚えることは、前世で体験した恐怖体験をまた今世でも繰り返しかねません。
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恐怖体験をあるがままに認めることが大切
魂に刻まれた精神的な傷や歴史が今世に移植され、前世において事件が起きた年齢に近くなると頻繁に魂の表層部分に浮かび上がってくることもあります。
そうなると不安ですよね。
ただ否定するだけでは、恐怖体験から立ち直ることは出来ません。
重要なのは「事故や恐怖体験に対して自分は不安感を覚えているんだ」と認めることです。
夢などでくり返し恐怖体験を思い出すことは、あなたの魂が前世までの経験で傷つき癒やしを求めている証拠です。
記憶を否定するだけでは、癒やしは得られません。
そして自分の不安を受け止めることで魂は癒やされるのです。
ですので前世の記憶と向かい合うときには、メンタルを強く持つこと、そして現在の自分をありのままに受け止めることが必要になります。
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前世の記憶は瞑想することで呼び起こされる
前世の存在や、前世の記憶とどう向き合うべきなのか解説して参りましたが、具体的にはどのようにすれば前世の記憶を取り戻すのができるのかその方法が気になる方も多いのではないでしょうか。
前世の記憶を取り戻す方法についてご紹介します。
まずは魂の平穏を取り戻す
前世の記憶を呼び覚ますのに効果的なのは、瞑想を通じて断片的な前世の記憶を取り戻すことです。
しかし記憶を呼び戻す前に必要なことがあります。
それが「魂の平穏」を取り戻すことです。
なかなか前世の記憶が蘇らないのは、今の精神状態が不安定で前世の記憶を受け止める余裕がない場合です。
まずは現在の気持ちを落ち着け、瞑想を通じて気持ちを安定させましょう。
瞑想は心の中に浮かんで消える雑念を捨てていき、静かな気持ちを取り戻すための方法です。
まずは呼吸を整え、「呼吸をしている自分」に集中しましょう。
途中で様々な考えが浮かんでくるでしょう。
明日の予定や最近気になったこと、仕事のことや人間関係などとりとめもなく浮かんでくる思考に気持ちを引っ張られることなく見送っていきます。
時間としては3~5分間ほどです。
あまり長い時間行っても、効果は変わりません。
重要なのは雑念を消してあるがままの自分を受け容れることだからです。
朝晩1回、計2回ほど行うのが理想ですが、集中して行えるのであれば1日1回でも十分です。
まずは何もない静かな心境を手に入れましょう。
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瞑想を続けることで断片的な記憶を取り戻す
気持ちの平穏を取り戻し、あるがままの自分を受け容れる準備ができたらいよいよ前世の記憶を呼び覚ますための瞑想をマスターしましょう。
まずは腹式呼吸により心身のコンディションを整えます。
そして「過去や魂にゆかりのある場所を訪れる光景を想像する」ことが必要です。
具体的には暗い階段を降りていく自分を思い描き、階段の向こうに光をみつけるイメージが良いでしょう。
暗闇の向こうに見つけた扉を開くイメージでも過去を想起しやすくなります。
扉の向こうで何を見つけるのか、それはトレーニング次第で人それぞれです。
最初は階段や扉の先で何も見つけられないことがほとんどです。
しかし何度も繰り返すことで、魂があなたに告げるメッセージを見つけることができます。
光ではなく静かな暗闇をイメージするという方法もありますが、暗闇を想起すると前世の怖い体験を呼び覚ましやすくなるといわれているので、可能な限り明るいイメージを探すことをおすすめします。
必要なことはメモを取っておく
瞑想によって得られるのは具体的な前世のエピソードだけではなく、断片的な光景であったり地名であったりします。
瞑想を終えたら心に思い浮かんだこれらの情報をノートに書き留めておくと良いでしょう。
情報が揃えば、そこから一気に記憶が蘇る場合があります。
また瞑想を終えた後に地図を広げてみることもオススメです。
今まで気にならなかったのに、妙に気になる地名が現れた場合、もしかしたら前世の記憶につながる断片をつかんだのかもしれません。
また夢の中でも前世の記憶の断片が蘇る場合があります。
枕元にノートとペンを用意しておき、目が覚めたらまだ夢の残滓が残っているうちに思い浮かんだだけの夢の光景をメモする「夢日記」もおすすめです。
言葉にして書き残しておくことで、徐々に普段は無意識のうちに沈んでしまった前世の記憶を取り戻しやすくなります。
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自分にとって魅力的なものを追求していると記憶を思い出す
なぜか強く興味や関心を惹かれるものがあれば、それはとことん追求してみましょう。
あなたの興味をひくものは趣味や蒐集物であったり、ときには土地や風景、場所であるケースもあるでしょう。
コレクターによっては、「理由は分からないけれどとにかく惹かれる」という理由で蒐集している人もいるかもしれません。
もしかしたらそのひらめきは、前世の記憶の蓋が開いてこぼれだした断片かもしれません。
理由もないのにしびれるほどの直感を伴い魅力に感じたものについてはとことん追求してみると、魂が満たされ前世の記憶も表層に浮かんでくるかもしれません。
突然の直感に従って前世の記憶を思い出す
特に何か特別な体験や訓練もないのに、いきなり前世の記憶を思い出すこともあります。
突然に前世の記憶を取り戻す人の特徴としては、「直感に従った」という点が挙げられます。
胸騒ぎや虫の知らせと呼ばれるちょっとした気づきに敏感に従う人は、それをきっかけに前世の記憶や経験を取り戻しやすいといえます。
勘を信じて行動できるということは、一見無計画にも見えますが確固とした「自分」があるからこそです。
そのため迷ったり「気のせいだろう」とせっかくの気づきをムダにすることはありません。
逆に無気力に日々を過ごしている人、現世においてまだ乗り越えるべき課題を持たないで生きている人は前世が蘇るきっかけも見過ごしてしまいがちです。
またアイデンティティがはっきりと確立していないうちに前世の記憶が蘇っても、その記憶に振り回されてしまい意味のあるメッセージを受け止め現在をより良く生きる糧にはできないこともあります。
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他人の協力で前世の記憶を思い出した!
自力で頑張ってもなかなか前世の記憶を取り戻せないという方には、占い師や霊能者の力を借りるというのも1つの選択肢です。
霊視や鑑定によって、あなた自身が忘れかけていた記憶を呼び起こし前世を思い出す手助けをしてくれる人もいます。
とはいえ、あくまでも占い師や霊能者の霊視や鑑定は主観的な力です。
科学的根拠はありません。
そして前世の記憶をもっているのはあなた自身なので、協力者の力だけで前世の記憶を完全に取り戻すことは不可能です。
あくまで記憶の断片を呼び起こすためのきっかけをくれる協力者だということを忘れないでおきましょう。
自己診断ができなくなると主体性を失い、自分自身の前世ではなく「他人に提示された過去の記憶のようなもの」という紛いものしか手に入れられない可能性もあります。
そして最も重要なのは、前世の記憶を取り戻すのはあくまで「現在をよりよく生きるための手段である」ということです。
前世のあなたがどのような人間でどんなことを成し遂げたのか、あるいはどんな未練があるにせよ大切なのは「現在」です。
ですから前世の記憶を取り戻したい人は、まずは現在の自分を肯定的に受け容れてあげる必要があります。
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