あなたは「人見知り」するタイプですか。

 

人見知りの方は気さくに人との付き合いが出来るのが羨ましいと思う事もあるでしょう。

大人から赤ちゃんにも見られる人見知り。

 

今回は「人見知り」についてお話していきましょう。

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目次

人見知りとは

 

「人と目を合わせて話をする事が出来ない」「初対面の人とは話が緊張してしづらい」など・・人見知りには人それぞれのタイプが存在します。

 

本来人見知りは「子供が恥ずかしがったり、嫌ったりする事」を指しますが、いつしか他人とのコミュニケーションが苦手な大人や緊張して上手く話せない、感情が出せない大人にも使われるようになりました

 

このように人見知りは子供から大人まで使われる言葉であり、コミュニケーションが苦手や恥ずかしがり屋などその人の個性でもあるのです。

 

赤ちゃんが人見知りする原因はコレ

 

赤ちゃんにも人見知りがある事をご存知でしょうか。

小さいながらも人見知りをする事があるのですが、その原因は何なのでしょうか。

 

他人と家族の区別がつくようになってきた

赤ちゃんが人見知りをしているというのは、長い時間一緒に過ごしているママと他人との区別がつくようになってきた証拠でもあります。

 

逆に「うちの子は人見知りしないんだけど・・」という方もあるかもしれませんが、もちろん個人差はありますので神経質になる必要はありません。

 

赤ちゃんの表情や感情表現をしているかなど様々な場面を見て、もし自閉症や発達障害など不安な事があるようであれば小児科の医師などに相談するのも良いでしょう。

 

恐怖心の芽生え

人見知りの始まった赤ちゃんの心理状態としては、「近付きたいんだけど怖い・・」という好奇心と恐怖心が現れて、葛藤している場面でもあります。

 

先にもお伝えしたように。人見知りの度合いにも個人差がありますので、それが個性となり、社交的であったり、人との距離感が慎重であったりと個性に繋がっていくと考えられています。

 

ママの気持ちを感じ取っている

実は赤ちゃんは私達が想像している以上に、ママの気持ちを敏感に感じ取っています。

 

その為、赤ちゃんがいつも以上に泣き止まなかったり、人見知りが激しかったりする際にはママがいつもより気持ちが落ち込んでいたり、イライラしていたりという事も多いものです。

 

まずはママ自身が気持ちを落ち着けてみる事も大事でしょう。

 

このように赤ちゃんが人見知りする原因は様々なものがあります。

もちろんその子によって個人差もありますので、気になるようであれば小児科や自治体の相談機関に相談してみるのも良いかもしれませんね。

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赤ちゃんの人見知りはいつから始まっていつまで続くのか

 

赤ちゃんにも人見知りがある事をお伝えしていきましたが、人見知りを始めた我が子が「いつまで続くのかな」と気になるママもいるでしょう。

では、赤ちゃんの人見知りはいつから始まっていつまで続くのでしょうか。

 

赤ちゃんの人見知りは生後半年頃から早い子は始まると言われています。

もちろん先にもお伝えしたように個人差はありますので、始まる期間も正確には判断できない部分があります。

 

人見知りは大体2歳頃まで続くと言われており、中には3歳までという子もいるようですが、これも人見知りが始まる時期と同様に個人差がありますので、あまり神経質になり過ぎずに見守ってあげましょう。

 

もし気になる場合には小児科の先生等に相談してみるのも良いかもしれませんが、表情や仕草などの様子を必ず見るようにしましょう。

 

 

場合によっては人見知りの状態が続き、大人になっても治らないというケースも稀にあります。

場面緘黙症というものですが、家族が慣れた人となら会話する事が出来るのですが、他の場面になった場合には全く話すことが出来ないという症状です。

 

これが酷い場合には心理カウンセリングを受けたりして、医療的な処置を受けなければならなくなります。

 

吃音や視線恐怖、赤面症や対人恐怖症などの原因にもなりかねませんので、長期間気になるような事があれば相談するようにした方が良いでしょう。

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赤ちゃんの人見知りを治す方法

 

赤ちゃんの人見知りが始まると、外出時に外で泣かれ続けたりするのも辛いですよね。

赤ちゃんの人見知りを治す方法はあるのでしょうか。

 

「治す」という事よりも赤ちゃんの人見知り時期を「乗り切る」方法をご紹介していきましょう。

 

普段通りの振る舞いを心がける。

人に会う場面に連れていく際には、なるべく普段通りの振る舞いをするようにしましょう。

ママ以外の人を見て人見知りする事は分かっているので、他の人にはあらかじめ赤ちゃんが人見知りをする事を伝えておくと良いかもしれませんね。

 

急に声を掛けられたり、抱っこされたりすると赤ちゃんの恐怖心が大きくなってしまう可能性がある為です。

ママも慌てることなく、いつもと同様の振る舞いをする事で、人見知りが徐々に収まっていく可能性があります。

 

ママが大丈夫だよと語りかけてあげる。

一度恐怖心を味わうと、赤ちゃんだけに限らず大人もトラウマになる事ってありますよね。

出会う人に対して赤ちゃんが泣いてしまったりした場合にはママが「大丈夫だよ」と優しく語りかけてあげるように心がけましょう。

 

そうする事で赤ちゃんにも安心感が生まれます。

怖い人だと思ってしまうと、益々人見知りが酷くなる事も考えられますので、ママの語りかけはとても重要です。

 

時間をかけて慣れさせる。

赤ちゃんの人見知りというのはすぐに治るものではありません。

 

出会った人に対して、ママが「大丈夫」と安心感を与え、時間をかけて慣れさせる必要もあります。

慣れれば赤ちゃんも「大丈夫なんだ」と安心感が芽生えますので、落ち着いてくると自分から興味を示していくようにもなります。

 

根気強く時間をかけてあげることが大切です。

 

ママも慌てない。

人見知りをしたからといって相手に「ごめんごめん」と慌てた態度を取っていたり、赤ちゃんが泣き止まずにその場の空気が微妙になってしまったりすると、赤ちゃんはますますその場の空気を敏感に感じ取り、泣いてしまう事もあります。

 

ママが慌てることなく、普段通りの態度で接し、相手に「人見知りする時期なので」と一言伝えておくと良いかもしれません。

そうする事で赤ちゃんも落ち着いていくケースが多いです。

 

子どもが多い場所へ出かけてみる。

小さい頃から人の多い場所や大勢の家族と暮らしていたりする子どもは人見知りが少ないと言われています

現代では核家族化が進み、大勢の家族で暮らしている世帯の方は少ないかもしれませんが、なるべく子どもを家の中だけでなく、外の遊び場などに連れて行き、人のいる場所に触れさせるのも人見知りを少なくする事に繋がります。

 

特に子どもの多い場所へ連れていくことは大人だけなく、年の近い子どもも多く居ますので、警戒心が薄れます。

積極的に出かける事で、ママの気分転換にも繋がりますので、ぜひ子どもと出かけられるスポットを探してみて下さいね。

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大人の人見知りの最大の原因は自信の無さ

 

大人の人見知りは赤ちゃんのような防衛本能から来る人見知りではなく、明らかに「意識」の問題があります。

 

大人の人見知りの方の意識として考えられる事は

・自分が人にどう思われているか気になる。

・ネガティブな思考が多い。

・何に対しても消極的。

・自分は「人見知りなんだ」という思い込み。

などの潜在意識がある事が挙げられます。

 

人の視線が気になり、本来の自分での行動が出来なかったり、大人の人見知りの原因はほとんどが「他者からの評価」を気にしてのものが多いかもしれません。

 

これは自分に自信が無い事から生まれる意識です。

逆を言えば、自分に自信があれば他者の評価を機にする事もありませんし、自分の行動や言動に自信を持つことが出来ます。

 

意外にも他者は人の事を見ていないものです。

自分がとても気にしている事でも、他の人から見ると大したことない事も多いのです。

大事なのは自分自身を受け入れて、自信を持つ事かもしれませんね。

 

人に良く見られたい心理が人見知りになる

 

人見知りは「人に良く見られたい」という心理も、原因の一つになります。

 

「人に良く見られたい=自分を見て欲しい=自信がある」という事になり、自信があるから人見知りとは言わないのではと思う方もいるかもしれません。

 

こういった方は確かに自分の自信が強いのですが、人に良く見られたいと「思い過ぎ」て、本当の自分を見せる事が出来ないパターンも多いのです。

 

例えば学校に入学し、新学期が始まると新しいクラスでもちろん初対面の人もいるでしょう。

ここで自然体に話せれば良いのですが、人に良く見られたい人は自分の印象をマイナスにしたくない、人間関係を円滑に進めたいと強く思う人が多いので、初対面の人との会話の際に、本当の自分の事を話さなかったりするのです。

 

「話が面白かったかな、変じゃないかな」などと人に良く思われたい、見られたいので、会話を気にし過ぎるあまり緊張して上手くしゃべれなかったりします。

 

こういう方は「人に良く見られたい」という気持ちが弱くなれば、人見知りの要素は少なくなるかもしれません。

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人見知りの人は他人に興味がないのが特徴的

 

人見知りの人は他人に興味がないのも特徴の一つとして挙げられます。

 

クラスの中に「一匹狼」のように誰とも交わらずに自分の世界を持っている人が居ませんでしたか。

そういった人は元々他人や他人との関わりに興味がない人が多いです。

 

自分以外に興味がないので、他の人と話す際にも何を話してよいのか分からず、何を相手と話してよいのかも分からないので、会話のキャッチボールが出来なかったりする事が多々あります。

 

そうなると「人と話さなくてよい」「人間関係が苦痛」などとネガティブな考えを持ってしまい、他人に対する興味が益々薄れてしまうのです。

 

こういった方のパターンとしては小さい頃から一人でいる事が多かったというのが挙げられます。

両親が共働きで一人で遊んでいた、昔から一人で遊ぶ方が好きなど理由は様々ですが、これが積み重なると人との関わりが減ってしまい、益々他人への興味を失いがちです。

 

出来るだけ人との関わりを持つようにし、人間関係が苦痛にならないようにある程度のコミュニケーション能力などを身に付ける必要があります。

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大人の人見知りはイメチェンして克服しよう

 

人の内面は話してみたり、接してみなければ分からない事も多いですよね。

それで相手の印象も変わる事が多いですが、まず初めには「外見」を皆さんよく見るのではないでしょうか。

 

大人の人見知りの克服法として挙げられるものの一つに「イメチェン」があります。

 

「しかめっ面や仏頂面、清潔感のない服装や髪型」このような方に話かけるのは何だか躊躇してしまう気がしませんか。

 

 

先述とは逆に「笑顔でにこにこ、清潔感のある服装や髪型」の人にはどうでしょう。

第一印象が良いですし、この人と話してみようかな、話したいなという気になりませんか。

 

まずは外見のイメージを変える事で、相手も話しかけやすくなるようにすると良いでしょう。

そうする事で人と話す機会が増え、人間関係を円滑に進め、人見知りを克服する事に繋がっていきます。

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人見知りの克服の第一歩は挨拶から

 

人見知りの克服法の一つに「挨拶」があります。

「いつもあの人は無口で黙っている」という人は、普段から何を考えているのか、時には機嫌が良いのか悪いのかすら分からない事もあります。

 

話しかけるのもためらってしまいそうですが、そこで「挨拶」をする事はとても有効的なコミュニケーションの手段です。

 

「おはようございます」「こんにちは」など挨拶を他人からしてもらう事は大抵の方は悪い気持ちはしないでしょう。

挨拶はコミュニケーション以外にも、相手に好意を伝える事の出来る行動でもあります。

 

恥ずかしいから・・と挨拶が苦手な人もいるかもしれませんが、最初は小さな声でも構いません。

声が出ない場合には、目があった際に会釈をするだけでもいいのです。

挨拶を繰り返ししてみるように心がけましょう。

 

人間には「癖」というものがあり、挨拶もだんだんと自然に慣れて出来るようになるものです。

挨拶を習慣づけて、人見知りを克服する一歩へと繋げてみましょう。

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話すのが苦手な人見知りは聞き上手に徹して人慣れしよう

 

人見知りの方は他人と話すのが苦手な人が多い傾向にあります。

そんな時は「話す」のではなく「聞く」方に徹してみると良いでしょう。

 

人は話を良く聞いてくれる人に話をしたくなるもので、聞き上手になる事で、相手の反応を見て相槌を打ったり、慣れてくると話を広げる事が少しづつ出来るようになるものです。

ここで聞き上手な人の特徴をお話しておきましょう。

 

聞き上手な人の特徴

相手の話をさえぎらない。

最後まできちんと話を聞いてあげる事はとても重要です。

さえぎったり、他の話題に変える事はNGです。

 

相槌を打つ。

「へぇ!すごいね!」「うんうん」など相槌を打つ事は、相手の話にきちんと耳を傾け、興味がある事を表す事が出来ます。

 

相手の話を否定しない。

相手の話を聞いた後で、「でもさ」などと話を否定してしまう事はNGです。

次の話がストップしてしまいがちになります。

 

相手の言葉に応える。

「この間○○が良くてね。」「へぇ、○○がいいんだ!」などと、相手の言葉に共感し繰り返す事は、相手も「話を受け入れてくれている」と解釈します。

話しやすい雰囲気を作る事が可能です。

 

沈黙の時間を作らない。

相手の話に反応せずにいると、どうしても沈黙の時間が出来てしまう事があります。

沈黙の時間は相手が何を考えているか分からなくなり、時に沈黙の時間が恐怖に感じてしまう事もあります。

話が続くように、相手の話に反応を見せる事はとても大事です。

 

相手の話に質問してみる。

相槌よりもハードルが高いかもしれませんが、小さな事でも良いのです。

例えば「この○○が良くて買ったんだ」「へぇ!いいね。どこで買ったの?」など本当に身近で気軽な質問でも構いませんので、質問をしてみるとそこからまた話が広がります。

 

話を聞いてもらうという事は、相手に安心感を与えるものです。

聞き上手になる事で、人とのコミュニケーション能力を高める事にも繋がります。

 

また話に対して反応を見せる事はとても重要です。

聞き上手になって、人見知りへの克服に繋がるようになると良いですね。

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人に会わない時も自宅で人見知り改善練習方法

 

人見知りの人の中には「普段から人に会う機会が少ない・・」という人も中にはいらっしゃるでしょう。

そんな方でも人に会わないときにも自宅で出来る人見知りを改善するための練習方法をお話していきましょう。

 

鏡の前で笑顔の練習

鏡を見る事はとても大事です。

その日の自分の顔色、状態が良く分かりますね。

 

笑顔の苦手な人は鏡の前で笑顔の練習をしてみましょう。

笑顔を見せる事は話をする相手に安心感を与えます。

口角を上げる事を癖付けする事で自然に笑顔を見せる事が出来るようになります。

 

会話の練習、シュミレーションをしてみる

自宅で自分だけの時は何も恥ずかしがる必要はありません。

会話のシュミレーションをしてみるのも良いでしょう。

 

声に出さなくても、心の中でシュミレーションしても良いのです。

繰り返し行う事で、実際に話をする時にも慣れていくので緊張感も薄れていきます。

 

思考を変える

人見知りは元をたどると、自分自身の考え方が引き金になっている事が多々あります。

特にネガティブな思考、人にどう思われているかを気にしすぎるあまり、すぐに自分自身の取った行動や言動で落ち込むなどというケースは人見知りの方に多いです。

 

なるべく自分自身の思考を変えるように自宅でイメージトレーニングするのも一つの方法です。

意外にも自分自身が思っている程、周りは気にしていない事が多かったり、自分が思っている事を案外他人も同じように感じていたり(緊張など)するものです。

 

自分らしく振舞えるようになれば、自然と人見知りもなくなります。

考え方を変えていく事はとても大切です。

 

 

日記をつける

日記をつける事は意外にも人見知りの改善に役立ちます。

 

その理由としては日記をつける事で、その時の自分の行動や言動を客観的に見る事が出来るのです。

その場では緊張したりして気づかなかった事も、文章や箇条書きでも良いので書き出してみると、案外発見があったりします。

 

例えば「緊張して上手く話せなかった。こんな話がしたかったのに。」という日があったとします。

「こんな話がしたかったから、次はこの話を出来るようにしよう。」とその場よりも冷静にシュミレーションが出来るのです。

 

それを何度も繰り返すことで、自分の中に癖付けをし、会話に取り入れてみるようにします。

自然に人との会話が出来るようになったり、話を広げられるようになり、コミュニケーション能力を高める事で人見知りの改善に繋がるのです。

 

このように人と会わなくても自宅でも人見知りを改善できる方法がいくつかあります。

色々と試してみて、自分に合った改善方法を実践してみましょう。

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人見知り度診断でセルフチェック

 

人見知り・・といっても色々なパターンがあり、「自分って実は人見知りなのかな」なんて思う方もいるかもしれません。

 

セルフチェックできる項目をいくつか挙げていきますので、自分にあてはまるかどうか見ていきましょう。

 

人見知りセルフチェック

1.他人にどう思われているか気になる。

2.人前に出ると赤面してしまう。

3.人の視線が苦手で会話中も目を合わせる事が苦手。

 

4.初対面の人と話すのが苦手。

5.グループ行動や飲み会などの場が苦手なので断ってしまう。

6.店などで店員さんからなるべく話かけて欲しくない。

 

7.自分自身の話が人に出来ない。秘密主義。

8.何人かで店に入ると、必ず端っこの席が良い。

9.「でも」「だって」というマイナス思考な言葉が口癖。

 

10.何を考えているかわからないと他の人に言われる事が多い。

11.無意識に他人と自分を比べ、評価している。

12.マスクをしているほうが安心する。

 

以上、12個のチェック項目を挙げてみました。

当てはまるものはいくつありましたか。

当てはまる項目が多いほど、人見知り度が高いと言えます。

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極度の人見知りは病気の可能性もある

 

人見知りの方の中にも「極度の人見知り」の方が時にいらっしゃいます。

そのような場合には性格や思考の癖などだけではなく、「病気」が潜んでいる可能性もあります。

 

極度の人見知りから考えられる病気をいくつかご紹介していきましょう。

 

対人恐怖症

人見知りの方は周囲からどう思われているかが気になる傾向にある事をお話しましたが、それがとても気になり、人と会う事、対人関係に強い不安を感じる病気が「対人恐怖症」です。

 

症状としては人と話すときに震える、汗が酷くなる、人と会う事が苦痛でくたくたに疲れてしまう、話すのが苦痛で電話を取る事が出来ないなどが挙げられます。

 

対人恐怖症に関しては海外での症例は少ないと言われています。

これは日本人の団体行動を好む習性に関係していると言われています。

 

最近では対人恐怖症の事を社会不安障害(SAD)と呼ぶ事もあります。

 

発達障害

人見知りだけで発達障害と診断するのは難しいのですが、発達障害の方の特徴として人と関わっている最中に不安になりパニックを起こす、暴れたり泣いたりという事が起こる事があります。

 

特に小さい子どもにはこのような事は発達障害でなくても起こる場合がありますので、慎重に見極める必要があります。

 

うつ病

人見知りの人がうつ病を発症すると決めつける事は出来ませんが、人見知りが酷いあまり、悩みを抱え込んでしまってうつ病を発症するケースもなくはありませんので、注意が必要です。

 

神経症

元々不安が強く、何をしても不安が強く残る、不安が強すぎて息切れや動機が激しいなどの身体的な症状が出ると神経症の可能性があります。

人見知りだからといって、隠れた病気に気が付かずに過ごす事で、社会生活に支障をきたす場合もあります。

 

気になる症状がある場合には心療内科や精神科に相談してみましょう。

心理カウンセリングや薬物療法などで改善する可能性もあります。

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対人恐怖症は早期治療で完治できる病気です

 

人見知りから考えられる病気に対人恐怖症を挙げましたが、対人恐怖症は早期の治療によって改善する事の出来る病気です。

 

「自分は対人恐怖症かな・・」と気になる事があれば、早めにまずは精神科や心療内科を受診するようにしましょう。

 

薬物療法

不安や恐怖心が強い場合には脳の伝達物質のバランスが悪くなっている可能性があります。

これに対して服薬をして、バランスを整えてあげる事で気持ちを落ち着かせたりします。

 

認知行動療法(心理カウンセリング)

自分の心の状態、考え方を見直す事で不安や恐怖心を減らしていく両方になります。

心理カウンセリングと同様で、あえて自分が不安になる場面を話したり、身を置いたりする事で症状を緩和していく方法もあります。

 

以上のような方法が挙げられます。

このように対人恐怖症は治療が可能な病気です。

 

「自分は人見知りだから・・」と放っておかず、気になる症状がある場合には早めに専門医に相談するようにしましょう。

 

 

いかがでしたか。人見知りといっても子供の場合と大人の場合では、考えられる原因や対処法が異なってきます。

 

中には人見知りだけではなく、病気が潜んでいる可能性もありますので注意が必要です。

自分は人見知り・・と悩まずに改善法を実践してみたり、専門医に相談してみるのも良いでしょう。

 

改善する事で人間関係やコミュニケーションも円滑に進める事が可能になっていきますよ。

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