だんだん付き合っているうちに「あ、やばい、この人キチガイだ」と気付いたものの、なかなか関係を絶てなくて苦労したことはありませんか。
また自分では気付かないうちに周囲の人間に「あの人はキチガイだ」と遠巻きにされていたとなるとショックですよね。
キチガイと言われる人には特徴があります。
特徴について知っておくと致命的な被害を受ける前に対策を立てることができます。さらにキチガイの心理について理解しておくと、対処方法を誤らないで済みます。
なにより自分を省みるチャンスです。キチガイについて有益な知識を身につけておきましょう。
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目次
キチガイとは?
理性を失って発狂してしまう
人のものを盗んではいけない。他人に傷を負わせてはいけない。
普通に暮らしていればできることですが、理性が失われている精神病に犯されている場合は、善悪の判断ができません。
そのため自分の範囲を飛び越えて行動してしまうことで、周囲から見れば常識に外れた行動として受け取られ、常軌を逸脱していることになります。
でも、本人は自覚していません。
自分の中の信念に基づいていることもあれば、正義だと思い込んでいるケースもあります。
いわゆるマニアや愛好家と呼ばれているタイプ
人の好みは千差万別。
何を好きになろうが、法律に触れるようなことはありません。
好きなら好きだけで心の問題、そこからはみ出さなければ特に害はないのです。
ところが、境界線を踏み越えて行動するマニアや愛好家には要注意。
その人の趣味や嗜好によっては、一般的に見て気違いに感じられる部分もあるでしょう。
いわゆる危ない因子を心に持っているため、3次元世界のキャラクターへ愛情を向けたりします。
そのためある程度の年齢がきても、大人の女性と普通に恋愛をすることができません。
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ネットで基地外と表記するキチガイはデリケートなワード
キチガイについてネット上での表記は違います。
どんなふうに表記されているのか。
それはなぜか。
簡単に説明しておきます。
ネットでは伏字として基地外と表記される
ネットの世界では、差別用語に繋がる単語を伏字として表記しています。
それを誰が始めたのかはわかりません。
でも、はっきりと表記すれば削除の対象となりやすいので、削除されないために伏字を当てているのです。
そのためキチガイ=基地外と表記されており、「基地の外」という意味ではありません。
伏字を当てたからと言って決して良い印象があるわけではなく、むしろネガティブな単語だからこそ伏字にしています。
公共の場に存在する放送禁止用語や問題発言
公共の場では、個人の名誉や尊厳を損なうような言葉を認めていません。
そのため報道に問題発言があれば、アナウンサーが謝罪する姿を目にしたこともあるでしょう。
また、政治家が国会で発言する場合も、政治家にあるまじき発言であれば陳謝することを求められます。
それと同じくらいキチガイという言葉は、差別用語に含まれているので、ネットという誰でも見ることのできる公共の場所では伏字があてがわれているのです。
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キチガイな人は感情のコントロールが出来ない
では、なぜキチガイな人は感情をコントロールできないのでしょう。
ここではそのメカニズムをお話します。
爆発的な喜怒哀楽の自覚がない
キチガイな人は、自分の感情を抑制することができません。
そのため普通は悲しみを堪えたり、怒りを人に知られないように我慢したりしますが、自分ではどうすることもできないので、いきなり豹変してしまうのです。
それが外から見れば突飛な姿に映るかもしれませんが、本人にしてみれば特に問題行動だとは思っていません。
自分が思っているとおりに表現しているだけなので、そこに責任を持っていないのです。
だからこそ、号泣したり暴力をふるったりするのです。
してはいけないこと。法律に触れること。
そういう既成概念のある世界では生きていないので、常識的な枠の外に存在しています。
まったく違う構造が作り上げられているため、同じ目線で判断することを求めても意味がありません。
一途すぎるとキチガイと言われる
どこからどこまでがキチガイの範囲なのか。
線引きをすることは難しい問題ですが、一般的に言われる行動を紹介しておきましょう。
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ストーカーのような執念を持って行動する
ストーカーは自分勝手な思い込みで、相手をつけ回したりします。
どんなに嫌がられているという現実があっても、自分の行動を正当化して考えるでしょう。
相手が嫌だと言っているのは、誰かに言わされているに違いない。
彼女を幸せにできるのは自分だけだ。
そんな妄想を膨らませて、自分の気持ちを押し付けるわけです。
それがどれだけ執念に満ちているか。
どれだけ相手に迷惑をかけているものか。まったく気づきません。
それと同じようなニュアンスで、一途な想いを持って行動しすぎると、キチガイだと思われるのです。
自分はこんなにも大好きなのに…。
相手をしてもらいたい。構って欲しいという要求が強すぎてしまうと、踏み込んではいけない相手の生活へ、土足で入ってしまうことになります。
愛好家やマニアのように固執する
1つのことを追い求めることを間違いとは言いませんが、そればかりに固執していると周囲に引かれます。
場合によっては、キチガイと後ろ指を指されたりもするでしょう。
こだわりを持っているのは自分だけ。
他にもたくさんの選択肢があるにも関わらず、「これでなければならない」という発想が一定の範囲を越えてしまうと、一般的には受け入れられないレベルになってしまいます。
例えば大好きなアニメがあったとします。ただ見ているだけなら大丈夫です。
フィギュアを集めて満足しているだけなら問題ありません。
でも、そのキャラクターを集めて自宅に飾り、理想の女性像を投影するようになると、これはもう一般的なレベルを越えて別の領域に思考を飛ばしている可能性が高いでしょう。
そのキャラクターにしか興味が湧いていない状態なので、現実社会との調和が図れていないわけです。
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キチガイな人の外見は個性的な傾向がある
キチガイを外見的な個性で説明してみます。
ヘアスタイルやファッションが奇抜
キチガイはTPOを優先しません。
それを優先できるなら、キチガイにはなってないからです。
そのためキチガイを見抜くには、ヘアスタイルやファッションが重要な手がかりになります。
もちろん芸術的な人もいるので、個性があるからと言ってすべてが当てはまるわけではないでしょう。
でも、葬儀や法事など明らかに礼服を求められる場所で、赤やピンクなどを着て弔問に訪れる人はいません。
芸能人でさえ礼節を守っているのに、そこに派手なスーツを着て登場するなら、その人は少し警戒したほうが良いでしょう。
また、普段から他人の視線を気にすることがないので、およそ普通では考えられないような組み合わせの装いで現れることもあります。
個性的なライフスタイル
一般的には、朝起きて職場へ出かけます。
自営業の人は夜から仕事の場合もあるでしょう。
シフトが組まれている職種は、シフトによって働く時間が決まっている場合もあります。
でも、キチガイの人は、こういったごく一般的な社会生活を送っていない可能性が高く、意味不明な言葉を連発して周囲に感情を撒き散らしています。
それが動物や建物への危害にエスカレートすることもあり、自分よりも弱い立場の人へ向けられていることもあるでしょう。
大量のゴミの中で暮らしていても平気だったり、ネット環境が個人ではあり得ないくらい整っている可能性もあります。
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キチガイと言われる人は実はプライドが高い
知られていないキチガイの人の実態を解説しています。
誰よりも自尊心が高く、自分の才能や能力に存在価値を持っている
自分は特別な存在だ。
これができるのは自分しかいない。
自尊心を持つのは素晴らしいことでも、それが行き過ぎてしまうとキチガイになってしまいます。
天才と紙一重のような状態ですが、1つのことに長けていると、それだけで自分の人格まで全能な気がするのかもしれません。
そのため異常なまでにプライドが高く、すべてを支配しているような感覚にも囚われてしまうのでしょう。
そのため常識外れな行動をとってしまいます。
自分が基準なので、他人からもたらされた情報は採用しません。
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プライドの高さゆえに嘘をつく
見栄を張るために嘘をつくことはありますが、キチガイの人の嘘は、現実を捻じ曲げたところにしかありません。
本当は自分が原因のご近所トラブルでも、すべてを他人のせいにして怒鳴る。
何が起こっても相手が悪い。
自分のせいではない。
そういう観念で過ごしているので、絶対に自分から謝ることはありません。
自分の非を受け入れられないため、嘘の現実を真実だと錯覚してしまうことも考えられます。
嘘と現実の世界が区別できなくなっているのですが、プライドが高いために現実を直視できなくなるのです。
被害妄想が強いのもキチガイの特徴
何が妄想を引き起こしてしまうのか。
被害者意識を強くする特徴を説明しましょう。
クレームをつける根拠はすべて自分
キチガイの人は、そのすべてが自分の気持ちや利益に関係しています。
自分はこんなに被害を受けた。自分はここまでのことを相手にされた。
そんな意識を作り上げられているので、クレームをつけるのは、自分にとってどれだけの不利益がもたらされたかによるでしょう。
自分軸があると言えば聞こえは良いですが、尋常ではないほど相手を否定します。
それによってどれだけ相手を傷つけてしまうか。
発言する影響がどこまでに及ぶか。
現実的なところを考えることができないので、被害感情をぶつけてしまうのです。
正しいことを伝えていると思っているので、クレームでさえも相手にどれだけの損害を与えているか気づけません。
本人はいたって真剣に申し立てをしています。
攻撃的にしか人間関係を築けない
直接的な危害を加える人もいますが、キチガイの人は穏やかな人間関係を築くことができません。
そのため何か繋がりがあるとすれば、自分の攻撃対象としてしか存在していないのです。
否定する相手は、自分を陥れようとする敵。
そう考えて勝手に決めつけてしまうため、芽生えた被害者感情をぬぐい去ることはかなり難しい作業でしょう。
でも、周囲からすれば被害でも何でもないことが多く、なぜそれに対して怒りを持つのか、なぜ被害者意識を湧かせるのか理解できない場合がほとんどです。
攻撃的対象としてしか関係性を結べないので、自分にとっての味方はいません。
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キチガイと差別的な扱いを受けやすい4つの疾患
キチガイと誤解されてしまいがちな疾患を例に挙げておきます。
知的障害や自閉症による言動
知的障害や自閉症は脳の機能障害なので、本人の意図的な言動ではありません。
でも、キチガイだと思われてしまうことが多く、周囲に避けられてしまうことも少なくないでしょう。
本人の力だけではどうしようもないことで、周囲の助けや理解がなければ生活に支障がでることもあります。
障害があると自分の気持ちをうまく言葉で伝えることができませんが、それが原因で受け取った印象から誤解する人もいるのでしょう。
疾患があると身だしなみまで強い気持ちを向けられないこともあって、見た目にはあまりわかりません。
話し方や態度や行動から判断されがちですが、これらの疾患を持っている人とキチガイとででは根本的に違います。
PTSDやうつ病による行動
心の病気を患ってしまうと、行動や発言が普通の人とは違ってきます。
例えば「後ろを誰かがつけてくる」「何もかも壊れてしまえば良い」これに近いような言葉を口にすることがあるかもしれません。
心療内科に通院しなければならないようなレベルになると、自分の現在地がどこかわからないような状態になってくることもあります。
何をしても気持ちが晴れない。
社会に出るのが怖い。
さまざまな不安や恐怖と戦ったりしていますが、その言動がキチガイと間違われてしまうことも少なくありません。
これらの病気を持っている人は不安定なこともありますが、キチガイとは違って生活スタイルはしっかりしている人が多いです。
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