街で若者に、「あなたは、将来何歳まで、長生きしたいですか?」と質問しますと、

どれだけの若者が、「長生きしたいです、理由は○○です。」と何人答えてくれるでしょうか?

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日本は長寿大国!世界と比較してみよう

 

世界で一番の長寿国といえば、皆さんお察しの通りほぼ、「日本」とどの方も答えるほど日本は長寿で有名な国です。

WHO(世界保健機構)の加盟国194か国の資料に基づき、世界の平均寿命を比較してみました。

 

平均寿命(余命)=0歳から各年齢の人口にその歳をかけたものを合計したもの(定常総人口)÷0歳の人口をいいます。

 

男女平均寿命ランキングから見ていきましょう。

1.日本 83.7

2.スイス 83.4

3.シンガポール 83.1

4.オーストラリア、スペイン 82.8

6.アイスランド、イタリア 82.7

 

とこのように、日本が男女平均寿命では堂々の1位を誇っております。

しかも2位以降でもすべて82歳以上です。

 

世界の平均寿命は日本だけでなく、明らかに世界全体が長寿になってきています。

では、男女別にみていきましょう。

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男性の世界の平均寿命

1.スイス 81.3

2.アイスランド 81.2

3.オーストラリア 80.9

4.スウェーデン 80.7

5.イスラエル 80.6

6.イタリア、日本 80.5

 

以外にも世界の男性の中では1位ではないようです。

ですが、確実に上位すべて80歳以上です。

 

では、女性の方を比較してみましょう。

 

女性の世界の平均寿命

1.日本 86.8

2.シンガポール 86.1

3.韓国、スペイン 85,5

5.フランス 85.4

6.スイス 85.3

7.オーストラリア、イタリア 84.8

 

と並び、女性の方が男性に比べると圧倒的に各国の平均寿命が84歳以上です。

その中でも日本はやはり最長寿平均寿命で86歳代です。

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長生きしたくない若者が急増している3つの理由

 

「長生き」といってもいったい何歳が長生きといえるのでしょうか?

人によっては60歳以上、70歳以上、80歳以上それぞれです。

 

今の若い働き盛りの人たちが、長生きしたくない理由をあげてみました。

 

病気によるリスク

歳を重ねていきますと、どうしても考えることは、健康です。

 

若いうちは少々無理がきいても、歳を重ねていくことで、体力、筋力の低下をはじめ、忙しいことで、健康に対する認識が薄く、

気づいた時には体にいろんな負担をかけてしまっていて、血圧が高くなっていたり、カロリーの高いものばかりを取り続けて動脈硬化をまねいていたりとリスクを増やしていってしまいます。

 

治らない病気と闘っていく気力も必要になります。

 

お金の不安

今や4人に1人が65歳以上の方で年金崩壊寸前とゆわれています。

今後もどんどん高齢化が進み3人に1人、2人に1人となってくることは容易に考えられます。

 

特に2008年のリーマンショック以降不安は急増しています。

景気も一気に落ち、その後の東日本大震災もあり、ますますお金の不安は募っています。

 

政府側も高齢者は増えるが、肝心の入ってくるお金がないため、今後出ていくばかりの年金のコントロール不慮となります。

今の若者の定年後の将来どれだけ生きていかなければいけないか、お金はいくらかかるのか、未知の数字だと思います。

 

 

今の若者のほとんどは、不景気続き、低給料で今の生活もやっとなのに、老後のたくわえなんてほど遠く、不安なのも長生きしたくない理由の1つと考えます。

 

介護の不安

健康でなんでも問題なく長生きできたらいいと思います。

ですが、病気やケガ、はたまた今本当に急増しているのが、認知症による介護の必要性です。

いつだれが突然なってもおかしくないことです。

 

そういった様々な介護で家族、配偶者に負担をかけたくない気持ちもあり、ますます、若い人たちが長生きしたくないという理由の1つではないでしょうか。

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長生きしたくない人の4つの理由

 

長生きしたくない方の心理的理由をまとめてみました。

 

少子高齢化

現代社会はまさに少子高齢化の一途をたどっています。

どんどん歳を重ねていくにつれて長生きしているだけでは生きにくい社会と思っている若者が多いということです。

 

自分が年を取ったとき、元気に何でも一人でやっていけたらもちろんいいです。

でもそれは誰にもわかりません。

 

今わかっていることは、明らかに子供の数が減り、働く人が減っていることです。

自分が長生きしたとき果たして安心して暮らせるのか、若い人たちは面倒を見てくれるのかという不安があるのです。

 

孤独

長生きして周りの人がなくなっていくのを見届けて、最後一人で寂しくなることはとても耐えがたいです。

例えば、配偶者が病気やケガ、認知症などで介護が必要となり、開けても暮れても介護の日々が続き、最後に先立たれます。

 

そうなると、残された老いた自分は何の楽しみもなく、介護で疲労困憊し悲観的になり、ただただ死ぬのを待つような長生きをするより、周囲の人に見守られて先立ちたいという心理があります。

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お金と介護による周りへの迷惑

生きるにはお金が必要です。

長生きするとそれなりのお金が必要になってきます。

 

将来施設に入るのもお金がかかります。

身内に介護してもらうのは迷惑が掛かります。

 

今後、年金は底をつき、保険料や税金は上がる一方と考えます。

長生きして周りの方々に余計な心配と、疲労をさせたくないという心理があります。

 

環境の変化

長生きすると身体も衰えていきます。

地球の自然環境の変化も著しく、今後も地震、災害、豪雨やテロなど増加の一途です。

今後もどんどん増えていくと思われます。

 

老後の心身がそれらに対応しきれなくなっていく不安と、周りへの迷惑を考えると、長生きしたくないと考える心理はわからなくもありません

 

長生きしたくない理由に介護が大きな要因になっている

 

今までも話してきた中には、すべて「介護」という言葉が重要なカギになってきています。

「介護」は不安になる要素にもお金による負担にも、心身の負担にも大きくあげられています。

 

介護が必要になる要因には、

1位 脳血管疾患(脳出血、脳梗塞)18.5%

2位 認知症 15.8%

3位 高齢による衰弱(寝たきり)13.4%

 

他には、骨折や転倒、腰や膝などの関節疾患などで介護が必要になったことなどが、厚生労働省の調べで明らかになっています。

 

医学の発達により今まで治らなかった病気やけがが治り、また早期発見が可能になり、早期治療、薬の開発により寿命がどんどん延びています。

 

その反面、年金を収める人が減り、年金をもらう人が増えていく現在では、病院や施設に入りたくても入れない人、保険料が払えなくて貧困、借金を抱えていく可能性もあるということです。

 

介護の中でも大きな負担となるのはお金だけではありません。

身体への介護負担も大きな要因の1つです。

 

他人にまたは自分の子供に下の世話や入浴介助など、それによるお互いのストレス、時にはいら立ちが募り、自虐的になってしまったり、マイナスの要因しか考えられないことにならざるを得なくなっているのが現状です。

 

しかしそういったことになる予測を今から知るのと、知らないのとでは大きく変わってくると思います。

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スピリチュアルには長く生きない幸せがある

 

もし、健康で元気に生きられるのであれば、長く生きたいと思うことが、普通ではないでしょうか?

しかし、スピリチュアルの世界では少し違うようです。

どういった考え方なのかまとめてみました。

 

長く生きることが必ずしも幸せではない

人生は長く生きたから幸せというのではなく、たとえ短くてもいかに充実させたかという内容が重要と、説いています。

確かに、ただ長く生きたからと言って空虚な人生では充実感や幸福感は得られません。

では、どうしたら充実した人生を送ることができるのでしょうか。

 

充実した人生を送る1つの提案に、まず人生で何がやりたいか考えてみてください。

目標や夢を持ち、それに到達するために計画を立て、達成するために努力をする。

そういった意味でも充実した人生、達成した時の幸福感は大きな意味があるのではないでしょうか。

 

スピリチュアルとはそもそもなんなのでしょうか。

辞書などで引いてみますと、肉体と離れたところにある霊界といった内容などが書かれています。

霊界?!魂?死ぬの?といったことではなく、眼には見えない不思議な力が働き、魂(思い)が自然と一体化といったところでしょうか。

 

人間も自然界の一部なので、そこに魂がやどって「生きている」ということです。

この世界そのものがスピリチュアルであふれているという考え方に基づいています。

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長生きに備えるトンチン年金を詳しく解説

 

最近よく耳にする「トンチン年金(保険)」、いったい何なのでしょうか?

使い方は?

メリット、デメリットなども詳しく解説していきます。

 

トンチン年金ってなに?

トンチン年金の「トンチン」はトンチンカンという意味ではなく、17世紀にイタリアの銀行家ロレンツォ.トンティという方が考案した仕組みで、その方の名前の由来から、日本人発音でトンチン年金とつけられているようです。

 

この仕組みを簡単に説明しますと、加入者が一定期間支払った掛け金を、生きている間はずっと安定して必ず年金がもらえます(終身年金)。

そして亡くなったらそこでもらえなくなり、違う方に年金として回る仕組みです。

 

短い期間で亡くなっても遺族には支払われず、その原資は生きている他の受給者に回されるということです。

民間の生命保険のように死亡時にお金は支払われませんが、長く生きれば生きるだけ、年金はもらえます。

 

トンチン年金のメリットとデメリットは?

この仕組みのメリットとしては、生きている限り必ずもらえることです。

これから日本はもっと少子高齢化社会になっていき、平均寿命も延びている日本にとっては必要な仕組みだと思われます。

 

デメリットとしては、早く亡くなってしまうと支払った保険料は受け取れないということです。

 

基本50歳以降で契約できて80歳でも契約可能なこの年金システムは、高齢者同士が総合扶助で長生きを喜んで、安心して安定してお金が入るという安心感を買うという仕組みにもなっていると思われます。

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長生きではなく健康寿命を延ばす4つの方法

 

今や4人に一人が高齢者と言われる日本、今後高齢者が増えても、長くても短くても健康に元気で楽しく生きていけるよう、健康寿命を延ばしていく取り組みが、各地域で取り組まれているのをご存知でしょうか?

 

そういったところに、色んなヒントがあります。

 

 

一番取り組みやすい方法としては、生活機能向上を好循環にしていく方法です。

その循環の中で、生活習慣、食事、運動、ストレスをためないという4つの大きな柱をもとに健康寿命を延ばしていく方法です。

 

生活習慣向上で健康寿命を延ばそう

生活習慣のバランスをよくすることによって、健康寿命を延ばしていけます。

 

例えば、家事や買い物が苦なく毎日スムーズにできる。散歩や遠出を楽しくできることによって仲間ができたり、他人とのコミュニケーションによって仲間と一緒に趣味や余暇を楽しめるようになり、情報交換の場も、活動範囲も広がり精神的にも安定します。

 

それらの好循環によって、運動量や心肺機能も向上し、生活習慣の相乗効果が期待されます。

 

食生活向上で健康寿命を延ばそう

年齢にかかわらず、健康の第一歩は毎日の食生活のバランスでしょう。

ある企業で、従業員の健康は企業、社会の健康にもつながるので、色んな取り組みが早くからなされています。

 

社員食堂のメニューにおいて、カロリーやバランスを考えたメニュー、食べ方の勧め、腹7分目や8分目の勧めなどの情報を社員や家族にも提供したりと、今後のことも考えた取り組みを取り入れてみてはいかがでしょうか?

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抗酸化物質を取り入れてさびない体づくりを!

最近疲れが取れにくい、老けた、肌の色が良くない、などのようなことはありませんか?

それは老化、いわゆる体がさびた状態かもしれません。

積極的に魚や抗酸化物質をとりいれ、健康で若さを持続させ、健康寿命を延ばしましょう。

 

抗酸化作用の強い食品として挙げられるのは、赤ワインなどで有名なポリフェノール、ビタミン群A、B2、B6、C、E、カテキン、亜鉛などです。食事に積極的に取り入れてみてください。

 

定期的に適度な運動機能向上で健康寿命を延ばそう

最近は豊かで便利なものが増えて、意識していかないと運動不足になる時代です。

ケガや病気で身体が動かせないのではなく、仕事で疲れたから、足が痛いからとついつい運動を怠ると、あっという間に体力、筋力の衰えが進みます。

 

ほっておくといろんな病気の要因にもなり、また精神的にも不安定になったり、体にたまった悪いものをアウトプットができずストレスが溜まり、悪循環を引き起こします。

 

日頃の少しの意識で運動やストレッチをとり入れていきましょう。

そうすることで、心身共にバランスよく、健康で安定した生活を意識できるようになりましょう。

 

ストレスをためない!精神的安定で健康寿命を延ばそう

 

普段の生活でストレスをためないようにまた、解消、対処法を意識されているでしょうか?

毎日ためていってしまうといろんなところにひずみができ、最悪の場合は身体に影響を及ぼし大きな病気につながります。

 

関連する疾患としては、心筋梗塞、高血圧症などの循環器疾患、胃潰瘍や過敏性大腸炎などの消化器疾患、気管支喘息などの呼吸器疾患、頭痛、くも膜下出血などの神経系、脳疾患と全身いたるところにつながってきます。

 

楽しみを増やしたり、余暇を楽しんだり、良質な睡眠をとったり運動をとりいれたりしながら、ストレスと上手に付き合っていくことも、健康寿命を延ばすことにつながります。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

長生きしたくないと思う若者が増える中、色んな世の中の動きと、変わってゆく体の変化、皆、進んでいく方向は同じです。

 

しかしいかに充実し、いろんなことに挑戦していくことで、健康で楽しく、長生きまたは短くても充実した人生を送っていこうという意識をもってこうどうすることで、いい方向へ変えられることもたくさんあると思います。

 

健康寿命を延ばし、最期は楽しかったといえる人生になるよう考えてみませんか?

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