「あなたおっちょこちょいね。」と言われている女性って周囲にいませんか?

そそっかしいことやったり、慌てていたりと、少し愛嬌がある表現です。

これって長所と言われるとどっちかなという感じです。

 

もしかしたら病気だったらと思うと少し考えなくてはいけません。

今回は「おっちょこちょい」について考えてみましょう。

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おっちょこちょいの言葉の意味とは

 

落ち着いて考えないで、軽々しく行動すること。また、そのさまや、そういう人。(引用:コトバンクより)

 

意味としてはこんな感じです。

あまり頭を使うことが得意でない人のことでしょうか。

よく考えて行動する人はおっちょこちょいと言われませんね。

 

おっちょこちょいの語源はコレ

 

おっちょこちょいは、「おっ」「ちょこ」「ちょい」からなる語と考えられます。

 

「おっ」は、驚いた時などに発する「おっと」と同じ感動詞「おっ」、もしくは接頭語の「おっ(御)」で後に続く「ちょこちょい」に合わせたもの。

「ちょこ」は、あちこち動き回る様子を表す「ちょこちょこ」の「ちょこ」。

「ちょい」は。僅かなことや簡単にできるさまを表す「ちょいと」と同じ「ちょい」。(引用:語源由来辞典より)

 

おっちょこちょいは22の類語に言い換えれる

 

類語としてどういった表現になるのでしょうか。

・ドジ

・間抜け

・気が早い

・軽薄な

・うっかり者

・慌てん坊

・落ち着きがない

・そそっかしい

・粗忽者

・せっかち

・頓馬な

・よくミスをする

・早とちりの多い

・軽率な

・拙速の

・軽はずみな

・そそっかしい

・鈍臭い

・ケアレスミスの多い

・うっかりミスが多い

・要領が悪い

・愚図な

これだけの類語があります。

集中力や注意力が足りなかったような行動が多いと言えますね。

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おっちょこちょいが長所なのは女性だけじゃない!12の特徴

 

おっちょこちょいな人の特徴をいくつか挙げてみます。

・相手の話を最後まで聞いていない

・自己評価が低い

・集中力が続かない

・注意力が散漫

・よく慌てる

・確認不足

・何事も大ざっぱ

・ 物忘れがひどい

・オロオロしている

・だらしない

・責任感がある

・ポジティブシンキング

など女性だけではなくて男性にもいえることばかりです。

女性だからというのは関係ないと言えます。

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おっちょこちょいな人には3つの原因があった

 

原因について考えてみましょう。

 

1つ目として「家庭環境」です。

親が自営業で飲食店経営などですと、かなりせっかちになります。

お客様の回転率を上げるためにかなり忙しいでしょう。

 

2つ目として「大雑把な性格」です。

細かいことまで配慮できないのでどうしても詰めが甘くなります。

時間管理も苦手なので、時間ギリギリになってようやく動き出したり、行動に出るので余裕がありません。

よって判断能力が低下してミスやトラブルに繋がってしまいます。

 

3つ目として「怖がりな性格」です。

パニックを起こしやすいので冷静な対応ができません。

これではうまくいかないことも多く周りも付き合いづらいのです。

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おっちょこちょいな人にも向いている仕事を診断

 

おっちょこちょいな人にはどういう仕事が向いているのでしょうか。

おっちょこちょいは悪い面として捉えてしまうとダメなように見えますが、それが生きるようなことに使えれば長所になります。

また自分がおっちょこちょいと認識することでダメな部分とうまく付き合えたり、克服できたりするとよりよくなっていくでしょう。

 

全般的に言えるのは、接客頻度が少ない職業がいいでしょう。

お客様と接するときにおっちょこちょいだと信頼を獲得するのが難しい場合があります。

 

接客頻度が少ない職業とは例として、ライター、デザイナー、WEB系エンジニア、絵描き、ユーチューバーなどクリエイトで自分のスキルを生かす職人的なものだと能力を発揮しやすいでしょう。

得意分野なので慌てることも少ないでしょう。

 

おっちょこちょいを治す5つの方法

 

おっちょこちょいを治す方法を紹介します。

おちょこちょいが全て悪いわけではありませんが、それが悪く出てしまうのであればそこを認識することも考えてみてもいいでしょう。

 

 

集中力をあげる

集中力というのは、その物事に興味がない、注意していないということです。

歩いているときによく人や物にぶつかったり、周囲に気を配ったことができないというのは意識していないからです。

 

最初は意識することから始めます。

そうするとだんだんと意識せずにできる時が来ます。

これは無意識でできるようになったということですが、最初からこの状態にはなりません。

 

歯を磨くのが習慣になっている人は最初は意識していたはずですが、そのうちやらないと気が済まなくなります。

これはもう無意識に刻み込まれているから意識しなくてもやるのです。

集中力がないならそこに意識を向けてみて興味を持ってみましょう。

 

興味が沸かない人は、「なぜこの物事があるのだろう?」「なぜみんなこれを使うのだろう?」「いったいこれは何のメリットやデメリットがあるのだろう?」「私にとってこれはどんな有益、不利益をもたらすのだろう?」といろいろと思考してみるといいでしょう。

自分の生きている世界に存在するものですから、なにかしら接点があるのです。

知ることで新たな発見があり自然と興味が沸いてくるでしょう。

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人の話をしっかりと聞く

人の話をしっかり聞けないというのがおっちょこちょいの人の特徴です。

集中力が続かなかったり、概要だけを聞いてわかったつもりになって相手の話を遮って意見を言ってしまったりします。

それで相手は話が終わっていないので満足できず、無礼な人だなという印象さえも与えてしまいます。

 

また大事なポイントを聞けずに理解が不十分にもなり、勘違いも起きやすくなります。

対策として、メモをしっかりと取り、話していることを最後まで書き、最後に要点を纏めるということをするとすごく頭が整理されます。

そして不明点は質問をするようにすると相手のことをよりよく理解することに繋がり、相手も発見や気づきがあり相互理解が深まります。

 

忘れっぽいことを意識した行動をする

大事な約束を忘れていた、仕事で頼まれたことを期日まで気づかなくて遅れたなどこういったことが頻発したら周囲との信頼関係は薄らでいきます。

そうならないためには自分の記憶はあてにしないことです。

 

必ず外部記憶を利用する。

 

外部記憶とは、メモや周囲の人と情報を共有することです。

メモしたら自分が常に見れる環境に置くことです。

付箋を利用したら常に作業するPCや机に貼っておく、または手帳に書いて毎日見る、携帯やアプリのアラーム機能などで工夫しましょう。

 

深呼吸して落ち着く

慌てやすいのがおっちょこちょいの人の特徴です。

慌てると脳が正しく使えません。

IQが下がります。

そうなると冷静でないのでいつもしでかさないとんでもないミスをしやすくなります。

 

冷静になるためには深呼吸するといいです。

緊張している時に深い呼吸をすると気分がゆったりとしてきます。

息を吐くとき副交感神経が優位になります。

そうするとリラックスしてきます。

呼吸は手軽です。

 

他にもチョコレートを食べたり、アロマの香りを嗅ぐだりすることでリラックス効果がありますので試してみるといいでしょう。

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自己評価を高める

おっちょこちょいの人は何かと今まで生きていて、その性格を指摘され、叱られた経験などもあります。

自分でも気を付けているのですが、同じミスやトラブルを起こしてしまい「またやってしまった」と後悔することも少なくありません。

その度に「自分はなんてダメなんだ」と自己否定をしてしまいます。

 

自己評価をと高めるのは「また失敗したよ。」とありのままの自分を受け入れることです。

そして自分のいい点も認めることです。

 

全部が悪い点ではなかったはずです。

小さくても達成したところがあったと思います。

そこを評価します。

そうすることで自信を少し取り戻せます。

 

そして再発防止をどんどんと強化していけばいいのです。

チャレンジしないと失敗もありません、そして成功には失敗が必要です。

 

おっちょこちょいに多い病気の発達障害とは

 

おっちょこちょいな人には発達障害を持っている人がいます。

代表的なのはADHD(注意欠陥多動性障害)です。

不注意、多動性、衝動性の3つの要素が見られる発達障害のひとつです。

 

子供だけでなく、大人にもこの症状があるケースもあります。

子供のときから悩まされていて大人になっても改善されずにうまく生活することが困難な状況で大人になってから発見されることもあります。

 

症状や特徴

多動性

職場や学校では貧乏ゆすりや机を指先で叩くなどのくせがあったり、会議中や仕事中や勉強中に落ち着かずにそわそわしてしまったりします。

家庭では家事をしているのに、別のことに気を取られやすかったり、おしゃべりに夢中になって注意が散漫だったりします。

人間関係では、自分のことばかり話してしまったり、話し出すとずっと話してしまったりします。

 

 

不注意

職場や学校で会議や仕事や勉強などに集中できなかったり、仕事や課題に必要なものを忘れたりします。

家庭では部屋が片付けられなかったり、家事や金銭の管理が苦手だったり、外出の準備がいつも間に合わなかったりします。

人間関係では約束を忘れてしまったり、人の話を集中して聞けなかったり、約束の時間にいつも間に合わなかったりします。

 

衝動性

職場や学校で会議中や授業中に不用意な発言をしてしまったり、周りに相談せずに独断で重要なことを決めてしまったりします。

家庭では言いたいことを我慢してイライラしたり、衝動買いをしたりします。

人間関係ではささいなことでも怒ってしまったり、衝動的に人を傷つけるような発言をしてしまったりします。

 

診断する場所は?

 

上記のような症状がある場合は、一度精神精神科を受診してもいいでしょう。

専門医に診てもらうことが第一歩です。

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