導入文 能力の違いなど一般的には脳の働きによって変わってくると言われています。
例えば私たちに馴染み深いものは「右脳」「左脳」という言葉ではないでしょうか。
脳科学的、心理学など医学的な視点から見ればもっと具体的な世界が広がっていますが人や自分の能力について知りたいと思ったとき手っ取り早く知ることのできる判断材料の1つになります。
「右脳の人はこういうものが得意」「左脳の人はこういうことが苦手」など一度は耳にしたことがあるかと思います。
どちらにせよこの右脳、左脳という判断や真実味のあるものなのかを解説していきます。
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目次
右脳と左脳の役割の違い
世界ではほとんどの人が右利きと言われています。
左利きの人もよく見かけますが世界的に見ると全体の10%ほどです。
さらに考古学的なデータによると5000年前の人間の9割は右利きだったとされいるそうです。
そして右利きが圧倒的に多いのは人類だけに見られるようです。
人類は二足歩行を始め言葉を話すようになったり、道具を使うようになってから左脳を使うことが多くなり、右利きが増えたと言われています。
利き腕は全て右脳、左脳のどちらが発達しているのかが大きく関係しています。
それではそれぞれの脳の働きを解説します。
右脳
右脳は空間認知能力、図形力、直感力を司っています。
五感で感じた直感力を総合的に判断して音楽、芸術に優れています。
五感を司る動物的な脳と言われています。
左脳
左脳は言語力や計算力、物事の分析力に優れています。
科学的で現実的な考えを持つ傾向にあります。
左脳は思考や論理を司る人間的な脳だと言われています。
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働きの割合が違う!右脳派と左脳派の4つの特徴
右脳は理系脳
右脳のイメージからすると五感を司る芸術や絵画などイメージは文系脳のイメージが根強い右脳ですが実は理系なんです。
なぜなら直感で物事を考えて、処理する能力に優れているということは現実の原因を追究し、明らかにするという考えができるのは右脳の優れた能力だと言えるからです。
左脳は文系脳
一方で左脳は実は文系脳になります。
それはやはりコミュニケーション能力や感性があってもことが難しくなるとうまく考えられない特徴があります。
想像力をうまく働かせる現実理解の思考が文系脳の特徴です。
より多くの可能性があるかもしれないと臨機応変な思考ができることが文系脳は考えることができます。
よく夢を見る人は右脳派
普段夢を見る人とあまり見ない人がいます。
夢を見ることはやはり右脳の直感力をが働いている証拠だと言えます。
イメージする力はやはり右脳の特徴です。
逆に左脳派の人はあまり夢を見ないと言われています。
バイリンガルの人は左脳派
言語習得は文系脳の最大の特徴です。
左脳というと計算力や暗算力の高さのイメージが強いですが言語習得にも大きな特徴があります。
特にたくさんの言語を覚えることは左脳の働きが活発と言えるでしょう。
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右脳と左脳のバランスが悪いときは4つの症状に要注意
ストレスが蓄積される
仕事などで左脳を使うことが多いですが休日はずっと寝ている場合には左脳の機能しか使っていないことになり脳がしっかり休めていない状況になります。
バランスよく脳を使うために笑ったり、楽しいことをするとバランスが良くなります。
脳の老化
昔のことは覚えていても、つい最近のことはすぐに忘れてしまうという経験はありませんか。
昔のことを覚えているのは右脳の機能だと言われています。
最近のことを覚えられないのは左脳を使いすぎていてバランスが悪くなっているからです。
暗記が難しい
一夜漬けで何かを記憶することが難しくなってきます。
それは左脳が言語脳ですので分析結果や情報処理能力の速度も容量も小さいため、新しい記憶が入ると上書きされてしまいます。
リラックスできない
よく「脳が休まらない状態」と表現されることもあります。
それはやはり日常生活のなかでどちらかの脳を使いすぎているために興奮している状態になります。
脳のこのバランスの悪さを放っておいてしまうと心理的な面で病んでしまったり、疲れてしまう原因にもなります。
そうならないためにもバランスよく気分転換をすることは大切です。
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右脳派と左脳派を腕組みでテスト!4つのタイプに診断
まず両手を交差して組んでみてください。
このとき1番上にくる親指が右か左かどちらかで確認することができます。
右脳右脳タイプ
全てにおいて直感やひらめきでなんとかしようとするタイプで感情や感覚をとにかく重視しているため、決まっている単純作業をやり続ける作業が苦手な人。
右脳左脳タイプ
このタイプは選択肢は2つ。
1か10しかないと言っても過言ではない完璧主義者タイプ。
何かうまくいかないことがあると途端にやる気がなくなってしまうタイプ。
左脳右脳タイプ
とにかく個性的なタイプで独自の基準を持っている人。
こだわりが強いので物事を決めることに時間がかかるタイプ。
左脳左脳タイプ
石橋を叩きすぎて渡れない。
真面目でで何事にもコツコツ取り組むタイプ。
空間認知能力が苦手。
スペースを有効活用することが難しいが整理整頓や決まっていることをきっちり繰り返す細かな作業が得意なタイプです。
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右脳と左脳は男女で位置バランスが違った
男女差で脳の違いがあります。
男性は女性よりも空間把握能力に優れていると言われています。
女性は男性よりも言語習得能力に優れて言われています。
そして大きな違いは男性は本能や直感力に優れていて、直感的に物事を判断して処理する能力に優れていますが、一度にたくさんのことを一緒にやることができません。
一方女性の場合は何かをしながらまた別のことができるという能力があります。
それは脳の作りから違っているんです。
それは右脳と左脳を結ぶ器官が太く発達しているため両方の脳をバランスよく使い分けることができるのです。
一方で男性にはその期間が細いため優先順位をつけ、1つのことに集中するようにできているのです。
右脳と左脳の働きは利き顔にもあらわれる
さらに人間の顔というのは左右非対称になっています。
利き脳の違いによって顔の表情や形、も変わってきますし、左側と右側で相手に与える印象も変わってくるのです。
顔の左側には右脳でコントロールされているので左側の顔を見ると本音がわかるとまで言われています。
反対に顔の右側は左脳にコントロールされているために 理性的な顔つきになると言われています。
感情を司るのが右脳であり、その人の感情や人間性が素直に現れるため左側の顔には暖かい印象を与えるのです。
逆に右側はその人の基本的な性格が出やすいと言われているため、冷たい印象を与えるのです。
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絵も上達する?右脳と左脳の4つのトレーニング方法
左脳の場合
計算問題や論理的思考問題を取り組むことによってトレーニングすることができます。
右脳の場合
独創的な発想する問題や空間認知問題でトレーニングする他にも折り紙や工作なども右脳ののトレーニングにはとてもよいです。
最後に右脳と左脳は人それぞれによって個性があるものです。
「右脳だからこれが不得意で得意」は統計的な事実に基づいています。
どちらが発達していたとしてもあまりうまく使えなかったとしても自分にあったトレーニング方法を見つけていくことが重要です。
やはりバランスが悪いと精神疾患を患ってしまう危険性もなきにしもあらずになってしまいます。
そうならないためにも脳を休めるということで普段使っていない脳を活性化させていくことはとても良いことです。
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